ライフスタイル
2019/8/27 17:00

「たばこ」ってどうやって作られるの? 【前編・葉たばこ収穫からしてきた】

超難しい、ブレンドと手巻き

これら「黄色種」「バーレー種」、その他様々な品種をブレンドして、特定の銘柄の紙巻きたばことして完成させるわけですが、お邪魔させていただいた、このStarlight Tourが素晴らしいのは、その行程までを体験させてくれるところ。単に体験するだけでなく、市販されるセブンスターを模したサンプルを自分で作らせてもらえます。セブンスターのうまさに息づく国産葉を五感を使って堪能できる(なぜ五感なのかは後編をお楽しみに)。これは愛煙家にはたまらない企画といえるでしょう。

 

さっそくJTの方ご指導のもと、ブレンドと手巻きにも挑戦しました。

 

ダミー巻と呼ばれる葉たばこ(刻)の詰まっていない巻を、専用の手巻き器に差し込み、さらにその機械に、自分でブレンドした刻を充填する……という、言葉だけなら、簡単そうなものですが、しかしこれ、見るのとやるとでは大違い。まず手巻き器にダミー巻を差し込むだけでも一苦労でした。さらに手巻き器に充填した刻をダミー巻へ押し出すのもまた一苦労です。完成への道のりはなかなか険しくもありました。

↑JTの方のご指導通り、「黄色種」「バーレー種」の刻をブレンドします

 

↑ブレンド前の状態では、あの香りはまだ感じられません

 

↑さっそくダミー巻を専用の手巻き器に差し込みます。この行程がまず大変で、すぐ手巻き器の先端がクシャクシャになってしまいます

 

↑何本もクシャクシャにしてしまう不器用な筆者を見かねて、JTの方が代わりに差し込んでくれました

 

↑JTの方のおかげで世界に一つだけのたばこが完成しました

 

この時点ではまだ香り付けがなされていないもの。自分が巻いたたばこと、従来のセブンスターとを吸い比べてみます。うーん、ウマい!

 

↑ちなみにセブンスターは、宮城県限定でショート版(10本入り260円)も発売されました(写真左)。紙巻きの太さやフィルターで調整することで、ショート版でも従来の味を楽しめるようです

 

ここまでが、葉たばこ収穫、乾燥、ブレンド、手巻きまでの行程ですが、この後さらに最後の「香り付け」が残されています。後編の次回は、この「香り付け」と、お邪魔したStarlight Tour のプレミアムディナーの模様をお届けします。

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