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2017/2/10 16:00

「テニス」に近い新スポーツ! 簡単だけど奥深い「パデル」が日本でもブームの予感

日本ではまだあまり知られていない「パデル」というラケットスポーツをご存じだろうか。

 

「パデル」(Padel)は、1970年代にスペインで生まれたラケットスポーツ。誰もが簡単に始められる一方、知略戦略を駆使して勝利を狙うゲーム性の高さもあって、スペインやラテンアメリカを中心に瞬く間にプレイヤー人口とコート数を増やしている。発祥の地であるスペインでは、テニスを凌ぐ大人気の国民的スポーツとして知られているそうだ。

 

すでに世界にはプロツアーまで存在するというパデルだが、日本を含むアジアでの普及はまだこれからといったところで、たった今から始めても日本で一番の選手になれるかもしれない。

 

ではパデルとは、どんなスポーツなのか。まずはこちらの動画を見ていただけるとわかりやすい。

動画提供:パデルアジア

 

見てのとおり、パデルはほぼ小さなテニスといったイメージだ。大きな違いは、コートにワンバウンドした後、コートを囲う壁にボールがバウンドしても、プレーを続行できるという点にある。

 

<パデルの特徴①>

テニスコートの約半分の大きさ(20m×10m)の、周囲を強化ガラスと金網で囲まれたコートで、センターのネットを挟んで2人対2人のダブルスのみでプレーする。

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↑強化ガラスと金網に囲まれたパデルコート。この周囲の壁を使えることがパデルの最大の特徴であり、面白さの源泉だ

 

渾身のスマッシュを打ちこんだとしても、壁に跳ね返ったボールはいともたやすく打ち返される。パワーだけでは勝てず、戦略が勝負のカギになる。

 

<パデルの特徴②>

パデル専用の短く板状のラケットを使い、ボールはテニスのボール(実際はテニスボールよりも弾まない専用ボール)を使用する。ラケット面のどこに当たってもまっすぐに飛んでいくことから、初心者でもすぐにラリーができるようになる。

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↑適度な重さで誰にでも簡単に扱えるパデルラケット。面に当たりさえすればちゃんと飛んでくれる

 

このように、パデルは小さなコートのなかをダブルスで戦い、なおかつ壁に当たったボールも打ち返すことができるので、子どもからお年寄りまで、それほど体力的な負荷をかけずに楽しむことができる。これが急速に普及した要因ともいわれる。

 

ただ、それだけではよくある新種のレジャースポーツと変わらない。「パデルの最大の魅力はそのエンターテインメント性にあります」と語るのは、パデルに魅せられ、昨年ついに都内で初のパデルコートを開設し、日本でのパデル普及を目論む玉井 勝善さん。

 

 

「プレーしてもエキサイティングなのはもちろんのこと、誰のプレーを見ててもハラハラドキドキ、しかもプレーヤーのすぐ近くで一緒になって盛り上がることができる。こんな競技は他にありません」(玉井さん)

 

筆者も取材時に少しだけプレーをさせていただいたが、すぐにラリーはできるようになるものの、壁を使ったプレーはテニスにはない面白さを感じた。なにより、打ち方を気にせずバンバンとボールを打てばいいから、やってるだけで爽快な気分になる。

 

プレーすれば奥深く、見るだけでもエキサイティングなこの「パデル」。玉井さんによれば、テニスが人気スポーツのひとつである日本は、「パデルが流行らないはずがない」と国際パデル連盟からもお墨付きを得ているそうで、いまから体験しておけばヒーロー・ヒロインになれること間違いなし! いまでは、コートは関東と関西に数か所あるので、まずは「パデル」で検索を。

↑パデル東京の玉井さん(左)とインストラクターの吉元さやかさん。パデル東京では体験レッスンやイベントを随時開催中。興味を持ったらぜひ
↑パデル東京の玉井さん(左)とインストラクターの吉元さやかさん。パデル東京では体験レッスンやイベントを随時開催中。興味を持ったらぜひ

 

取材協力/パデル東京

 

【URL】

パデルアジア http://www.padelasia.jp/

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