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2018/8/28 18:00

バルサ育ちの17歳、久保建英がついにJ1初ゴール! センス抜群の一撃を見よ

この夏、アンドレス・イニエスタ(神戸)やフェルナンド・トーレス(鳥栖)といった世界的なスター選手の加入が話題となっている明治安田生命Jリーグ。

 

しかし、サプライズという点ではこちらも負けてはいない。FC東京から横浜F・マリノスへ期限付き移籍した久保建英だ。スペインの強豪バルセロナの下部組織で育ち、将来を嘱望される17歳が出場機会を求めて同じJ1のチームへ移籍した。

 

そんな彼が、バルサの「先輩」であるイニエスタの前でJ1初ゴールを決めた!

54分、カウンターの場面で自ら右サイドに展開。ゴール前で松原健からのパスを受けると、わずかに浮かせたトラップから強烈な一撃!センス抜群のシュートでこの試合の先制点をたたき出したのである。

 

このゴールについて久保は試合後のフラッシュインタビューで以下のように語っている。

 

「こういう難しい時期に自分を受け入れてくれた横浜F・マリノスのファン・サポーターの皆様、コーチ、監督、チームメイトに感謝を示せてよかったです。

 

前半はちょっとピッチが滑ったりとかして、いい形でボールを受けられていなかったので修正したいと思っていました。ただ後半はアバウトになってくるなと思っていたので、そこで前を向けて、松原選手がフリーだったのでパスを出しました。

 

そのあとはクロスで入ろうと思ったんですけど、松原選手が切り返したので。自分は2列目で待つのが得意なので、そこで待っていたらいいボールを出してくれて。後はコントロールして決めるだけでした」

試合はこの後、仲川輝人の追加点でリードを広げた横浜F・マリノスが、上位のヴィッセル神戸を相手にアウェイで2-0と勝利。残留争いを余儀なくされているチーム、そして成長のため期間限定ながら新天地を選択した久保にとって、非常に大きな勝点3を獲得している。