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2022/4/19 10:45

MLB史上初! 女性コーチが公式戦のフィールドに立った歴史的瞬間にネット反響

日本時間4月13日、サンフランシスコのオラクル・パークで行われたサンフランシスコ・ジャイアンツとサンディエゴ・パドレスとの試合。3回裏、ジャイアンツの一塁コーチが退場処分を受け、急きょコーチスボックスにアシスタントコーチのアリサ・ナッケンが入った。

 

よくあるコーチの交代だが、ボックスに入ったのは女性。MLB史上初めて女性コーチが公式戦のグラウンドに立った歴史的瞬間となった。

 

 

パドレスのダルビッシュ有が、今季2試合目の先発登板で9失点、自己最短の1回2/3で降板した。そして、ダルビッシュ降板後の3回にナッケンが出場すると、歴史的な瞬間に対しスタンドからは温かい拍手が送られた。

 

メジャーリーグ(MLB)公式ツイッターが動画を投稿しただけでなく、ジャイアンツもツイッターで画像を投稿し大きな反響を呼んだ。

 

 

ナッケンに対し、パドレスの一塁手、エリック・ホズマーは祝福の握手を求め、ベンチに戻るとジャイアンツの捕手、カート・カサリからはハグで迎えられた。

 

大学ではソフトボール選手として活躍したナッケンは、2014年からジャイアンツのインターンとして働き、2020年にMLB史上初のフルタイムのアシスタントコーチに指名された。その年、エキシビションゲームでは一塁コーチを務めたが、公式戦は今回が初出場となった。

 

ホズマーは「彼女にとって特別な瞬間であり、彼女が誇りに思うべきだ」と祝福のコメント。ナッケン自身は中継局のインタビューで「この瞬間のためにやってきた。いつでも出られるように準備していた」と答えている。