テントに焚火台――アウトドアのプロが激押しするフェスの野外泊にも使える逸品とは？

夏フェスやキャンプ泊においてキャンプサイトは、リビングと寝室の役割を果たします。快適なスペースを作るには、アイテム選びが重要。コスパだけではなく、モノとしての質の良さを見極めたいものです。そこで、憩いの空間を生み出すオススメグッズを、アウトドアの達人たちに聞きました。

【私たちがオススメします！】

オッシュマンズ新宿店スタッフ

大江山真哉さん

オッシュマンズで最大のフロア面積、最多の品揃えを揃える新宿店のアウトドア担当マネージャー。キャンプ、スノーボードなどアウトドアを趣味と仕事にしています。

アウトドアコーディネーター

小雀陣二さん

数々のアウトドア雑誌、イベント、メディアで活躍。外メシの達人で、多くのレシピ本を執筆しています。神奈川県三崎町でカフェ「雀家 suzumeya」を経営。

WILD-1 広報

森田純一朗さん

全国に17店舗を展開するアウトドアライフストア、WILD-1の広報担当。東京・お台場の「デックス東京ビーチ店」は、都内最大級の売り場面積を誇ります。

テントに求められる機能をひとつに集約

テンマク×雀家

グランドハット4

実売価格5万3784円

雨や風の日も快適、大きな前室、簡単な設営と、テントに求められる機能を集約。3本のポールの端、全てが地面に接地し、ペグを確実に打てるため風が吹いても安定します。「抜群の換気性能を誇り、蒸し暑い夏でも快適。人が立って着替えられる高さを確保したテントです」（小雀さん）

インナーテントを外すとドームシェルターになり、6名までならテーブルとイスを置いて過ごせます。

「焚火台」というジャンルを開拓したモデル

スノーピーク

焚火台Ｌ

実売価格1万6848円

キャンプの定番となった焚火台は、日本が世界に誇るアウトドアブランド「スノーピーク」から始まりました。シンプルかつタフな設計で一生の相棒に。「BBQやダッチオーブンなどアウトドア料理を楽しむシーンや、日が暮れてからゆっくりと語らう時間を演出するアイテムとして必須ですね」（森田さん）

天板に天然竹を使用した折り畳みテーブル

ニュートラルアウトドア

バンブーテーブルＬ

実売価格9720円

軽量かつ手ごろな価格ながら、天然素材の雰囲気の良さが魅力。高さは2段階で設定でき、ロースタイルとハイスタイルに対応します。天板サイズは90×60㎝で、天板の下には便利なメッシュハンガーが付属。「足が途中で取り外せるタイプなので、シチュエーションに合わせて高さ変更できて重宝しています」（大江山さん）

コンパクトに折り畳んで持ち運び可能。足もすべて中に収納できます。持ち手があるのもうれしいですね。

快適な眠りへと誘うコンパクトベッド

クオルツ

アルミGIベッド

6480円

フィールドに到着してからテントを設営するまでの簡易的な荷置き場として、また大型ベンチとしてもマルチに活躍。「シーズンを通して使える便利アイテム。背面に空間があるおかげで、暑い夏の夜でもタープの下で涼しく寝ることができます」（森田さん）

キャンプサイトで人気の折りたたみチェア

ヘリノックス

チェアワン

実売価格1万2420円

分割式の超軽量アルミニウムポールを採用した、軽量・コンパクト・快適な座り心地の人気チェア。「収納時の軽さとコンパクトさが秀逸です。大人数でのキャンプの際も車の収納スペースに余裕ができました」（森田さん）／「お尻がすっぽり包み込まれて座り心地がよく、シンプル構造で壊れにくいですね。自宅でも使っています」（大江山さん）