文房具
2017/2/6 18:15

「小学生の筆箱=鉛筆削り付き」の時代は終わった! いまの学童文具はオトナにもマッチしたスマートな逸品ばかり

文房具というのは、小学校に入学した時から中学・高校と進み、社会人となってもずっと毎日のように使い続けられている道具である。が、面白いもので、同じ「文房具」なのに小学生の頃に使っていた文房具といま大人になって使っている文房具はほぼ別物。別のカテゴリといってもいい。

 

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もちろん、小学生が使う鉛筆は大人が書類を書くのに適していないとか、大人のハサミは子どもの手には大きすぎるとか、いろいろと食い違う要素はある。しかし、食い違う要素はあるんだけど、そうやって大人が見ていないスキに小学生用の学童文具もやたらと便利に進化しているのだ。そんなに便利なら、使わないのはむしろもったいない。ということで今回は、大人でも使える便利な学童文具を2つ紹介してみたい。

 

大量の文房具がスマートに持ち運べるペンケース

昭和の子どもがパカパカとあちこちが開いたり、ボタンプッシュで鉛筆削りが飛び出してくるようなバカっぽい多面筆箱で遊んでいた時代とは、もう大きく違う。21世紀の小学生が使っている筆箱は、がっつりと大きめで、かつ軽量で頑丈で使いやすいのだ。

 

なんせ彼らは常に複数本の鉛筆と消しゴム、定規にハサミといったように、授業に合わせて大量の文房具を持ち歩かねばならない。つまり、同じように仕事であれこれ文房具を持ち運ばなきゃいけない大人なら、小学生用の学童筆箱がいい感じにマッチするはずである。

 

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レイメイ藤井 TOPLINER EVA(全6色) 1620円

レイメイ藤井の「TOPLINER EVA」は、まず見た目がシンプル。子どもっぽい絵柄や意匠はどこにも入っていないので、大人がしれっと使っていても、学童筆箱だとバレる可能性はほぼゼロだ。

 

素材はEVA(防護材やビーチサンダルに使われている軽くて頑丈な樹脂)と合皮で、手に取ってみると「へぇー!」と言ってしまうぐらい軽い。鉛筆だけなら30本近く入ってしまうサイズなのに単体重量で155gという軽さは、カバンの中にノートPCやタブレットなど重いデジタルガジェットを放り込みがちな大人にもありがたい。

 ↑センターファスナーでがばっと開くので、文房具が探しやすい
↑センターファスナーでガバッと開くので、文房具が探しやすい

 

トランクのようなダブルファスナーで中央からバカッと開くと、そのままトレーとしても使えるフルオープンタイプ。で、この中身が先述の通り、やたらと文房具が入る。

↑ペンホルダーをめくると深さのあるトレーに
↑ペンホルダーをめくると深さのあるトレーに

 

中側はペンホルダーとトレーの二段体制。ペンはホルダーに挿して、消しゴムやハサミその他ツールはトレー側に収納するのが基本的な使い方だ。

 ↑センターファスナーでがばっと開くので、文房具が探しやすい
↑センターファスナーでがばっと開くので、文房具が探しやすい

 

もうちょっとサイズ的にかさ張るものを入れたいなら、思い切ってペンホルダーをむしり取ってもOK。マジックテープ着脱式なので、収納しておきたいツールのサイズによって好きに使い分けられる。

 ↑薄物を入れるメッシュポケットには、幅広のフラップ付き
↑薄物を入れるメッシュポケットには、幅広のフラップ付き

 

フタ側にはメッシュポケットがあり、定規やカッターナイフが収納可能。フラップのおかげで中身が飛び出す心配もないので、レシートや領収書の一時避難場所として使うのもアリだ。これだけ収納力があれば、フリーアドレスな職場での文房具用母艦としても機能しそうだ。

 

力尽くでゴリゴリいける楽しい鉛筆

大人になると使わなくなる筆記具、といえば鉛筆だろう。中学高校でだいたいの人がシャープペンシルに切り替え、社会人になるとほぼボールペン一辺倒になるのが定番のコース。もう何年も鉛筆に触ってないなという人も多いだろう。

 

しかし文房具好きの間では、大人の鉛筆使いもそれなりに楽しまれているのである。例えば、何か企画を練る場合のアイデアスケッチを鉛筆でザザッと描いたり、1日1ページタイプ手帳の広い紙面に絵日記を描いたり。鉛筆の軟らかいタッチと、するすると滑らかな筆記感を楽しむというのがひとつのムーブメントになっているのだ。

 

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クツワ オレンピツ(B) 3本削りセット(後端に消しゴム付き) 583円

へー、それじゃぁ久しぶりに鉛筆使ってみるか……という人にオススメしたいのが、クツワの「オレンピツ」である。名前の通り、従来品と比べて芯の強度2倍以上という特殊なハード芯を使っている鉛筆で、これが実際に試してみると、確かに折れにくい。

 

↑ポリカーボネート製の頑丈なキャップ2本と、鉛筆削りになるキャップ1本が付属。ポリカーボネートのキャップは連結すると補助軸としても使える
↑ポリカーボネート製の頑丈なキャップ2本と、鉛筆削りになるキャップ1本が付属。ポリカーボネートのキャップは連結すると補助軸としても使える

 

はかりの上でグイグイと押しつけてみると、一般的な鉛筆が900g前後で芯が折れたのに対して、オレンピツはなんと1.8㎏を超えてまだ芯の先端がパラッと砕けた程度。さすがパッケージの惹句に『「超」折れにくい鉛筆』と書いてアピールするだけはある性能だ。

↑折れるまでの筆圧を計測。たしかに、2倍の強度差はある
↑折れるまでの筆圧を計測。たしかに、2倍の強度差はある

 

で、久しぶりに鉛筆使う人になんでオレンピツがいいかというと、純粋に筆圧をグイグイかけて黒々とした線を描くのがすごい楽しいからである。

 

小学生当時、筆圧のコントロールなんて考えてもいなかった頃はこんな感じでグイグイガリガリと鉛筆で絵を描いたりしていなかっただろうか。さすがに大人の筆圧でそれをやっちゃうと大抵の鉛筆はボキッといってしまうのだが、オレンピツならかなり耐えてくれる。

 ↑鉛筆ならではのタッチはやはり楽しい
↑鉛筆ならではのタッチはやはり楽しい

 

筆圧をかけてなお滑らかで気持ちいい線が引ける感覚は、イコール鉛筆使いの原点的な楽しさ。ぜひオレンピツで、この感覚を思い出して欲しい。