文房具
2017/6/26 20:02

効率良く勉強できる進化系単語帳3選! 時代は「緑のマーカー+赤い下敷き」だけじゃない

知人の息子が来年高校受験とのことなのだが、息子の母親(つまり筆者の知人)いわく「まぁ、これがまた勉強しないしない。そもそも英単語ひとつ覚える気がないからどうしようもないんだけど、なにか文房具で解決できない?」とのこと。

 

そもそも、22世紀の秘密道具が潤沢に使えるのび太君の成績でさえアレなわけで、文房具で解決しようというのは無理があるのではないか? ……という、至極まっとうな説明を受け入れてくれればこちらもラクなのだが、“勉強しない受験生の母親”というストレスフルな立場にいる彼女は聞き入れてくれない。

 

例えば、英単語を覚えるのであれば最短ルートは「自分の手で何度も単語を書いて何度も読み返す」こと。実は昔ながらの単語帳学習というのが正攻法ながら、いまだに最適解なのである。「CDを聞き流すだけでなんとか」「眠っている間になんとか」的なものは意外と習得に時間がかかるとも言われている。

 

そこで、個人的に筆者がベストと感じているスマホ連動型の単語帳を進めてみたのだが、受験生の彼はいまどき珍しくもスマホを持っていないという。じゃあ、もう真っ当に単語帳を使ってもらうしかないだろう。お馴染みの単語帳も最近はちょっとした工夫がプラスされて使いやすくなっている。単語帳2.0……というほどでもないが、単語帳1.2ぐらいの進化版がいろいろ発売されているのだ。

 

通学途中や休み時間に便利! 途中セーブ機能付き単語帳

単語帳といえばやはり定番は、1穴リング留めの細長い単語カード帳だろう。ポケットに入るので、どこでも気軽に取り出して勉強できるのが最大のメリットだ。ところが、一般的な単語カードはだいたい100枚前後がひとまとめの分厚いもの。これを短い時間で小刻みに見返していると、「あれ、さっきはどこまでやったっけ?」ということになりがちなのだ。

 

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キョクトウ WORD CARDS  しおりつき/Mサイズ 151円

そういう時に便利なのが、キョクトウの「WORD CARDS しおりつき」。その名のとおり、どこまで見返したかの目安になるしおりが付属しているのである。カードと一緒にリング留めされている半透明のプラ板が、そのしおりにあたる。

 

↑しおりは穴の切れ目からリングに差し込む
↑しおりは穴の切れ目からリングに差し込む

 

このしおり板は穴の横に切れ目が入れてあり、リングをいちいち開かなくても付け外しが可能になっている。例えば、通学の電車内で単語を見返している最中、駅に着いたらさっとしおり板を外して、さっきまで見ていたページの前でリングにスッと差し込むだけ。これで単語帳の途中セーブができるというワケだ。

↑途中セーブをした状態。次はここから勉強を再開できる
↑途中セーブをした状態。次はここから勉強を再開できる

 

次に使うときはしおり板のところからページを開けばOK。どこまでやったかわからないからまた最初から……という非効率なやり方をせずに済むのはとても良い。

 

赤シート付きが使いやすい「暗記ノート」

単語カードと並んで暗記学習の花形といえば、赤いシートを使った勉強法だろう。ノートの覚えたい部分に緑のマーカーでチェックを入れて(もしくは、覚えたい部分を赤ペンで記述して)上から赤いシートをかぶせると、その部分が見えなくなる……というやつだ。1980年代にゼブラの「チェックペン」が発売されて以降、数十年経ついまでも現役の勉強法である。

 

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ミドリ 暗記ノート B7変形/194円

ミドリ「暗記ノート」は、その暗記用赤シートが一体化したミニサイズのリングノート(B6変形・B5サイズもあり)。ノートの上と下にリングがついている特殊な形状で、この下側のリングで赤シートを綴じ込んでいるのだ。

 

↑下側のリングには赤シートが付属
↑下側のリングには赤シートが付属
↑罫線にはドットが入っているので、使いやすいところで縦線を入れて区切りやすい
↑罫線にはドットが入っているので、使いやすいところで縦線を入れて区切りやすい

 

使い方としては、ノートに単語など覚えたいものを赤ペン(メーカーはオレンジ系を推奨)で書き込んだら、下リングから赤シートを引っ張り出してページの上にかぶせるだけ。赤シートは柔らかめなので、ページの上から下に向けてスライドさせていくこともできる。

↑弾力のある赤シートをスライドさせながら暗記チェック。これなら片手で勉強できる
↑弾力のある赤シートをスライドさせながら暗記チェック。これなら片手で勉強できる

 

赤シート一体型はノートとシートを別々に持つ必要がないので、電車やバスの中など混み合うところでも片手で暗記チェックできる。また、シートを紛失して「あー、今日はもう勉強できないなー」といういいわけも効かない。いつでもどこでも暗記に集中できるわけだ。さらに、赤シートはしおり代わりにもなるので、これまた途中セーブが可能となっている。

 

覚えているものからテンポ良く! サクサク暗記が進む「単語ノート」

単語カードによる暗記学習のデメリット……というか、ちょっと良くない点として「暗記の立ち止まり」という問題がある。単語カードはその構造上、開くと単語ひとつ(カード1枚)が表示される。言い換えると、複数の単語を同時に見渡すことができないのだ。これの何が良くないかというと、その“いま見えている単語”が思い出せないと、そこで学習が停滞してしまうのだ。

 

思い出せないなら次のページをさっとめくってしまえばいいのだが、勉強している身としては「思い出せるまでがんばろう」とついつい考え込んでしまう。ところがこれは学習のテンポを落としてしまうだけで、あまり効率がよろしくない。

 

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LIHIT LAB TWIST WORD NOTE/302円(左) 単語ノート専用リーフ 20枚入り/162円(右)

そこで便利なのが、LIHIT LABの「TWIST WORD NOTE」。LIHITお得意のツイストリングシステムで綴じられた単語カードノートである。表紙を開くと、中は縦長のノートリフィル。だが実はこれ、切り取り線で5段の単語カードに分離するようになっている。

 

↑使用前には、切り取り線で分離しておく
↑使用前には、切り取り線で分離しておく

 

一目で5枚の単語カードが見渡せるのがポイントで、つまりこの中から1枚でも記憶にある単語があれば、そのカードをめくって先に進めばいいということ。5枚というのがなかなか程良いところで、それだけあればどれか1つぐらいは「なんとなくコレじゃないか?」レベルででも思い出すことができるもの(間違えていても構わない。カードをめくって進めることが重要)。

↑5段のカードがバラバラにめくっていけるので、わかる単語から進めていこう
↑5段のカードがバラバラにめくっていけるので、わかる単語から進めていこう

 

単語1つに集中せず、脳を広く使って記憶を掘り起こせる感じといえばいいだろうか。思い出せずに残っていた単語も、しばらく目にしているうちに記憶がフッと戻ってくることもある。そうやってテンポ良くサクサクとカードをめくっていくことで、「思い出せない!」と立ち止まるイライラをなくして、気持ち良く勉強ができるという仕組みだ。

↑簡単にリングが外せる「ツイストリングノートシリーズ」なので、差し替えも自由自在
↑簡単にリングが外せる「ツイストリングノートシリーズ」なので、差し替えも自由自在

 

もちろんツイストリングなので、カードリフィルの追加・差し替えはいつでも可能。使い勝手良し、テンポ良しの暗記ノートだ。勉強に必要なテンポの良さを重視するなら、ぜひ試してみていただきたい。

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