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サッカー
2018/7/7 20:30

「ありがとう日本代表!」戦いを終えた彼らのコメントから見えてきたもの

ロシアワールドカップで初のベスト8進出は叶わなかったものの、大きな感動を与えてくれたサッカー日本代表。ベルギー戦終了後、選手たちがSNS上に発表したコメントには、彼らの偽りのない心情を読み取ることができる。勝負を終えた代表戦士たちが自ら発信したコメントをまとめた。

 

川島永嗣

ロシアから帰る日がやってきました。 この4年間、自分の人生すべてをかけてこの瞬間を夢見てきました。 皆さんの力のおかげで、選手として最高の夢を見る事ができました。儚く、輝かしい、ワールドカップという舞台が見せてくれる、大きな夢。 壁を越えれば、 そこにはまた新たな壁がある。 でもこの大会を通して、愛するサッカーというスポーツが、勝負の世界を超えた壮大な景色を見せてくれました。 人と繋がるパワーの大きさ。一つになる瞬間。夢を持ち続ける事の大切さ。信じていれば必ずそれは形になるということ。 僕達が見た夢は必ず未来へと繋がっているはず。 共に戦って下さった皆さん、 共に戦った仲間達、 共にいてくれた家族。 すべての人々に心から感謝したいと思います。 本当にありがとうございました。 It’s time to go home. I’ve spent and sacrificed all my life last 4 years to live these moments. I appreciate you all to get this opportunity to see this huge dream .which was ephemeral and brilliant. There will be another wall after you break down the wall. Through this tournament,I saw something majestic that football uniquely can show us. Connection with people. The moment that we can be as one thing. Importance to keep dreaming and faith. I’m sure the dream that we saw today leads us to another dreams. Thank you all to fight and dream with us. Thank my teammate and staff. Thank my family. #worldcup#russia#2018#dream#pride#faith#

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グループリーグのコロンビア戦とセネガル戦でのプレーがきっかけで一部から批判の声もあがったが、守護神として決勝トーナメントを含む全試合でゴールマウスを守り続けた。

 

原口元気

決勝トーナメントのベルギー戦で先制点を決め、日本代表を応援する全ての人に希望を与えてくれた。

 

昌子源

ベルギー戦でのアディショナルタイム、最後まで諦めずに足を伸ばしてボールを止めようとしていた姿が印象的だった。

 

酒井宏樹

前回大会のブラジルでは日本代表に選ばれながら出場機会がなかったが、今大会ではグループリーグからベルギー戦まで全試合に出場した。

 

酒井高徳

残念な事に日本代表チームの日本国民のベスト8という1つの夢が昨日断たれてしまいました。まず最初に日本代表チームを応援、支えて下さった全ての方々に感謝致します。 本当に皆んな勇敢だった。残念ながらピッチの外からしか手助け出来なかったけど心と気持ちはみんなと一緒に戦いました。 本当にオンもオフも仲が良くて心から大好きなチームでした! このチームの一員として戦えた事誇りに思います。 Unser Enttäuschung ist sehr groß…es war wirklich knapp. Wir haben alles gegeben alles reingehauen diese spiel zu gewinnen aber Ende hat doch nicht gereicht…Aber ich bin wirklich stolz auf unser Mannschaft 🇯🇵 Jetzt mit den breiten Brust gehen wir nach Hause zurück 💪🎌 #酒井高徳 #gotokusakai #japan #worldcup2018 #russia

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ポーランド戦では持ち前の日本人離れしたフィジカルで守備を支え、惜しいシュートも放った。

 

槙野智章

この4年間常にサッカーの事だけを考え、 このW杯で結果を残す事だけを考え、 突っ走ってきた。 自分がどれだけの事が出来たか。このW杯という大舞台で何を得たのか。それは1番自分が理解している。大きな財産になる。 これからの人生に活かしていきたいですね。 サッカーと出会い、ボール1つで色々な感情を抱き沢山の方の希望や勇気となり、少しは夢を与える事が出来たのではないかと思っています。 僕の大きな夢、週末にはサッカー観戦に行くのが当たり前。テレビではサッカーの試合を放送し、街ですれ違う方には昨日ナイスゲーム!と言ってもらえるような、日本にもサッカー文化を起こしたいと思ってるんだな。 最後に、このチームが大好きでした。 前監督のハリルホジッチさんにも胸を張ってありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。 皆さん熱い応援ありがとうございました!! 明日帰国します。 @japanfootballassociation #槙野智章 #makino

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ポーランド戦では敵エースのレヴァンドフスキのマークを担う。その長めのコメントからは、サッカーへの熱き想いを感じ取ることができる。

 

乾貴士

ベルギー戦も応援ありがとうございました! 不甲斐ない結果になりましたが、皆んなで必死に闘いました。 皆んな出し切った結果負けてしまいました。 これが今の自分達の実力だと思います。またここから少しでもその差を埋められるように努力していきたいと思います。 自分のポジションは若く、才能を持った選手が多いのでもう代表でのプレーはあるかわかりませんが、僕のサッカー人生はまだ終わりません。 今シーズンからベティスでプレーします。 どんな状況でもサッカーを楽しく、いつまでもサッカー小僧でやっていきたいと思います!! 応援ありがとうございました!! これからも引き続き応援よろしくお願います!!

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セネガル戦では1得点1アシスト。ベルギー戦では原口に続く2点目を挙げる活躍。日本のスタープレーヤーとして、海外メディアにも多数取り上げられた。

 

長友佑都

まさに「やり切った」感のある長友のコメントだが、大会中にはトルコのガラタサライへの完全移籍も決まり、チーム合宿に休暇返上での早期合流をも表明。すでに意識は4年後に向かっているようだ。

 

本田圭佑

結果的に彼のゴールにより日本代表は決勝トーナメントに進めたことになる。ベルギー戦後のコメントで代表引退を示唆した本田。この短い英語のコメントにもそれがうかがえる。

 

長谷部誠

まず始めに、ロシアW杯での日本代表チームへの多大なるサポート本当にありがとうございました。 皆様からの力が日本代表チームを前へと押し進めて下さいました。本当に感謝しています。 そして僕個人としては、この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたいと思います。 日本代表という場所はクラブとは違い、いつ誰が選ばれるかわからないところであるので、いち選手からこのように発信する事は自分本位である事は承知しています。 しかし、2006年から約12年半という長い間共に戦った仲間たち、多大なるサポートをして下さった日本の皆様に感謝の気持ちを伝えさせていただきたいと思い、こうして書かせていただいています。 日の丸を胸に戦った時間は僕にとって誇りであり、なにものにも代え難い素晴らしいものでした。 共に戦った7名の監督方、コーチングスタッフ、代表スタッフのみんな、そして素晴らしきチームメイトたち、最高の仲間でした。 特に主将を務めさせていただいた8年間は皆に支えられてばかりでした。 貴方達と共に同じ時代に戦えた事は幸せでした。 そして日本代表サポーターの皆様、これまでのサポートに心からの感謝を伝えさせていただきます。 12年半の間、様々な事がありました。 歓喜も失望も共に味わいましたね。 良いときもそうでないときも僕たちの背中を押してくださいましたね。 皆様と共に歩んだ時間は僕にとって大切な宝物です。心から、ありがとう!! 最後になりますが、これからは僕も日本代表チームのサポーターです。 一緒に日本代表チームに夢を見ていきましょう!!! 長谷部誠

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2010年から代表チームでキャプテンを担ってきた長谷部は、今大会をもって日本代表引退を表明した。現役は続行するようなので、今後もクラブチームで彼の雄姿を見ることはできそうだ。

 

選手たちのコメントからは、彼らにとって今回のワールドカップが非常に充実したものとなったことがうかがえる。だからこその結果であり、それを実現したスタッフも含めて評価されるべきことだろう。

 

日本代表選手たちはロシアの地を後にし、それぞれの所属するチームに帰還する。各チームの選手としての日常に戻る前に、まずはゆっくりと休んでほしい。

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