2017年は大政奉還から150年となる節目の年。坂本龍馬をはじめ、中岡慎太郎、ジョン万次郎、岩崎彌太郎などの偉人を輩出した土佐藩、すなわち高知県では、「志国高知 幕末維新博」が大々的に行われるなど大いに盛り上がっています。2018年は「明治維新」から150年ということで、この熱気はまだまだ続きそうです。この機会に高知を訪れてみよう、と考えている方も多いと思いますが、せっかくならほかの観光も一緒に満喫したいですよね。そこでゲットナビウェブが注目したのが、高知県の東南端に位置する都市・室戸です!
室戸岬だけじゃない! 親子で楽しめる施設&イベントが盛りだくさん
「室戸」と聞いて多くの方がまず思い浮かべるのが、室戸岬ではないでしょうか? 日本八景にも数えられるこの地はあまりに有名ですが、このほかにも室戸には親子で楽しめる観光スポットがたくさんあります。今回はその一部をご紹介しましょう!
【おすすめスポット①】
いざ地球の謎探索へ! 「室戸世界ジオパークセンター」
「ジオパーク」とは、地球について学び、体感できる場所のこと。室戸のジオパークは2011年に世界ジオパークにも認定されています。室戸世界ジオパークセンターは、このジオパークを楽しむためのヒントや情報を入手できる拠点です。
特に、12月31日まで開催中の企画展「地球×ちきゅう」がおすすめ! これは、昨年行われた、室⼾沖100kmの南海トラフ付近で地球深部探査船「ちきゅう」が海底掘削を⾏い、コアを採取し、⽣物の起源や地震のメカニズムなどを解明するという国際プロジェクトを解説するもの。 地球深部探査船「ちきゅう」の紹介を中⼼に、1⽇先⽣の授業・実験といったワークショップや掘削体験、「ちきゅう」の模型の展示などが行われています。室⼾独特の地形の成り⽴ちへの理解をより深めることができ、まさに、親⼦連れでの学習体験にピッタリ!
■室戸ユネスコ世界ジオパーク
http://www.muroto-geo.jp/
【おすすめスポット②】
室戸とクジラの歴史を最新デジタル技術で体験! 「キラメッセ室戸・鯨館」
室戸市吉良川町の海岸沿いに位置する道の駅「キラメッセ室戸」。その敷地内にあるのが、2017年3月にリニューアルしたばかりの「鯨館」です。ここでは360°パノラマの勢子舟乗船VR体験や、高精細スキャンによってデジタルアート化された迫力ある古式捕鯨絵図など、室戸とクジラの歴史を最新デジタル技術を使って体験することができます。
さらに、室戸の山海の幸やオリジナルジェラートが味わえるレストラン「⾷遊鯨の郷」、地元の野菜・果物や鮮魚、加工品などをお手ごろ価格で購入できる直売市場「楽市」も併設。体験して、味わって、お土産まで購入できる道の駅「キラメッセ室⼾」は必⾒ですよ!
■道の駅 キラメッセ室⼾
http://www.kiramesse-muroto.jp/
【おすすめスポット③】
独特の景観をいまに残す「吉良川の町並み」
その昔、豊かな⼭林資源を使い、良質な⽊炭と薪が取れることから「⼟佐備⻑炭」の産出地として⼤いに栄えた吉良川。その従事の繁栄をしのばせる⼟佐漆喰を使った「⽩壁の建造群」や、台⾵などの強い⾬⾵から町屋を守るためにつけられた⽔切り⽡が独特の景観をつくっています。
【おすすめスポット④】
室戸海洋深層水を利用してリラックス! 「シレストむろと」
シレストむろとは、室⼾海洋深層⽔を利⽤した健康増進施設です。体温に近く、負担のかからない不体感温度に設定した温⽔プールをはじめ、露天⾵呂やフィンランドサウナ、外気浴ホットタブ、⾜湯など、本格的な施設を完備。インストラクターの指導のもと、さまざまな⽔中運動プログラムを体験することもできます。
■シレストむろと
https://searest.jp/
【おすすめスポット⑤】
高級魚・金目鯛を味わい尽くす! 「室戸キンメ丼」
室⼾市は、「⻄⽇本一のキンメダイの⽔揚げ地」です。そんな室⼾のキンメダイを売り出そうと、2012年に市内10店舗で提供を始めたのが「室⼾キンメ丼」。⾼級⿂・⾦⽬鯛の照り焼きとさしみが両⽅楽しめると人気を博し、最近ではこれを味わうためにわざわざ室⼾へ⾜を運ぶ⼈も増えているそうです。
■室戸市観光協会
http://www.muroto-kankou.com/category/eat/
歴史と⽂化、豊かな⾃然が⾄る所に残る室戸市。近年ではそれを体験できる施設やイベントも充実しており、親子で楽しめること請け合いです。 遊んで、食べて、学べる室戸は、家族旅行先の有力候補地ですよ!