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2016/8/24 21:00

初めてのプロレス生観戦でわかった! 必ず持っていくべき持ち物ベスト3

プロレスブームが加速中だ。GetNavi webでも先日から新日本プロレスとコラボ連載をスタートしているが、すでに老若男女を巻き込んで、さらに人気は爆発中。格闘技の会場は強面のお兄さん&おじ様のイメージが強いかもかもしれないが、新日本プロレスの場合、試合会場は子どもづれの家族やキュートな女子が大半を占めている。フェスのような熱気に、アットホームさが漂っているのだ。

 

一度観戦すれば、あの独特かつアツい空気に病みつきになること間違いなしなのだが、未体験の人には「どんな雰囲気で何を持っていったらよいのかわからない」と思っている人も多いはず。というわけで、今回は、格闘技の大ファンの筆者(ただし、プロレスだけ生観戦未経験)が新日本プロレスのG1 CLIMAX 26 ~第18戦 ~(2016.8.12 in 両国国技館)を観戦した例を挙げながら、観戦に持っていくべきアイテムをセレクトした。

 

なお、今回の新日本プロレスで最も盛り上がるイベントのひとつ「G1 CLIMAX 26」の最終戦では、超満員札止めとなる1万204人を動員。メインイベントの優勝決定戦では、実力派のケニー・オメガが後藤洋央紀を激破し、初出場初優勝を成し遂げた。26年の大会の歴史で史上初となる外国人覇者が誕生するなど、新日本プロレス自体も新時代に突入している。

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↑優勝したケニー・オメガ選手。©新日本プロレス

 

【観戦に持っていくべき持ち物1】

2階席からでもリングそばにいる臨場感を味わえる「双眼鏡」

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↑一緒に観戦した編集部・山田が使用したのが、ニコン プロスタッフ 7S。倍率10倍のモデル(2万7000円)では選手の細かい動きまでをしっかり楽しめた

新日本プロレスは様々な会場規模で試合を行っており、一概には言えない面もあるが、双眼鏡は持っていきたいアイテムの筆頭。特に2階席や後方の座席の場合には、8倍~10倍率程度のものを用意すれば、選手入場からマットでの攻防、技の様子まで細かくチェックできる。両国国技館の場合、2F席奥のほうから双眼鏡で観戦するとリングの半分程度が双眼鏡内に映し出されるので、選手が苦悶する表情までくっきり観戦可能だ。

 

リングサイドで観戦する場合は肉眼で観るのが醍醐味だが、筆者はこの場合も携行をオススメする。というのも、会場内の電光掲示板に映し出される映像を見るのにオススメ。中継が入っている場合は中継カメラの映像が映し出され、座席からはわからない様子を見られるうえ、入場シーンもばっちり観戦可能だ。オススメモデルはニコンのプロスタッフ。やや高額だと思うかもしれないが、肉眼で見るよりキレイにみえる(変な表現かもしれないが本当なのだ)。かつ、プロレス以外のスポーツ観戦にも使えるし、旅先で景色を見る場面でも活躍。1本持っていて間違いない一台だ。

 

【観戦に持っていきたい持ち物2】

高倍率ズームデジカメ

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プロレスは会場内の動画撮影は基本禁止されているが、静止画なら撮影OKの場合もある(編集部注:会場や団体によってルールが異なる。新日本プロレスは静止画の撮影は問題ない)。リングサイドならスマホのズーム機能でも十分かもしれないが、それでも寄れる限界はあるので、持ち込めば決定的瞬間を写し撮れる(激しいファイトの場合は選手が飛び込んでくる場合も多いので、基本的には観戦に集中しよう)。2階席や後方の席の場合は、大きくズームできるカメラがあると段違い! しかも、一般的なコンデジはなく、高倍率のコンパクトデジカメがオススメだ。

 

注目モデルは、キヤノン パワーショット SX60 HS(実売価格4万4920円)、ニコン クールピクス P900(実売価格5万4810円)などの実売価格4万円~5万円代のモデル。発売からすでに経過しているが、性能はピカイチ。どの席にいてもリング上の選手を大きく撮影できる。これらも高額に思えるかもしれないが、どちらも月を大写しできるほどのスペックを持っており、旅先など幅広い場面で活躍してくれるので持っていて損はない。

 

【観戦に持っていきたい持ち物3】

ハンディサイズのLEDライト

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↑Ledlenser P7.2(実売価格5610円/ギフトボックス)。全長130ミリ×ヘッド直径37ミリとコンパクトサイズで荷物の邪魔にならない

LEDライト? 振るの? と思うかもしれないが、試合が始まると照明が落とされるので、まわりがほとんど見えない状態になることがある(会場によって明暗の差はもちろんある)。もし開始時間に遅れてしまったり、休憩時間を過ぎて戻ったりした場合に、小さなLEDライトを持って行けば席番号を照らせるので便利。会場は階段などの段差がかなりあるので、足元を照らすのも活躍する。また、座席探しで困っている人に、そっと照らしてあげるのも助け合い精神。プロレス観戦のマナーアップにつながるだろう。

 

なお、試合が進むにつれ、会場の温度は本当に上昇するので、夏場から秋にかけてまでは扇子やタオルがあるとなおよい。

 

最後に、会場の雰囲気についても少し触れておこう。一旦試合が始まれば、会場のボルテージは一気に上昇。歓声が渦のように押し寄せ、観客の興奮はマックスに。選手の雄叫び、鍛え上げられた肉体がぶつかり合う音、マットに叩きつけられる爆裂音、華麗な技の攻防戦、場外乱闘で打ち付けられる鋼鉄フェンスの金属音……。そのすべてがライブの臨場感に満ち溢れ、血圧が上昇して行く自分に驚くはず。

 

これらのアイテムを用意していけば、プロレスに絶対ハマること間違いなしだ。

 

【URL】

新日本プロレス http://www.njpw.co.jp/