コーヒー好きの筆者は、いろいろな店で豆を選び、ドリップするのが楽しみ。だけど朝は時間に余裕がなく、結局インスタントで済ませてしまうこともあります。できれば、コンビニコーヒーみたいにボタンひとつで美味しいコーヒーが飲みたい……。
手間なしで楽しむ本格コーヒー
デロンギ「マグニフィカS ECAM22112」
6万9800円(税込)
そんな願いを叶えてくれたのが、「マグニフィカS ECAM22112」。イタリアの家電ブランド・デロンギから販売されている、全自動のエスプレッソマシンです。
コーヒー豆は約200g、水は1.8Lまでセット可能で使い方はとても簡単。まずは上部のトレイに好みのコーヒー豆を入れ、サイドの給水タンクに水をセット。
あとは飲みたいときに抽出ボタンを押すだけ。たったこれだけでコンビニコーヒーと同じように、マシンが自動で豆を挽き、香り高いコーヒーを抽出してくれます。
カップをセットしてから、わずか1分たらずで挽きたての豆から本格的なコーヒーを味わえるのは本当に驚き。忙しい朝でも手軽に美味しい一杯を楽しめるようになりました。
エスプレッソ、コーヒー、カフェラテを一台で
抽出できるのは、濃厚な味わいの「エスプレッソ」と日本人好みの深蒸しレギュラーコーヒー「カフェ・ジャポーネ」の2種類。どちらも、使用する豆の量や挽き方の粗さを調整し、好みの味わいに仕上げることができます。
また、ミルクを泡立てられる「ミルクフロッサー」が搭載されているのもこのマシンならでは。簡単な操作で、市販のミルクをふわふわの泡に仕上げることができるんです。
ラテアートを練習中。出来上がったミルクをエスプレッソに注げば、あっという間にカフェラテやカプチーノの完成。筆者はブラックコーヒー派でしたが、ミルクを泡立てる楽しさにハマり、気づけばミルク入りのコーヒーを楽しむ機会がぐっと増えました。
自動洗浄でお手入れ楽々
毎日のメンテナンスがラクなのも、このマシンを選んだ大きな理由。内部洗浄は電源のON/OFF時に自動で行われるため、日々の手入れは1日の終わりに水受けトレイの水を捨て、挽いた豆のカスを処分するだけ(半年に一度程度、専用の薬剤を使用した内部洗浄が必要)。
せっかくのマシンもメンテナンスが大変だと結局使わなくなってしまうので、こういう手軽さは本当に助かります!
コーヒー好きなら、結果的にお得
正直、筆者にとっては安くない買い物だったので「カフェやコンビニで買う機会を減らせば元が取れるはず」と自分に言い聞かせて購入しました。しかし、実際に使ってみるとコーヒーを飲む回数が激増し、思いがけず豆代がかさむことに。それでも、手頃な豆を選べば1杯あたり30〜40円程度で楽しめるため、数年使えば充分に元が取れそうです。
ちなみにメーカーの保証は3年間と、家電製品としては長めなのも安心ポイント。毎日手軽に本格的な味を楽しめるだけでなく、長く使えることを考えれば、とても満足度の高い買い物でした。