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2018/10/17 22:45

藤井聡太七段も過去に参加した、親子で楽しめる将棋の一大イベントが幕張で開催!

関西将棋会館で行われた対局で、藤井聡太七段が史上最年少新人王の記録を塗り替えた10月17日。千駄ヶ谷の将棋会館では、将棋日本シリーズ「テーブルマークこども大会 東京大会」の記者発表が行われました。

 

JT、テーブルマークが協賛する「将棋日本シリーズ」は、多くのタイトルホルダーなどトップ棋士が出場する「JTプロ公式戦」が有名ですが、それと同時に開催されるのが「テーブルマークこども大会」です。

 

藤井聡太七段、菅井竜也七段、斎藤慎太郎七段など、トップ棋士を多く輩出

2001年から開催され続けている「テーブルマークこども大会」は、年々参加者が増え続け、いまでは開催地は全国11か所、対局出場人数は3000人を超える大規模なイベントに成長しました。

 

毎年、小学生以下の子どもたちによる真剣な対局が繰り広げられるこの大会。過去の優勝者からは、最年少プロ棋士である藤井聡太七段、第58期王位の菅井竜也七段、現在王座のタイトルに挑戦中の斎藤慎太郎七段など多くのトップ棋士が現れています。

 

同時に多数の対局が行われるその様子はまさに圧巻で、記者発表に登壇した佐藤康光日本将棋連盟会長は、昨年の東京大会の様子を「壮観」と表現していました。

 

↑記者発表に登壇した佐藤康光日本将棋連盟会長

 

当日は、レベルの高い「ブロック対局」では自信がないという子どもでも参加しやすい「自由対局」も用意されています。参加資格は、小学生以下であることだけですから、「最近将棋に興味を持った!」というお子さんも実力を試すことができますね。なお、対局に参加すると、限定の駒型消しゴムをもらえます。気負いせず、気軽にぜひトライしてみましょう。

 

会場は憧れのプロ棋士との触れ合うことができますし、親子で楽しめるイベントもあり、真剣勝負だけにとどまらないエンターテイメントとしての将棋の面白さを体感できるイベントになっています。

 

藤井聡太七段作成の詰将棋に挑もう!

11月18日(日)に開催される東京大会の目玉は、限定のイベント「詰将棋迷路」。詰将棋作家としても知られる藤井聡太七段が作成した7手詰めの詰将棋を解きながら、迷路クリアを目指すイベントです。

 

記者発表では、当日出題される詰将棋も公開されました。藤井七段からのヒントも出されていますから、当日までじっくり考えてみましょう。なお、迷路をクリアすると、藤井七段のサイン入り「詰将棋迷路突破証明証」も獲得できます。ファンならぜひゲットしたい1枚ですね。

 

↑詰将棋迷路のお題となる問題。ヒントは「玉を上部(盤手前)に逃がさないように」だそう

※詰将棋迷路に参加できるのは、小学生以下の子どもと、その同伴者のみ

 

将棋は難しいゲームですが、難しさがあるからこそ、その魅力は無限大です。もう将棋に魅了されているという方はもちろん、そうでない方も、親子で将棋ワールドの一端に触れてみてはいかがでしょうか。

 

 

【第18回 テーブルマークこども大会 東京大会の概要】

開催日:11月18日(日) 10:00開会式開始予定

開催場所:幕張メッセ 国際展示場1~3ホール

対局参加受付:ブロック対局受付 8:50〜10:00/自由対局受付 10:30〜12:00

参加資格は大会サイトをご覧ください。

大会サイト:https://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/kids/index.html