ライフスタイル
2019/4/12 17:30

“家事えもん”が教える「毎日の掃除をラクにする」極意

人気テレビ番組「得する人損する人」(日本テレビ)で、家事芸人として親しまれている“家事えもん”こと松橋周太呂さん。番組内では、家事の時短テクニックをたくさん紹介していますが、とくに気になるのが掃除術でしょう。毎日の掃除を、精度を上げながら時短できたら、家族と過ごす時間をもっと増やせるのに……。そんなみなさんのために「毎日の掃除をラクにする」極意を教えてもらいました。

お笑い芸人・ジュニア洗濯ソムリエ・掃除能力検定士5級
松橋周太呂さん

家事芸人“家事えもん”として活躍中。掃除検定士5級や調味料検定初級の取得。著書『すごい家事−人生の「掃除の時間」をグッと縮める』(ワニブックス)は22万部を突破し、『ほったらかし掃除術』(SBクリエイティブ)も好評発売中。

 

「万能洗剤」ひとつで、まとめて家中を掃除する!

———松橋さんは、テレビでいろいろな掃除術を紹介されていますが、もともと家事はお得意だったんですか?

 


松橋周太呂さん「実は僕、本当は超がつくほどの面倒くさがりなんです。昔は掃除や片付けが苦手で、散らかったままのグチャグチャな部屋で暮らしていたんですよ……」

 

———え、それは意外ですね! 掃除が苦手だったのに、今では家事芸人として活躍しているんですか。何か掃除に興味を抱くきっかけがあったのでしょうか?

 


松橋周太呂さん「掃除が好きになるきっかけになったのが、東急ハンズですね。僕が所属している吉本興業のお笑い劇場は渋谷と新宿にあるのですが、どちらも近くに東急ハンズがありまして。コントの小道具作りの材料を買いによく通っていたんです。それで、目的の売り場まで行く途中に掃除用品の売り場があって、そこを通るたびにいろんな種類の洗剤が目に入ってきて。『これを使ったら、どれだけキレイになるんだろう?』と気になり、洗剤をいろいろ試すようになったんです」

 

 

———そんなきっかけがあったんですね! でも、掃除って重労働のわりに地味で、コツコツ毎日やらなければならないから、私は苦手なんですよね……。

 


松橋周太呂さん「掃除は家事の中でも、“元の状態に戻す作業”だと思われがち。一生懸命に掃除して家の中をキレイにしても、家族から感謝されにくいですよね」

 

———そうなんですよ。でも、快適に暮らすためには必要不可欠な家事ですよね。時間も手間もなるべくかけずに、ラクできればいいのに……。

 


松橋周太呂さん「ラクに掃除するのは、毎日のモチベーションを上げるために大切ですよね。ところで、お風呂やキッチン、トイレなど、家の場所によって洗剤を使い分けていませんか?」

 

———はい、使う場所によって使い分けています。でも、気づいたら切らしてしまって、その都度買いに行くのが面倒だったりするんですよね。

 


松橋周太呂さん「それ、家中で使える“万能洗剤”がひとつあれば解決しますよ。洗剤をいくつも使い分けていると、出費もかさむし収納場所もかさばってしまうので、万能洗剤にまとめるほうがお得です」

 

———万能洗剤って、最近よく聞きますね! 松橋さんは家でどんな万能洗剤を使っているんですか?

 


松橋周太呂さん「僕のおすすめは、家にある食器用洗剤と重曹を混ぜたもの。電子レンジの中の焦げ、シンクや水道栓の水垢、お風呂や洗面所の汚れなど、これひとつでピカピカにになります! また、重曹の研磨効果を引き出すためにスポンジではなく、ゴム手袋で直接指先でこすると掃除しやすいですよ。すすぎにはスポンジが便利です!」

 

 

———食器用洗剤と重曹なら家にあるので、さっそく万能洗剤を作ってみます! それにしても、洗剤を場所別で使い分けないというのは斬新。そういうアイデアは、いったいどうやって思いつくんですか?

 


松橋周太呂さん「汚れの種類と洗剤の特性を調べると、『この汚れにこの洗剤が使える!』というのがわかってくるんです。たとえば、トイレの黒ずみの原因は菌。だからお風呂で使う塩素系のカビ用洗剤でキレイになるんですよ。尿石と言われるカチカチの汚れは、クレンザーなどで研磨するか、酸性の洗剤で溶かすなど。洗剤は、汚れに合わせて使い回せばいい。そう考えるだけで、ちょっとラクじゃないですか? 家事を上手にサボるために、洗剤の“適材適所”を知っておくことが大切です」

 

———その考え方、とても参考になります! 松橋さん、ありがとうございました!

 

家中の汚れに使える! 「万能洗剤」の作り方


①ビニール袋に重曹と食器用洗剤を1:1の割合で入れる。

 


②袋の外から①を揉む。油汚れは温度が高い方が落ちやすいので、カップにお湯を注ぎ、袋ごと少し温めてから使う。

 


③ゴム手袋をはめた手に洗剤をつけて、直接汚れをこする。

 


④台所のシンクなど広い面は、直接重曹と食器用洗剤を振って混ぜてもOK。

 

まとめ

松橋さんに教えてもらった万能洗剤、さっそく使ってみました。今まで場所ごとに洗剤を使い分けて、そのたびにスポンジも変えていた、という人は多いのではないでしょうか。これならゴム手袋をつけたまま掃除ができて便利! ズボラさんにもぴったりです。

そんな頼りになる松橋さん、まだとっておきの掃除テクニックがあるらしいんです。続きは、後編で教えていただくことにしましょう。

“家事えもん”松橋周太呂さんに聞く!後編「毎日の掃除をラクにする方法」
https://maita-ke.com/guest/1760/

 

【書籍情報】

『ほったらかし掃除術』(SBクリエイティブ)
家庭にあるものを使って簡単にできる掃除テクニックを紹介。松橋さん流の万能洗剤の作り方や話題のオキシ漬けの方法など、たくさんの掃除アイデアを収録。

 

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