ライフスタイル
2016/11/5 12:50

片道2時間半のバカンス! 紅葉も秋の旬グルメも楽しめる赤城山ドライブ

旅に出たくなるこの季節。燃えるような錦色の紅葉が楽しめる秋の赤城山へのドライブはいかがでしょう。東京からクルマで片道約2時間半。ちょっと遠出して新鮮な空気をいっぱい吸い込めば、新鮮な気分になって普段のストレスも吹き飛んでしまうはずです。異国情緒あふれるテーマパークを訪れたり、ふらりと立ち寄ったお店で本格イタリアンの絶品ランチを味わえたり、名峰・赤城山のふもとエリアは秋のドライブにぴったり。帰りは採れたて野菜などの特産品を扱う直売所で、地元の農家さんと美味いもの話で会話が弾むかも!

 

名峰・赤城山へショートトリップ

秋はドライブのベストシーズン。前橋エリアなら、上毛三山に数えられる名峰・赤城山の紅葉がオススメです。東京・日本橋から150キロ強と意外に近いので、朝早起きして日帰りドライブも十分に楽しめます。

 

赤城山山頂付近のカルデラ湖の「大沼」や「覚満淵」、火口湖の「小沼」。山頂付近、大沼は標高1345mありこの周辺の紅葉は10月中旬ごろに見ごろを迎えます。ナナカマド、ミズナラ、カエデが赤や黄色に色づき、湖面に映えるコントラスト豊かな紅葉は息を飲むほどの美しさです。ちなみに、大沼は冬になると湖面の氷上でアイススケートやワカサギ釣りが楽しめます。

 

山頂の紅葉は比較的早くに見ごろを迎えますが、山頂から裾野まで標高差500メートル以上を下ってくる間に、多彩な紅葉が続くのも赤城山の秋の魅力です。山麓、赤城温泉付近では11月中旬ころまでの比較的長い期間、燃えるような紅葉が楽しめます。

20161105-i01 (2)

赤城山
027-287-8402(県立赤城公園ビジターセンター) 群馬県前橋市富士見町赤城山1

 

【アクセス】
[クルマ]関越自動車道・渋川伊香保ICまたは、赤城ICから国道353号を経由し、県道4号を赤城山方面へクルマで約30km。
http://www.pref.gunma.jp/01/e2310243.html

 

まるでドイツの田舎町を旅するようなゆったりとした時間が流れる風景

20161105-i01 (3)

そして紅葉前後に訪れたい、魅力的な立ち寄りスポットが軒を連ねているのが赤城山のふもとのエリア、国道353号線沿いに点在しています。なかでも注目なのが、のどかなドイツの田舎町の風景を思わせるテーマパーク「赤城クローネンベルク」です。入場ゲートをくぐるとドイツの農村の町並みを再現したエリア、その奥には四季折々の花が咲くエリア。特に春の千本桜やスイレン、秋の200万本のコスモスが見事。さらに羊ショーの観られる放牧場、またボート池の周辺ではアルパカなどのかわいい動物たちとも触れ合うことができます。キャンドル作り体験(1300円~)などもできて飽きさせません。おみやげで一番人気は園内のバウムクーヘン工房「ストンプフ」で作ったハードタイプのバウムクーヘン(1600円)がオススメ。外はカリカリ、中はもっちり。発酵バターの香りがやみつきになります。

 

赤城クローネンベルク
027-283-8451 群馬県前橋市苗ヶ島町2331

20161105-i01 (4)

・営業時間
春季(3/1~7/31)9時~17時 夏季(8/1~8/31)9時~18時 秋季(9/1~11/25)9時~17時 冬季(11/26~2/29)10時~17時
※入園は閉園1時間前です。
※4~9月の土・日・祝は18:00まで営業。
※クリスマスシーズンには夜間営業実施日もあり。
・休園日 無休 (1・2月の水・木曜日定休 祝祭日は除く)
・料金
大人(中学生以上) 3~11月1200円/12~2月600円
子供(4歳~小学生) 3~11月600円/12~2月300円
※3歳以下無料。
※犬 300円(夏期・冬期とも)。要 首輪・リード。また建物内および一部エリアには入れません。
※犬以外のペットのご入園はお断りしております。
http://akagi-kronenberg.jp/

 

石釜で焼くナポリ仕込みの絶品ピッツァ、季節限定メニューにうっとり

20161105-i01 (5)

ドライブ途中でお腹が空いたときに是非とも訪れて欲しいのがイタリアンレストラン「デルソーレ」。2007年4月にイタリア・ナポリで修業後、帰国したオーナーシェフが「石釜焼きピッツァとパスタの本格イタリアンを赤城山のふもとで!」の夢をかなえたお店。定番のマルゲリータ(1150円)やアラビアータ(840円)などのグランドメニューはもちろん、地元のものを中心に季節の食材のよさを活かしたその時期だけのメニューにもファンが多いそう。特に秋メニューでイチオシはイチジクと生ハム、モッツァレラのピッツァ(1880円)。屋外のテラス席は愛犬同伴での食事も楽しめます。赤城山ドライブの上り/下りの起点となる県道4号沿いにあって、ハイシーズンの3月から10月はランチからディナーまで通し営業をしているのも時間の読みにくいドライブの立ち寄りにはありがたいものです。ただし、お店はピザ生地がなくなり次第、営業終了なのでご注意ください。

 

デルソーレ
027-288-5599 群馬県前橋市富士見町小暮2420-32

20161105-i01 (6)

・営業時間 3~10月 11:00~21:00(L.O.) / 11~2月【昼】11:00~15:00 【夜】17:00~21:00(L.O.20:30)
※但しピザ生地がなくなり次第終了となります。
・定休日 木曜日 ※祝祭日の場合は営業致します。

 

気ままなクルマ旅だから寄り道して深呼吸、そして、くつろげる天然温泉でほっこり

20161105-i01 (7)

道の駅・赤城の恵 

前橋市荻窪町437-11 施設:温泉・レストラン・農産物直売所・休憩施設・情報・公園

 

赤城の恵は6月中旬から7月中旬ごろに1万6000株のアジサイが咲き誇る「アジサイの丘」を含む広々とした荻窪公園と一体となっているので、天気のいい日はのんびりとくつろぐのもオススメです。

 

赤城山ドライブを堪能した帰り道。クルマで山道を上り、下りしていると、楽しいながらも疲れを感じるもの。そんな時は「道の駅・赤城の恵」にある気軽にくつろげる日帰り温泉施設「あいのやまの湯」で一息つきましょう。こちらは地下1200mから湧き出す、優しくなめらかな泉質の温泉を、そのまま湯口まで供給する源泉100%の天然温泉。大きな内風呂に加えて、赤城山のふもとから前橋市市街を一望できる露天風呂も楽しめます。大人510円、小学生以下300円の低価格も魅力です。

 

あいのやまの湯
027-264-3030 前橋市荻窪町530-1

20161105-i01 (8)

・営業時間 10時~9時
・定休日 第1・第3火曜日
http://ainoyamanoyu.com/

 

おみやげ選びも旅の醍醐味! 旬の赤城の恵をお持ち帰り!!

20161105-i01 (9)

そして、忘れてはいけないのがおみやげ。自然豊かな赤城山のふもとは食材豊富なエリアです。この土地で地元の農家さんが丹精込めて育てた季節の野菜を並べた直売所「味菜」も道の駅・赤城の恵に併設されています。ここは地元の農家さんが収穫した“安全”“安心”“新鮮”を実感できる野菜や果物、前橋産の麦豚肉や切り花、お弁当やお惣菜、お饅頭など、ほっこりする地元特産品がズラリと並んでいます。噛めば噛むほど食材のよさが広がるものばかりで、ついつい買い過ぎてしまうかも。

 

味菜
027-264-3166 前橋市荻窪町437-10

20161105-i01 (10)

 

紅葉狩りで錦模様を楽しんで、テーマパークや本格イタリアンを楽しんだら、温泉に浸かって、おみやげ野菜をいっぱい買って帰路に。一日大満足のドライブが楽しめます!

 

取材・文=ナナイロ社 撮影=三木匡宏 モデル=堀みずき

 

@Living INFORMATION

20161105-i01 (11)

「道の駅 ハートふる便」

 

地元の農家さんが作った地域の農産物を箱詰めして、定期でお届けするサービス

 

今回のドライブコースでご紹介したように、農産物直売所・味菜さんをはじめとする群馬県前橋市の「道の駅」から、3ヶ月に1回 年間4回、地域の特産品が届きます。季節ごとに商品を厳選チョイスして箱詰めします。
「作り手の笑顔が見えるような、新鮮で安心な特産品をお届けしたい、もっと地域を好きになっていただきたい!」そんな想いを込めたサービスです。

 

<スケジュール例>
契約開始の翌月から3か月毎を1クールとして、1クールに1回、商品が届きます。

 

道の駅ハートふる便
https://nyukyo.myd-room.jp/users/heart_furubin

 

【URL】

何気ない日常を、大切な毎日に変えるウェブメディア「@Living(アットリビング)」

http://at-living.press