ライフスタイル
2018/6/14 17:00

【オトコの洗濯術】ビジネスマン必見! ワイシャツの白さを保つ洗濯テクニック

2.頑固な襟・袖口の黄ばみを落とす

前述したように、襟や袖口のような肌に接する部分は汗や皮脂汚れが付着しやすい部位といえます。落とし切れなかった皮脂汚れは、放っておくと頑固な黄ばみになってしまいますので、洗濯前に前処理しておくのがオススメです。

 

シャツを洗濯機に入れる前に、襟や袖口に液体洗剤を塗布して5分ほど馴染ませます。このとき、洗濯ブラシなどでこすったり、生地同士を重ねてこすり洗いしたりすると、生地の表面が毛羽立ってしまい、次に着用したときに皮脂が繊維の奥まで入り込んで汚れやすくなってしまいます。洗剤は、生地を軽く揉んで馴染ませるだけでOK。

↑液体洗剤を襟元や袖口に塗布して馴染ませます

 

筆者のオススメはライオンが発売している部分洗い用洗剤「トップ プレケア エリそで用」。こちらはヘッド部分がスポンジ状になっており、生地を傷めずにやさしく洗剤を馴染ませることができます。

↑ライオン「トップ プレケア エリそで用」

 

↑スポンジでやさしく馴染ませます

 

3.食べこぼしのシミ汚れは漂白剤でスッキリ

食べこぼしなどのシミ汚れには漂白剤を活用しましょう。洗剤と酸素系漂白剤を混ぜ合わせ、シミになってしまった部位に塗布して5分ほど置き、そのまま普通に洗濯します。筆者はシミ部分に液体洗剤を直接ふりかけ、そのあと液体漂白剤を重ねて塗布していますが、これだけでもほとんどのシミはすっきり落ちます。

 

どうしても落ちない頑固なシミ汚れには、白い布地限定で塩素系漂白剤を試してみることも可です。ただし、生地が傷みやすく、漂白した箇所が白浮きしてしまう可能性もあるので、最終手段と考えて下さい。

↑花王「ハイター」

 

食事中にソースやスープなどがはねてしまった際の応急処置も合わせて覚えておきましょう。シミになってしまった生地の下から布やティッシュなどをあて、上から水や薄めた洗剤を含ませた布でトントンと叩くようにします。汚れを下の布に移動させるイメージです。処置したあとは放置せずになるべく早く洗濯しましょう。

 

汚れに応じた洗い方を駆使し、しっかり汚れを落とすことで、いつもまでも清潔な白さをキープすることができます。「シャツはクリーニング店に任せるので……」というアナタも、ぜひ自宅で洗ってみて下さい。

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