専用アイテムというと、導入のハードルが高いイメージ。特に「キッチンの専用アイテム」ともなれば数多くありますが、あるとないでは大違いなニッチなアイテムにも意外と注目したいところ。今回は、実際にレビューして買ってよかった「○○専用アイテム」を3つピックアップしてご紹介します。
海苔専用の保存容器
蝶プラ工業 「ロック式保存容器 のりケース たて型」
1,650円(税込)
海苔が入った袋のチャックを閉めるのが毎回うまくいかず、地味〜にストレスです。先日も閉めたはずのチャックが空いていて、風味も香りも飛んでいてガッカリ……。
そこで、Amazonで見つけた、蝶プラ工業の「ロック式保存容器 のりケース たて型」を購入してみました。乾物の保存容器って、大きくて厚みがあるイメージだったのですが、こちらは正方形に近くて比較的コンパクト。
フタになる上半分にはロックとパッキンが付いていて、しっかり密閉できます。本体のデザインもシンプルでいい感じ。
海苔を袋から取り出したら、そのまま保存容器に入れていきましょう。
サイズはさすが専用の容器! 板のりが余裕で入る大きさです。このとき、海苔に付いている乾燥剤も入れるのがポイント。これだけで、いつ開けてもパリパリの状態を保てるんです。
ケースがしっかり自立するので、料理中でも取り出しやすいし、海苔が折れてしまうこともないし、いいこと尽くしです。
約6.6cmとスリムだから、棚のちょっとした隙間にもスルッと入ります。海苔は高温多湿のほか、直射日光にも弱いため、こうした隙間に収納できるのはありがたいですね。
肉を小分けして冷凍するとき用のパック
ニトリ 「まな板にもなる小分け冷凍パック 薄切り肉用 / 厚切り肉用」
各199円(税込)
お肉を一度にたくさん買い、小分けにして冷凍保存をしているのですが、冷凍庫内がぐちゃぐちゃになるというストレスが……。
それを解消してくれたのが、ニトリの「まな板にもなる小分け冷凍パック」。薄切り肉用が約幅12×奥行15×高さ2cm、厚切り肉用が約幅12×奥行15×高さ3cmと、CDケースを分厚くしたようなサイズ感です。
素材はポリプロピレン製で、適度に硬さがあります。パックには爪がついていて、開閉ができる単純な仕組みです。
開けたところにお肉を入れられるのですが、冷凍保存にピッタリなポイントがたくさんあるんです!
お肉の冷凍保存でストレスだったのが、冷凍庫内で場所が安定しないこと。特に薄切りの豚バラは、しっかり凍るまでは倒れやすく、いつの間にか庫内でぐちゃぐちゃに……。
小分けパックを使って冷凍保存するときは、パックを開いた状態で直接お肉を入れ、フタを閉めて、冷凍庫に入れるだけ。ラップをしなくても保存できるのが楽ちんです!
そして、いちばん便利に感じたのが、冷凍庫に立てて保存しておけること。パックに固さがあって自立するおかげで、形が崩れたり必要以上に場所を取ったりすることもなく、すっきり収納できちゃいますよ。
味噌パックごと入れられる専用容器
山崎実業 「みそパックごと収納ハンドル付き密閉フードコンテナ タワー」
1,540円(税込)
山崎実業の「みそパックごと収納ハンドル付き密閉フードコンテナ」は、味噌をパックごと収納できるようにデザインされた、ちょうどいいサイズの密閉バルブ付き保存容器です。
内容量は約1500mlとたっぷり。ポリプロピレン製の容器は食洗機・電子レンジに対応しているので、味噌以外にも作り置きの保存容器としても使えちゃいます。
本体サイズは約W13.6 × D15.1 × H11cm。正方形のパックがすっぽり入る大きさになっていて、味噌を買ってきたらパックごと容器にそのまま入れられます。
パッキン+密閉バルブでしっかり鮮度を保ってくれるから、パックのフタもフィルムも白い紙も全部外して保管できるのが嬉しいポイント。
味噌を使うときには、密閉バルブをスッと上げてからフタを外すだけ。気になる密閉の具合ですが、フタをしている状態ではにおい漏れなども全くなく、1ヶ月ほど経っても味噌の風味はしっかりと保たれていました。
また細かいところもよく考えられていて、例えば本体の前面には取っ手が付いているので冷蔵庫から取り出すときもラクラクですし、パーツが分解できるからお手入れも簡単。
耐冷温度は-40℃までいけるので、味噌は冷凍保存派!という方でも安心して使えますよ。