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2023/3/3 20:30

テーラーメイドの新ゴルフクラブ「ステルス2」 はより遠くまで飛び、よりやさしく扱いやすい

フェアウェイウッド・レスキュー・アイアンにもHD

ドライバーと併せて、フェアウェイウッド、レスキュー、アイアンも発表されました。フェアウェイウッドはドライバー同様にスイートエリアが拡大し、ミスヒットに対する寛容性が向上しています。

 

アスリート向けの「ステルス2 プラス フェアウェイウッド」(6万500円~8万300円)はソール部分にウェイトを前後に調整できる「スライディングウェイト50g」を搭載し、ロフト・ライ調整機能との組み合わせでボールの打ち出し角とスピン量を自分好みに調整できます。

 

新たにラインアップに加わった初心者向けの「ステルス2 HD フェアウェイウッド」(5万8300円)はドライバー同様にハイ・ドロー弾道の“上がってつかまる”クラブで、テーラーメイド史上最も優しいフェアウェイウッドとなっています。

↑フェアウェイウッドも3種類。アスリート向けのプラスは前後に動くスライディングウェイトにより自分好みの弾道を作れる

 

↑プラスモデルの可変域。ロフト、バックスピン量ともに広い

 

↑HDモデルは上下幅が狭いシャローヘッド設計により、重心が低くなり“上がる”クラブに仕上がっている

 

レスキューに関しては、従来のアイアン型の新製品「ステルス2 プラス レスキュー」とウッド型の新製品「ステルス2 レスキュー」に加え、こちらもHDシリーズが新たにラインアップしました。ハイロフト設計、ボールが上がりやすく左右のミスに強いシャローヘッド設計、および低重心化でより高く大きく飛ばすことができます。

↑レスキューも3種類。プラスモデルはアイアン型、無印とHDモデルはウッド型

 

↑レスキューもHDモデルはシャローヘッド設計。ビギナーの“ボールが上がらない”問題の解消を狙う

 

さらに、アイアンにもHDシリーズが加わりました。テーラーメイドでは米国、日本、欧州さまざまな地域でたくさんのゴルファーに対して「アイアンではどんな球を打ちたいか」というヒアリングをした結果、高い弾道でつかまりがよく、スピンがかかって、グリーンに落ちた時に転がらずに止まる球を打ちたい、というのは万国共通の願いでした。このニーズに答えるべく今回、アイアンでもHDシリーズを新たに導入したのです。

 

「ステルス HD アイアン」(6番~PWの5本セットで13万7500円/12万1000円)は、ソールの幅が拡大したワイドソールを採用、重心を低く、後ろにもっていくことで、高弾道でバックスピン量の多い打球を打ち出せるようになっています。また、継続販売となる上位モデルの「ステルス アイアン」に比べて5番からピッチングまでのロフト角を大きくし、高く“上がる”ようにしています。なお、アイアンもHDモデルはシャローヘッド設計を採用しています。

↑「ステルス HD アイアン」はシャローヘッド設計、ワイドソールにより低重心化が実現し、高弾道でバックスピン量の多いショットが打てる

 

↑上位モデルに比べてロフト角が大きくなり、高い打ち出し角を保てる

 

テーラーメイドではビギナー・エンジョイ層向けには「ステルス グローレ」シリーズを展開していますが、ステルスシリーズの中でも比較的やさしいHDシリーズがドライバーからアイアンまで揃ったことで、ステップアップ意識の高いユーザーを幅広く取り込めるようになりました。

 

少し前まではゴルフ人口の減少が危惧されていましたが、新型コロナウイルスの流行で若者たちが密にならないアウトドアアクティビティに興味を示し、ゴルフでも若年層のプレイヤーが急激に増えています。中にはステルスドライバーを手に持つ若者もいます。うかうかしていると若者にあっという間に抜かれてしまうので、もっと練習しなければ(笑)。

 

 

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