スポーツ
2018/4/18 21:30

eスポーツ「レインボーシックス シージ」で日本の「野良連合」がAPAC準優勝! 世界大会へ

日本eスポーツ連合(JeSU)によるプロライセンス認定タイトルの一つ「レインボーシックスシージ」。そのアジア太平洋地域の大会が4月14日から15日にかけてオーストラリアのシドニーで開催され、日本の「野良連合」が世界大会への出場権を獲得した。

 

フランスのユービーアイソフトが製作する「レインボーシックス シージ」は、対テロ特殊部隊「レインボー」の活躍を描く作品の最新作。

 

タクティカルシューターと呼ばれるジャンルのゲームで、メインコンテンツであるマルチプレイは、プレイヤーが5人で一つのチームを組み、建物などに立てこもる「防衛側」チームとそこに突入する「攻撃側」チームで対戦。実際に5人vs5人で対戦するアクションフェーズの前に準備フェーズがあり、防衛側は建物内のどこを拠点にして守り侵入経路を管理するか、攻撃側はドローンを使って相手の動きをいかに把握するかなど戦略性の高さが特徴だ。1ゲームごとに攻守が入れ替わり、最終的に勝ち残った回数の多いチームが勝利する。

ゲームごとに選択できるオペレーター(使用キャラ)にも個性があるため、同じ展開になることがほぼ無し。PC版とPS4、Xbox Oneの全プラットフォームを合わせたプレイヤー総数は、いまや3000万人を突破している。

 

今回開催されたのはシーズン7の APAC(アジア太平洋地域)プロリーグファイナル。日本からは日本プロリーグを勝ち抜いた“野良連合”と“Sengoku Gaming”が出場し、“野良連合”が見事に準優勝。優勝したオーストラリアの“Fnatic”とともに5月にアメリカのアトランティックシティで行われるグローバルファイナル進出を決めた。以下は最終日となった大会2日目の配信動画。

 

試合を見ているとゲームの面白さが徐々に分かってくるはず。同じくチームで対戦する「League of Legends」や「Dota 2」といったMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)の人気作と比べて、短時間で決着がつくことも売りとなっている。eスポーツにおいて今後目が離せないタイトルだ。