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調理家電
2023/7/4 19:00

忙しいけど食卓を彩りたい人必見! プロが選んだタイパ調理家電10選

ここでは、 忙しい現代人の強い味方であるタイパ家電の中でも、ながら調理や時短調理で食生活をもっとリッチにしてくれる「キッチン家電」をプロがセレクト。Time is money、時は金なり。家電を賢く利用してパフォーマンスアップしちゃいましょう!

※こちらは「GetNavi」2023年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが選びました!

 

【その①】レンジ→グリルの自動切り替えで本格料理を手間なく作れる!

象印マホービン
EVERINO オーブンレンジES-GT26

レンジ機能からグリル機能へ自動切り替えができるなど、独自の温度コントロール技術による調理機能や時短メニューを搭載。「ボウルセット」付属で、下ごしらえから調理、保存まで手軽に料理を仕上げられる。

SPEC●庫内容量:26 L●定格消費電力:レンジ1420W、オーブン1295W、グリル1020W●オーブン温度:100〜250℃●サイズ/質量:W487×H370×D454mm(ハンドル含む)/17.5kg

↑レンジで芯まで熱を通し、グリル機能に自動切り替えする「レジグリ」。ハンバーグは約13分で完成

 

↑下ごしらえ済みの食材をボウルに入れ、角皿下部にセットする「うきレジ」。食材上部と下部の温めムラを軽減可能だ

 

<プロのコメント>

「中まで火を通せるけど焼き目が付かないレンジ調理と、焼き目は付くけど中まで火を通しづらいグリルを連携させた『芯までレジグリ』機能が圧倒的に便利。手間なくおいしく作れます。」(安蔵)

 

「“レンジ0グリル”の自動切り替えは、ありそうで意外となかった機能。温めた食材を取り出して、グリル用に再セットといった工程が省けるのでエフォートレス(手間いらず)です!」(山田)

 

【その②】自動かき混ぜ&予約機能で“ほったらかし調理”できる!

シャープ

水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」 KN-HW24G

食材の分量や状態に合わせて自動かき混ぜを行う「まぜ技ユニット」搭載。無線LAN接続で400以上のクラウドメニューからユーザーに最適なメニューを提案してくれるのもありがたい。

SPEC●調理容量:2.4 L●満水容量:4.7 L●定格消費電力:800W●設定温度(発酵・低温調理):35〜90℃●最大予約設定時間:15時間●保温:最大12時間●メニュー集掲載数:145●サイズ/質量:約W345×H256×D305mm/約5.8kg

 

↑材料を入れボタンを押すだけで完成までワンストップ。食材の衛生面に配慮しつつ最大15時間の予約調理ができるのも魅力だ

 

↑付属のトレイを使うと、上段(写真左)で蒸し料理、下段(写真右)で煮物や汁物など、2種類のメニューを同時に調理できる

 

<プロのコメント>

「自動かき混ぜ調理と予約調理という本機ならではの機能に加え、小容量モデルに搭載していた「2段同時調理」機能が大容量モデルにも。たくさんの料理を手軽に作れるようになりました。」(安蔵)

 

「子育てと仕事、家事と忙しい日々を支えてくれたのがコレ。主菜から副菜、時間のかかる低温調理や発酵調理もほったらかしで作れるので、料理にかける時間と労力がグッと減りました。」(田中)

 

【その③】時短炊飯器としても優れる洗練デザインの電気圧力鍋

A-Stage
Re・De Pot (リデポット)

最大1.8気圧(83kPa)の高圧を実現し、炊飯や本格煮込み料理を時短調理できる。コンパクト設計、かつインテリアに馴染みやすいエレガントなデザインも魅力。蓋が外せるので料理を鍋ごと食卓に出してもOKだ。

SPEC●調理容量:1.2 L●最大炊飯容量:0.8 L(4合)●予約:最大12時間、1時間刻み(圧力調理、炊飯のみ)●サイズ/質量:W288×H244×D222mm/約2.8kg

↑最大1.8気圧の高圧での吸水・蒸らしにより、ごはんもふっくら。たった25分で炊けるのに、十分おいしい!

 

↑操作系統はシンプル。自動モードは番号とスタートボタンを押して実行。基本のレシピ数も豊富だ

 

<プロのコメント>

「子守りの合間を縫って食事を済ませることが多く、ごはんをおいしく早炊きできるRe・De Potにはとても助けられています。時間のかかる煮込み系料理も本格的な味に仕上がりますよ。」(青木)

 

【その④】豊富な温度設定と保温機能搭載でタイパ抜群!

ティファール
アプレシア ロックコントロール KO8401JP

約68秒というハイスピードでカップ1杯ぶんのお湯が沸かせる。40〜100℃までの間で8段階の温度設定ができて、一度沸かしたお湯は最大60分まで保温可能。2杯目のお茶も沸かし直しの手間なく飲める。

SPEC●容量:800ml●定格消費電力:1250W●温度設定: 8段階●コーヒー1杯ぶんの沸騰時間(144㏄/沸騰100℃まで):1分8秒●サイズ/質量:約W170×H210×D220mm/約1.27kg

 

↑加熱温度を40〜100℃まで8段階から設定可能。緑茶は70℃、紅茶は100℃など最適な温度で淹れられる

 

↑蓋を完全に取り外せて、手入れがしやすい。「ウルトラポリッシュ底面」採用で、水アカも付きにくい設計だ

 

<プロのコメント>

「『あっ! という間にすぐに沸く』魅力は健在。しかも湯温を8段階で設定可能で、狙った温度で注げる。水アカが付きづらく、洗いやすい構造でお手入れ時間も節約できます。」(小林)

 

【その⑤】業務用レベルの急速冷凍とアプリでの在庫管理機能が秀逸

パナソニック
「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 NR-F609WPX

業務用レベルの急速冷凍機能「はやうま冷凍」搭載で、食材本来のおいしさをそのままに保存可能。冷凍保存した食材の霜付き・乾燥を抑える「うまもり保存」も優秀だ。おいしさをキープできて、フードロス削減にも役立つ。

SPEC●定格内容積:600L●定格消費電力:電動機90W、電熱装置203W●機能:全室ナノイーX、AIエコナビ、庫外湿度センサーなど●サイズ/質量:約W685×H1828×D745mm/116kg

 

↑集中シャワー冷却で、粗熱とりをスピーディに行える。下味付けも短時間で味が染み込みやすく、弁当作りも時短できる

 

↑同梱の「重量検知プレート」に食品を置いておけば、専用スマホアプリから庫内のストック残量確認ができる

 

↑大風量の冷気で急凍することで食材の霜付きを防ぎ、食感をキープ。解凍・加熱後のおいしさもグンとアップ!

 

<プロのコメント>

「食材を長持ちさせる機能も注目。特に新搭載の『うまもり保存』は約1か月間おいしさをキープ。まとめ買いしてもおいしいままなので、買い物の頻度を減らせてタイパ面で効きます!」(山田)

 

「出先で『卵あといくつ残ってたっけ?』などと考えることが多いので、アプリで残量確認ができるのはかなり便利! 買い忘れも防げて、もう一度買い物に走るなんて手間がなくなります。」(青木)

 

【その⑥】新機能が追加されレパートリーがさらに豊富に!

ライフオンプロダクツ
PRISMATE(プリズメイト)
サラダチキンメーカー グランデ 楽しく使えるWEBレシピ付 PR-SK044

人気のサラダチキンメーカーに、スチーム調理と炊飯機能が追加。サラダチキンは最短20分、温野菜は15分で調理可能だ。600g程度の肉が2枚一度に調理できる大容量で、作り置きにも便利。

SPEC●消費電力:約550W●満水容量:約1.7 L●耐熱温度:鍋約260℃、蒸しトレイ、本体約110℃●サイズ/質量:約W265×H160×D240mm/1.55kg

 

↑鍋に水を入れて付属のトレイに食材を乗せれば、蒸し料理が作れる。鍋とトレイで2品同時調理も叶う

 

↑2合までの炊飯が約30分で可能。ウェブレシピでは混ぜごはんや雑穀米のレシピも紹介されている

 

<プロのコメント>

「低温調理の際にあらかじめ肉に塩を振って一晩寝かせる手間がないので、前日から計画を立てなくても調理できます。ゆで卵やゆでブロッコリーを同時に作れる一石三鳥ぶりもナイス!」(田中)

 

【その⑦】幅広い温度と時間設定可能で1台6役で使える多機能モデル

テスコム
低温コンベクションオーブン TSF61A

トーストのほか、低温調理やフードドライ、ノンフライ調理など6つの調理モードを搭載。35〜230℃の幅広い温度域と最長12時間までの使用可能時間を実現し、ビーフジャーキーやヨーグルト、グラタンなど様々な料理が作れる。

SPEC●消費電力:1200W●モード:トースト、高温、低温など6種●温度調節:低温10段階(35〜90℃)、高温10段階(100〜230℃)●サイズ/質量:約W345×H240×D410mm/4.7kg

 

↑「低温ファンあり」モードでは、6時間程度で自家製ドライフードが作れる。素材の味がギュッと凝縮されておいしい

 

↑おいしそうな焼け目や焦げ目を付けられる「上火グリル」モードも秀逸。料理の仕上がりがワンランク上がる!

 

<プロのコメント>

「ドライフードを手作りできるのに加え、お湯を使わず食品用耐熱ポリ袋で低温調理できるのが良い。ペットに安全なおやつを作ってあげたい人にもオススメです。」(安蔵)

 

【その⑧】ハーフサイズなので“ながら食べ”にもちょうど良い!

ラドンナ
Toffy ハーフホットサンドメーカー
1枚の食パンを折りたたむスタイルでホットサンドが作れる。2枚の食パンで作るホットサンドが主流だが、“ちょっと量が多い”という人に最適だ。着脱式の交換プレートを採用しているタイプ(9900円)も展開。

SPEC●定格消費電力:500W●サーモスタット機能:あり●焼き時間目安:約4分●電源コード長:約0.7m●サイズ/質量:約W167×H96×D220mm/約0.75kg

↑好きな具材を入れて挟むだけで、食べきりサイズのハーフホットサンドが完成。スナック感覚で楽しめる

 

↑コンパクト仕様で、使わないときは立てて置いておける。レトロなデザインも可愛らしく、キッチン映えする

 

<プロのコメント>

「コーヒーを飲みながら片手でホットサンドを食べる “ワンハンドスタイル”が可能。ホットサンドは約4分で完成し、お手入れも濡らしたペーパーなどで拭き取るだけと手短に済みます!」(青木)

 

【その⑨】パワフルモーター採用で食材の下ごしらえをスピード化!

ブラウン
マルチクイック 9 ハンドブレンダー MQ9195XLS

「つぶす」「混ぜる」という基本機能に加え、「きざむ」「スライス」「せん切り」「泡立てる」「こねる」などができるハンドブレンダー。独自開発のハイパワーモーターは、アボカドの種も一瞬で粉砕可能だ。

SPEC●消費電力:500W●定格時間:2分(ブレンダー)、6分(泡立て)●付属品:本体、フードプロセッサーなど●サイズ/質量:W65×H410×D70mm/約1.03kg

 

↑フードプロセッサー用アタッチメント「ダイサー」を同梱。手間がかかる野菜や果物のダイスカットが素早く仕上がる

 

↑500Wのパワフルモーターを搭載。握る力を変えるだけの直感操作で、稼働スピードを無段階で調節できる

 

<プロのコメント>

「つぶす・混ぜるの基本機能も優秀ですが、チョップドサラダを作れる『ダイスカット』機能が圧倒的に便利。包丁で切ると結構手間がかかりますが、一瞬で野菜をさいの目切りできます!」(安蔵)

 

【その⑩】時短調理に一役買うシンプル&コンパクトなチョッパー

ラッセルホブス
4ブレード ミニチョッパー7820JP

高さ22㎝ほどのミニサイズ&厳選された機能を備えたお買い得チョッパー。2段階のスピード切り替えで肉や野菜などの食材を調理できる。シンプルでスタイリッシュなデザインも好印象だ。

SPEC●最大内容量:0.5L●消費電力:300W●回転数:約3000〜4500回転/分●定格時間:30秒●電源コード長:1.7m●サイズ/質量:約W185×H220×D155mm/1.7kg

 

↑2層4枚刃。カッター刃には錆びにくいステンレス製素材採用で、手入れも簡単だ。保護カバー付きなので取り外し時も安心

 

↑小型ながら300Wのモーター搭載で、ミンチやすり身もすぐに仕上がる。調理時間を大幅に短縮できてうれしい

 

↑ジャガイモやニンジンなど硬めの食材はHIGH(高速)モードで。数秒でペースト状になり、時短でスープが作れる

 

<プロのコメント>

「多機能ではないぶんシンプルに使えるモデル。ちょっとしたみじん切りで愛用中です。アッという間に料理の下ごしらえが完了するので、我が家に欠かせない存在になっています。」(田中)