ライフスタイル
2017/5/6 13:00

「マンガの壁」にアラフォーの母も歓喜! 親子で「京都国際マンガミュージアム」に行ってみた

ずっと行ってみたい! と思いながら、なかなか訪れる機会のなかった「京都国際マンガミュージアム」へ、やっとやっと行くことができました!  生粋の関西人であれば、神戸も大阪も京都も気軽な日帰り圏内なのでしょうが、関西三都の地理関係がうっすらしか理解できてない関東出身のわたしにとっては、京都は遠い。 さらに、京都は子連れではなく、歴史や神社仏閣に造詣が深い大人女子や、いかにもインテリな男女がしみじみ行く街だという気がしていたのです(個人的な思い込みです)。

 

今回、重い腰を上げて出かけたのは、しばらく前まで「将来の夢はマンガ家」と言っていた娘を喜ばせようと思ってのこと。買うには高いし、地元の図書館はマンガの蔵書コーナーが小さく、小学生向けはさらに数が少ないので「このマンガに特化したミュージアムで、思う存分、マンガに触れさせてあげたい!」という気持ちからでした。

↑地下鉄「烏丸御池」駅からすぐのところにあります。
↑地下鉄「烏丸御池」駅からすぐのところにあります

 

雅な古都京都でマンガ文化に触れる

↑マンガミュージアムのマスコットキャラクター「マミュー」。緑のリボンはふろしきで、中にはマンガが入っているそう

 

「京都国際マンガミュージアム」のある烏丸御池駅は、京都駅から地下鉄で8分ほど。地方からもアクセスしやすい場所にあります。烏丸御池駅からは歩いて2分ほど。京都にくわしくない人でも迷わずにたどり着けるはず……なのですが、わたしはなぜか建物の裏口にたどりついてしまいました。 京都らしく歴史のありそうなミュージアムの建物は、昭和初期に建てられた元・龍池小学校の校舎を改修や増築したものだそう。入り口を間違えたおかげで、小学校だったころの面影を見ることができました。

 

インターナショナルなマンガワールド

裏口から表へ回って入場券を購入し、館内へ。料金は大人800円、小学生は保護者同伴のルールで100円とリーズナブルなお値段でした。 著作権保護のため、館内は撮影禁止です。 入場してすぐのミュージアムショップには、お土産を物色する外国人観光客がチラホラ。マンガグッズの他に、英語やタイ語、フランス語、スペイン語など、人気のマンガの外国語版が並んでいて、まさにインターナショナルなミュージアムのようです。 娘もグッズを見たそうでしたが、ここで立ち止まっていては時間がいくらあっても足りなくなりそうなので「早く行こう」と声をかけて、奥へ進みます。

↑外国人観光客にもわかりやすいMANGAのフラッグが目印

 

レトロなたたずまいの館内を進むと現れるのが、足もとから天井までマンガで埋めつくされた本棚。「マンガの壁」と言われるこの書架には、1970年代から2005年までのマンガおよそ5万冊が並んでいるそうです。古本屋でも見かけない1970~80年代のマンガが読めるのはアラフォーの母にはうれしいところ。「これ、小学校の時読んだ!!!」と盛り上がり、娘に「ふーん」とスルーされてしまいましたが、気にしない、気にしない。

 

「マンガの壁」にあるマンガは館内のどこでも自由に読んで良いらしく、中庭や階段など自分の気にいったところでマンガを読む人たちを見かけました。1階の奥に、寝転んで絵本が読める「子ども図書館」があるので、好きなマンガを選んだら、小学生はここで読むのが安心かも。読みたいものが決まっている場合には、検索機で検索してさがすこともできます。 娘は今はまっているマンガ「フルーツバスケット」を見つけて、集中して読みこんでいました。

↑マンガの神様、手塚治虫の「火の鳥」のモニュメント。2階のメインギャラリーの近くにあります。館内ですが、ここは撮影OK!

 

ミュージアムへは当日であれば、再入場も可能だそうです。遠方から観光におとずれる場合には、お寺に興味がない子どもの息抜きとして京都観光の合間に来ても良さそうです。ただ、ついつい長居してしまうので注意が必要。 わたしも「せっかくの京都だし、マンガミュージアムのあと、お寺に寄ってみようかな」と思っていたのに、気がつくとかなりの時間が経過し、お寺めぐりは次回へくり越しとなりました。「家の近くにあったらいいのに~」という娘の言葉に「うんうん」とうなずいてしまいました。 館内のあちこちにある有名マンガ家さんの原画もじっくり見たいし、週末や休みの期間に行われているマンガ関連のワークショップやイベントにも参加してみたい。親子で同じマンガを読んで、感想を言い合えたら楽しそうだし、また来よう! 「京都国際マンガミュージアム」のおかげで、わたしにとっては敷居が高いと感じていた京都が、少し身近になった気がしました。

↑昭和のはじめに建設された龍池小学校の校舎を利用したミュージアム外観。晴れた日には校庭に寝転んでマンガが読めるとか
↑昭和のはじめに建設された龍池小学校の校舎を利用したミュージアム外観。晴れた日には校庭に寝転んでマンガが読めるとか

 

施設情報

施設名
京都国際マンガミュージアム
住所
京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
電話
075-254-7414(代)
アクセス
京都市営地下鉄 烏丸線・東西線 烏丸御池駅2番出口 徒歩2分
駐車場
なし
開館時間
10時~18時(最終入館時刻:17時30分)
休館日
毎週水曜日(休祝日の場合は翌日)、年末年始、メンテナンス期間
入場料
大人800円、中高生300円、小学生100円(小学生未満は無料) ※小学生以下は必ず保護者同伴のこと。
ホームページ
https://www.kyotomm.jp/

 

【執筆者】

シラヤナギリカ(しらやなぎりか)

神戸に住んで6年目のエディター・ライターで、小学生の女の子の母。子育てフリーペーパー「リトルフロッグス」を不定期で発行しています。

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