「アディゼロ シリーズ」が打ち出してきた記録
会場内ではアディゼロシリーズが打ち出してきた数々の記録とそのランニングシューズが展示されていました。
2011年。パトリック・マカウが「アディゼロ ジャパン」初代モデルと共に、ベルリンマラソンで2時間3分38秒を記録し、新たな男子マラソン世界記録を樹立。ハイラ・ゲブレセラシエが持っていた記録を塗り替えたことで、アディゼロ ジャパンシリーズを着用したアスリート同士によって、次世代に歴史が受け継がれた瞬間となりました。
デニス・キプルト・キメットが、「アディゼロ ジャパン ブースト 2.0」と共に2014年ベルリンマラソンで過去最速を記録し勝利。2時間2分57秒という新たな世界記録で、マラソン界に金字塔を打ち立てました。同じく2014年ベルリンマラソンの女子マラソンでは、ティルフィ・ツェガエが、アディゼロ ジャパン ブースト 2.0と共に優勝し自己ベストを更新。
メアリー・ケイタニーが「アディゼロ タクミ セン 5」と共に2018年ニューヨークマラソンで4度目となる優勝を果たしました。
2020年。ペレス・ジェプチルチルが、「アディゼロ アディオス プロ」と共にプラハマラソン・ハーフマラソン女子単独レースにて1時間5分35秒の世界記録を樹立。その後、ワールドアスレチックハーフマラソンチャンピオンシップにて、自らが打ち立てた記録を18秒更新しハーフマラソン女子単独レースで新たな世界記録をとなる1時間5分16秒を樹立。
2011「ADIZERO:ROAD TO RECORDS」にて10km女子単独レースで故アグネスジェベト・ジェべット・ティロップが「アディゼロ アディオス プロ」と共に、当時世界新記録となる30分01秒で優勝。また、5km女子単独レースではセンベリ・テファリ選手が「アディゼロ タクミ セン 8」と共に、14分29秒で優勝し当時の世界新記録を打ち立てました。
一方、期待の若手ランナーによるトークセッションも行われ、男子マラソン日本歴代38位の2時間7分52秒の自己ベストを持つ浦野雄平(富士通陸上競技部所属)、1万m28分8秒83の自己ベストを持つ塩澤稀夕(富士通陸上競技部所属)、女子マラソン日本歴代12位の2時間22分29秒の自己ベストを持つ上杉真穂(スターツ陸上競技部所属)、そしてマラソン2時間8分21秒の自己ベストを持つ林奎介(GMOアスリーツ所属)の4選手が登壇。それぞれお気に入りの最新アディゼロシリーズを履き、印象と今後の目標を語ってくれました。
今回の新作を含め、アディダス ランニングの「アディゼロ シリーズ」は7モデルのラインナップとなりました。もちろん最新モデルは現在販売中。自分の走り方に合わせ最適なモデルを選び、ぜひランニングを楽しんでください。
撮影/中田 悟
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