家電
2016/11/30 21:34

美容の大敵は「石けんカス」だった! 「シャワー用軟水器」発表会で知る「軟水を使うメリット」

11月30日、キッチンや浴槽などを手がけるヤマダ電機グループのハウステックが、シャワー用軟水器の新製品「アクアソフト」を発表しました。とはいえ、「えっ、シャワー用軟水器の新作が出たの? 欲しい!」という人は少ないのではないかと存じます。そもそもシャワー用軟水器とは何か、軟水にすると何がいいのか、わからない人のほうが多いはず。そこで今回は、「シャワー用軟水器って何?」というそもそも論を含め、新製品の魅力に迫っていきましょう。

 

シャワーの水を軟水にすると潤いが保てる

従来の軟水器は水道配管などの工事が必要な製品が多く、工事不要な製品でも本体のサイズが大きいため、設置が不便だったとのこと。一方、今回発表された「アクアソフト」は、ジョイントを使用してシャワーのホースに接続するだけで設置可能。また、バスルームにおいても邪魔にならないコンパクトサイズなので、設置が容易なのが特徴です。本機は全国のヤマダ電機とヤマダウェブコムなどで12月1日に発売。価格は税抜き5万1800円です。

↑スタイリッシュなデザインの本体
↑スタイリッシュなデザインの本体

 

↑上部に設置されたバルブにホースを接続します。
↑幅12×奥行23×高さ25cmのコンパクトサイズ。上部に設置されたバルブにホースを接続します

 

水には硬さを表す「硬度」というものがあり、こちらは水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表す単位です。国や地域によって水道水の硬度が違っており、硬度が高いと「硬水」、低いと「軟水」と呼ばれます。

 

アクアソフトは、このカルシウムやマグネシウムを取り除くことにより、硬水を軟水に変える軟水器です。本来、水道または給湯器から直接出てくるお湯や水を、アクアソフトによって軟水化し、シャワーとして使用することができます。

↑「イオン交換樹脂」というフィルターを通すことで軟水化します
↑「イオン交換樹脂」というフィルターを通すことで軟水化します

 

水の硬度が高いと、髪や体を洗う際の石けんが粒状になりやすく、お湯ですすぐと石けんカスとして、髪や肌に残りやすくなります。肌に残った石けんカスは、つっぱりやかゆみなどを引き起こすだけでなく、水分の蒸発を促進し、乾燥しやすくなるとのこと。その点、軟水だと石けんの泡立ちがよく、カスになりにくいので、髪や肌の潤いが保てるといいます。

 

また、軟水を使うと、化学成分を含まない純石けんでも泡立ち良く使えるので、敏感肌の人や赤ちゃんでも安心して使うことが可能。さらに、お風呂場の水栓や鏡にこびりつく白い水垢ができにくく、掃除もラクになるといいます。軟水にすると、いろいろなメリットがあるわけですね。

↑アクアソフトで生成した軟水で実際に手を洗ってみたところ、しっとりとしたことを体感できました
↑アクアソフトで生成した軟水で実際に手を洗ってみたところ、しっとりとした感触を体感できました

 

工事不要で設置できメンテは塩水を流すだけ

アクアソフトは設置が簡単なのが特徴の一つです。業者による配管工事などは不要で、ホースとジョイントを使用して、購入者自らが設置できます。また、本体サイズがコンパクト設計なので、狭いバスルームにも設置が可能です。

↑実際の設置例
↑実際の設置例

 

↑シャワーホースが接続されている部分にジョイントを組み込んでアクアソフトに配管します
↑シャワーホースが接続されている部分にジョイントを組み込んで、アクアソフトに配管します

 

フィルターは水400ℓを使用すると、メンテナンスが必要になります。メンテナンスといってもフィルター交換や清掃は不要で、「フィルターの再生化」と呼ばれる作業を行います。

 

フィルターの再生化とは、食塩120gを1ℓの水に溶かし、本体に流し込むだけ。流し込んだ食塩水が排水されれば、フィルターが軟水化性能を取り戻し、メンテナンスは完了となります。フィルターの寿命は8年程度で実質的に交換不要です。本機は設置、メンテともに手軽にできることから、髪や肌が気になっている女性をターゲットとしているとのこと。少しでも若さや美しさをキープしたい高感度な層には、魅力的な商品でしょう。本機の登場により、シャワー用軟水器の存在がより身近になるかもしれませんね。

↑本体上部の給水口から食塩水を流し込みます
↑本体上部の給水口から食塩水を流し込みます

 

↑給水口の奥に見えるのが「イオン交換樹脂」と呼ばれるフィルターです
↑給水口の奥に見えるのが「イオン交換樹脂」と呼ばれるフィルターです

 

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