ライフスタイル
2019/1/6 16:00

おしゃれ着やベビー服…デリケート衣類を洗濯するポイントとは?

毎日の洗濯って、大変なのよね。うちには子どもが2人いて、洗濯物がたくさん出るの! しかも、赤ちゃんは肌が弱いから洗剤にも気を遣うから、一緒に洗えないのよね。あと、お父さんのスーツはクリーニングにしているけど、お金がかかるから頻繁には出せないし……。節約のためにも、「自宅でできるニットの洗い方」のように洗う方法はないかしら?

 

そういえば、GetNavi webの一條 徹さんは、ランドリースペシャリストとしても活躍されていたはず。ぜひ、洗濯のコツを教えてほしいわ!

参ったなぁ……と、いつも困っている「参田家(まいたけ)」の面々。きょうはお母さんが、洗濯で困っているようです。

参田家(まいたけ)って誰? → https://maita-ke.com/about/

 

洗剤や洗い方を見直せば、家で洗えるものは増える!

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お母さん「赤ちゃんって肌が弱いから、大人と同じ洗剤だと刺激が強すぎないでしょうか? でも、別々に洗うと手間がかかるし…… 」

 

一條さん「そうですね。基本的にはすすぎをしっかりと2回以上すれば、大人と同じ洗剤を使っても大丈夫ですよ。さらにナチュラルな洗濯がしたければ、“セスキ炭酸ソーダ”を使った“アルカリ洗濯”はいかがでしょうか」

 

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お母さん「セスキ炭酸ソーダ!? それってお掃除で使うイメージがあるんですけど、どうやって洗濯に使えばいいんでしょう?」

 

一條さん「洗剤ほど洗浄力は高くありませんが、水洗いよりもしっかり油汚れやたんぱく質汚れを落とせます。アルカリ洗濯後は、クエン酸を使ってすすぎをすると中和されて、ふんわり仕上がりますよ。ちなみに、参田さんはいつも柔軟剤を使っていますか? 」

 

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お母さん「我が家でも柔軟剤は使っています。でも、最近は香りの強いものが多いんですよね」

 

一條さん「柔軟剤を使うと、さまざまな成分が衣類に付着したままになるので、肌の刺激になってしまう場合もあります。赤ちゃん用の服に使う場合は、香りが強いものは避けて、無香料のものか、先ほどのアルカリ洗濯を試してみてください

 

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お母さん「赤ちゃんにとって柔軟剤は刺激になるかもしれないんですね。それと、赤ちゃんはよくうんちを漏らしちゃうんです……。そのシミってどうやって取ればいいんでしょうか?」

 

一條さん「赤ちゃんがいるご家庭の洗濯の悩みといえば、うんちやミルクの吐き戻しですよね。どちらも汚れたら、すぐに水洗いをしてください。その後、液体洗剤を塗布して、5分ほどおいてから手洗いしましょう。これだけで汚れが落ちやすくなります」

 

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お母さん「意外と簡単ですね! あと、幼稚園に通う娘の服は食べこぼしのシミが多いんです。これも水洗いでは取れなくて……」

 

一條さん「これもすぐに対処することが大事。シミ部分を濡れた布などで表裏を挟み、軽くトントンと叩いてシミ抜きしてください。それでも落ちない場合は、水で薄めた食器用洗剤をシミ部分に塗ってから洗濯してください。食器用洗剤は服についたファンデーションなども落としてくれるので、便利ですよ! 」

 

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お母さん「食器用洗剤で化粧品の汚れまで落ちるなんて、便利ですね! ところで、幼稚園の制服やお父さんのスーツを家で洗うことはできるんでしょうか?」

 

一條さん「洗う前にまず、洗濯表示を確認してください。型崩れを防ぐポイントは、キレイに畳んで洗濯ネットに入れ洗うこと、洗濯機のドライコースで洗うこと、干すときに形を整えることの3つです。洗剤はおしゃれ着洗い用のものを使いましょう

 

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お母さん「家で洗えれば、臭いや汚れが気になったときにパパッとできて清潔に保てますね」

 

一條さん「最近の制服やスーツはウォッシャブルタイプが増えているので、自宅で洗濯できるものが多いんです。でも、ウール混のスーツや、芯地が入っているジャケットは洗濯不可のものもあるので、その場合はクリーニングに出すようにしてください」

 

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お母さん「スーツといえば、お父さんが毎日着るワイシャツ。襟や袖周りの黄ばみが気になるんですよね……」

 

一條さん「シャツの襟袖につく黄ばみの原因は、皮脂汚れです。先ほどもお伝えした“液体洗剤の直塗り”でかなり汚れが落ちます。頑固な黄ばみは、柔らかいスポンジでこするか、40度のお湯で“お湯洗い”をしましょう。皮脂汚れは温度が高いほど汚れが落ちるので、下着や枕カバーなどにも適しています。皮脂汚れが蓄積してしまうと、酸化して臭いの原因にもなるので、毎日しっかりと落とすといいですね」

 

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お母さん「ワイシャツの黄ばみを家で落とせれば、クリーニング代が浮くからうれしい! 一條さん、これからもいろいろアドバイスをくださいね!」

 

セスキ炭酸ソーダを使った肌にやさしい「アルカリ洗濯」

①水30Lに対して、セスキ炭酸ソーダを大さじ1加える。溶かした水が少しぬるっとするくらいでOK。

②デリケートな赤ちゃん服などは、手でやさしくもみ洗いをする。手荒れが気になる場合は手袋を装着して。

③クエン酸を少量加えてすすぎをすると、アルカリを中和して肌触り良く仕上がる。

④余ったセスキ炭酸ソーダで水溶液作ると、掃除などにも使える。

 

まとめ

家で洗えるものを増やして節約!

毎日何気なくやっていた洗濯だけど、洗剤選びにこだわったり、洗い方を変えたりするだけで仕上がりが変わるのね。アルカリ洗濯は赤ちゃん服はもちろん、敏感肌の大人にも環境にもやさしいからすぐにやってみたいわ。娘の制服やパパのスーツも家で洗えたら、家計にもうれしい! この方法を教えて、今週末はお父さんにスーツを洗ってもらおう!

 

教えてくれたのは……

GetNavi web編集部・ランドリースペシャリスト/一條 徹氏

家電やデジタル機器を中心としたモノ情報から生活情報までを扱う総合情報メディア「GetNavi web」編集者。三度の飯より洗濯が好き。かつて勤めていた繊維メーカーでの経験と知識を生かして、衣類の素材に合わせた洗濯方法や洗剤選びを日々研究している。趣味は、スーパーやホームセンターの洗剤コーナー巡り。

 

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