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2023/8/29 19:00

【夏の大掃除】「もっとだ…もっと使いたい」編集長がケルヒャー「窓用バキュームクリーナー」の中毒性を大いに語る!

当サイトでは、「大掃除って、冬じゃなくて夏にしてもいいでしょ。水を使う掃除の場合は、暑い季節のほうがいいし」といった立場から、家電や便利グッズを使った「夏の大掃除」を提唱している(詳しくはコチラ)。そして、大掃除といえば、窓ふきを思い浮かべることが多いはず。そこで今回は、窓ふきに役立つケルヒャー「窓用バキュームクリーナー WV 1 プラス LR」(以下窓用バキュームクリーナー)をレビューしていこう。

↑窓用バキュームクリーナー WV 1 プラス LR SPEC●汚水タンク容量:100ml●充電時間:約150分●清掃幅:250mm●連続使用時間:約25分●最大清掃可能面積:70m2(窓ガラス約23枚分)●サイズ/質量:W250×H275×D130mm/0.5kg

 

使用感は軽くてスムーズ

「ケルヒャー」といえば重くてゴツくて高性能な高圧洗浄機……という先入観があると思うが、今回の窓用バキュームクリーナーは本当にコンパクトで、家電というよりはむしろ“雑貨電”に近い。まあ、雑貨というには価格帯がやや高いが、「ケルヒャーってこういうのも出してるんだ」という驚きはあるのではないだろうか。

 

窓用バキュームクリーナーは、その見た目を裏切らず、使用感も軽くてスムーズ。思い立ったらすぐに掃除に取りかかれる機動力がポイントだ。あらかじめ充電しておけば、サッと使えるのがいい。

 

使い方は、同梱のボトルに水と洗剤を入れ、シュッシュと窓にスプレー。洗剤を装着してあるワイプパッドで塗り広げて汚れを浮かせ、最後はバキュームクリーナーで汚水を吸引すれば終わり。非常にシンプルな使い方だが、仕上がりはやっぱりケルヒャー。ピカピカで水滴や洗剤の拭き跡はまったく残らない。バキュームクリーナーは往復させる必要もなく、上から下へスーッと動かせば1回でキレイになるから乾拭きも不要。魔法のような感覚だ。

↑ベランダのガラスに使用。まずはワイプパッドの下のスプレーで洗剤を吹き付け、ワイプパッドで洗剤を広げて汚れを浮かせる

 

↑バキュームクリーナーで洗剤ごと汚れを吸引すればOK

 

↑掃除した左側は、汚れが落ちてガラスの存在がわからないほど透明に!

 

驚いたのが、我が家の窓がそんなに汚くなかったが、それでもさらにキレイになったこと。実は今回のレビューの少し前に掃除をしていて、「まだ汚れていないだろう」と思っていたのに、予想を超えてバキュームクリーナーの汚水タンクに濁った水がどんどんたまっていく……。例えばこれが半年ぶり、1年ぶりの掃除だったとすると、いったいどれだけの汚れが取れるのか……大変な衝撃になるのは想像に難くない。

↑汚水タンクに、汚れた水がみるみるたまっていく!

 

↑バキュームクリーナーをかけた部分(写真左側)は、くもりひとつない最高の仕上がりに

 

ちなみに、我が家はクルマと電車が激しく行き交う場所にある。ゆえに、窓には排気ガスや粉じんと思われる黒っぽいホコリがこびりついているわけだが、ぞうきんで取ろうとすると、ただ汚れが広がるだけ。その点、窓用バキュームクリーナーは汚れを広げることもなく、一網打尽にできるのは「さすが」のひとこと。クルマの窓でも使えるようなので、同様に排気ガスや粉じんで汚れた窓も一気にピカピカになるはず。そちらもかなり気持ちのよい体験になりそうなので、クルマに乗る方にもオススメだ。

 

もうひとつ、浴室の壁や洗面台の鏡にも使えるのもうれしい。力が要らないうえ、窓がキレイになって気持ちいいから、「次もやっちゃおう、もう他にないの?」と遊び感覚で掃除できてしまうのがいい。ひとつ困るのは、掃除後にツルツル、すべすべになった窓をつい触りたくなってしまうこと。手の脂がついてしまうのが難点だ(笑)。

 

猛暑の掃除で使うメリットは大きい!

猛暑の今年でいえば、サッと使えて汗をかかずにいられるのも大きなメリット。エアコンの効いた室内でも使えるし、外でも短時間ですぐ終わる。サッとキレイになるという点で、暑さが大敵となる夏の大掃除にもピッタリなアイテムだ。

 

なお、シンプルな機構だから、準備もお手入れも極めてカンタン。後片付けは汚水を捨て、あとはワイプパッドを洗うくらい。大掃除はキレイにしたところがピークで、掃除用具のメンテや後片付けは億劫なものだが、窓用バキュームクリーナーは手早く後片付けができるから、心理的なストレスが少ない。

↑汚水タンクを取り外し、手を汚さずに汚水を捨てられる

 

最後に、疑問を感じた点を挙げるなら、ワイプパッドの必要性だ。ワイプパッドにはスプレーした洗剤を広げて汚れを浮かせる役割があるが、今回は吹き付けた洗剤を吸い取ってしまい、バキュームクリーナーで吸う液体がなくなってしまうことも。もしかしたら、ワイプパッドは使わなくてもいいのかな……と感じた。ただ、今回は比較的キレイな窓に使ったためワイプパッドの実力を実感できなかったが、本当にしつこい汚れを落とす場合は役に立つのかも。

↑洗剤を入れたスプレーと一体化したワイプパッド

 

もうひとつ気になるのは、専用洗剤の価格がやや高く感じること(20ml×4本で税込990円)。希釈して使用するので、1本あたり250mlで247.5円と価格は一般的な洗剤と同等であるものの、ふだん割安の洗剤を使い慣れた方には気になるかも。また、充電が必要なのも人によっては評価が分かれそう。ただ、コードレスで快適に使えるのは大きなメリットだし、1回の充電で約25分の連続使用ができるので、掃除中に充電が切れる可能性も少ない。

 

掃除を気軽に、楽しくする貴重なアイテム

一時期、窓拭きロボット掃除機が発売されたものの、価格や使い勝手の面から普及は進まなかった。その点、窓用バキュームクリーナーは価格も使い勝手も現実的。窓が想像以上にキレイになって気持ちがいいから、「もっと使いたい」とやる気もアップ。カビの原因になる結露対策もでき、浴室やクルマにも使える汎用性もある。月に1回こまめに掃除する場合にも使いやすいし、半年や1年に1回、大掃除に使ったらすごく気持ちがいい製品だと思う。

 

価格は家電量販店やECサイトで実質6000円ほどとリーズナブル、かつコンパクトで収納しやすいので、大家族から一人暮らしまで幅広いユーザーが持っていて損はない。掃除を気軽に、楽しくしてくれるアイテムというのは貴重なものだ。