ライフスタイル
2015/9/22 8:38

愛されるおじさんと嫌われるおじさんの境界線とは?

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近頃は40代がモテるらしいです。

 

化粧品会社のマンダムの調査(http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000006496.html)によると、20代・30代女性が40代男性を恋愛対象として見ているとのこと。年の差婚も流行っていることですし、わたしが以前勤めていた職場でもたしかにモテる人は40代に多かった気がします。知人の20代の女性数人に聞いてみても、20代の男性はいいところを見せようとするあまり、見栄を張ったり、イキがっていてウザい、30代もその過渡期で悩みが多くて面倒臭いという声が多くありました(それはお互い様という気もしますが)。で、40代の男性の魅力は自己が確立しているから、へんな気遣いもなく安心感があるそうです。

 

わたしが以前勤めていた職場にも40代は何人かいましたが、同じ40代といっても、十人十色、千差万別です。

 

たとえば社内で圧倒的にモテた42歳のKさん。既婚で娘が一人。奥さんも美人。でも生活臭がまったくなく、いつもおしゃれで背が高くスラっとして、イケメンというほどではないけど、江口洋介のようなクールガイ。仕事にストイックで妥協を許さない。それでいて実直で誠実。まるで劇画から出てきたような無色無臭のモノトーンなイメージ。モテないわけがありません。

 

一方、社内で同じ42歳でぜんぜんモテないSさん。既婚で娘が一人。毎日「家族サービス、大変なんだよ〜」と生活臭プンプン。タバコとコーヒーとお酒の混じった口臭が半径2メートルにおよぶ様はまさに悪臭テロリスト。約束も時間も守らない、口先ばかりで実行力ゼロ。デスクは缶コーヒーが山積み。上にこびへつらい下に威圧的。モテるわけがありません。

 

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人気の40代といっても、不潔なおじさんは当然モテません。

 

美容ディーラー「竜崎昇の情報刊」(http://www.b-zone.biz/blog/?e=377)の記事によると、恋愛対象になるおじさんの条件の第1位は「清潔感がある」(84%、複数回答)。一方で嫌われるおじさんの「行動・しぐさ」で、ダントツの1位は「同じ話を何度もする」(60%)。会社で女子にオレ自慢しているそこのあなた! 大丈夫ですか? 続いて「おしぼりで顔をふく」(55%)、「おやじギャグを言う」(39%)、「タバコを吸う」(36%)、「独り言を言う」(27%)と続くのですが、これって別に若い女子に嫌われる、というより「人」としてどうか、という問題のような気がします。

 

好かれるおじさんになるために行ったほうがよいという意見のトップ3は「身だしなみを清潔にする」(91%)、「発言に気を遣う」(80%)、「ファッションに気を遣う」(56%)。

 

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仕事中に同じ話をしつこくしてくるおじさんや、パワハラ、セクハラおじさんも当然モテません。

 

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おじさんはタフでなければ生きられない。おじさんは「清潔」でなければ生きる資格がない。

 

女子が恋愛対象となる40代男性って、実は西島俊明とか福山雅治とか堺雅人とか、勝手にイメージしてるんじゃないの? と諦めている40代のそこのあなた! 安心してください。女性は決してイケメン俳優のような男性だけを恋愛対象にしているわけではありません。「清潔」で「おしゃれ」で「発言に気を遣う」だけで、女性に愛される条件は満たしているのです。これってそんなにハードルの高いことじゃないと思いませんか? 結婚できないと嘆く40代のおじさんよ、立ち上がれ! 若い女性たちは「清潔」なあなたを待っていますよ。