文房具
2019/3/25 14:05

大量の紙資料はもういらない! ノートや書類を「QUADERNO(クアデルノ)」で読む、持ち歩く!

富士通クライアントコンピューティングから発売された電子ペーパー「QUADERNO(クアデルノ)」は紙の長所である高い視認性とポータビリティを備えたデジタルデバイスです。今回は「デジタルコンテンツリーダー」として、または「紙書類を持ち運ぶ新デバイス」として、すぐに役立つ便利で実践的な活用術を掘り下げてみたいと思います。

 

↑パソコンアプリ「Digital Paper PC App」と併用することで、利便性が大きくアップする

 

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「クアデルノ」はPDF形式の様々なファイルが読み込めます。例えば、仕事の資料や習い事の教材などをスキャナーで読み込んでから、PDFファイルとして用意。続いて、パソコンの専用アプリケーション「Digital Paper PC App」を介して「クアデルノ」に転送すると、外出先にも資料を軽快に持ち運べるのでおすすめです。

 

ファイルを閲覧するときには画面に1ページを大きくタテ方向きに表示しても良いですし、複数ページにまたがる書類は「クアデルノ」を横向きに構えた状態で見開き2画面表示にすることも可能です。

 

文字が読みづらい場合は、ファイルを表示した状態で2本の指でピンチアウト操作をすれば任意の場所が拡大できます。スマホやタブレットのように直感的なジェスチャー操作が素速くできるところも電子ペーパーである「クアデルノ」ならではの特長と言えます。

 

2つのサイズで展開する「クアデルノ」はA4版が約350g、A5版が約251gと、どちらも非常に軽いので通勤・通学など外出時にもバッグに忍ばせて持ち歩くことが苦になりません。女性の方にはバッグのサイズにもフィットしやすいA5のモデルをオススメしたいですが、画面が小さくなると文字が見えづらくなって不便に感じるのではと思う方もいるかもしれません。どちらのサイズの「クアデルノ」も画面の解像度が非常に高いうえに、先に触れた拡大表示機能もあるので心配は無用です。

 

↑サイズは上記の2サイズ展開。机上で使うならA4、持ち歩くならA5がベターだ

 

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手放せないワケ①「PCから簡単に書類を転送」

「クアデルノ」への注目度が高まるほど、筆者のまわりからも「ユーザーが自分で作成したパワーポイントやエクセルの資料、ワードのドキュメントなどが読み込めるのか気になる」という声をよく聞くようになりました。シンプルに結論だけを答えると「できます」。しかもその方法はとてもカンタンです。パソコンと「クアデルノ」を接続して、パワーポイントやエクセル、ワードのファイルを開いてから「印刷」を選択します。プリンターのリストに並ぶ「Fujitsu Digital Paper」を選択して印刷操作を行うだけ。PDF以外のファイルやホームページなどをPDFファイルに変換・転送してくれます。

 

また、「Digital Paper PC App」を使えば、パソコン内のフォルダー指定して「クアデルノ」内のフォルダと同期させることができます。追加/変更/削除された内容は相互に同期されて非常に便利に扱えます。もちろん、パソコン内のPDFファイルを、「クアデルノ」に転送することも簡単。任意のフォルダに、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、ファイルの転送は完了します。

【①のまとめ】

印刷先を「Fujitsu Digital Paper」にして「印刷」する転送手段は便利! パワポでもワードでも自動でPDF変換して、一瞬で転送してくれます。もちろんPCアプリ上での書類転送もドラッグ&ドロップだけと超簡単!

 

手放せないワケ②「PCで簡単にファイル管理」

クアデルノの中にたくさんのファイルがたまってきたら「Digital Paper PC App」を使って整理整頓をしましょう。ファイルの名前を変更したり、不要になったファイルをプレビュー確認しながら削除したり、フォルダを作ってまとめたりする作業もPCアプリケーションならとても効率よくできます。

 

【②のまとめ】

「Digital Paper PC App」では、ファイルやコピーや削除や移動など、一般的なPC操作と同じ方法でファイル管理が可能になります。フォルダを作成し、名称を入れて、ファイルを管理すると検索性もアップ!

 

手放せないワケ③「スキャナーと連動」

では、そもそも紙の書類を「クアデルノ」に入れるのはどうすれば効率的か? これは、最近人気を集めているスキャンスナップなどのスキャナーを活用するのが便利。スキャンした書類の保存先フォルダを、「クアデルノ」と同期するフォルダにしておくだけで、スキャンした紙書類がどんどん「クアデルノ」に転送されるわけです。これまでは会社から数十枚の紙資料を持って打ち合わせ先に出向いていただけですが、そうした無駄はもうなくなります。ノート一枚程度の重さの「クアデルノ」に、数十枚、否、数百枚の紙資料を入れて軽快に持ち歩けるわけです。

【③のまとめ】

スキャンした書類の取り込み先フォルダを「クアデルノ」と同期しておけば、スキャン後、即PDFは「クアデルノ」に入ります! 何十枚もの紙資料を一気にスキャンして同期しておけば、バックの軽量化も実現!

 

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手放せないワケ④「いろいろな体裁のノート」

電子コンテンツリーダーとして「クアデルノ」をより幅広い用途に使うのであれば、ぜひ「ドキュメント・テンプレート」を活用しましょう。ホームボタンをクリックして「ノートの作成」を選択すると「ノートのテンプレート」を選択する画面が表示されます。

 

通常のメモやテキストの作成には「無地(縦・横)」、または「大学ノート」あたりを使うことが多いと思いますが、短期間に“やること”のチェックリストを作成できる「ToDoリスト」や手帳代わりになる「デイリースケジュール」、クライアントとのミーティングの記録にも便利な「ミーティングシート」などがビジネスとプライベートの様々な生活シーンに役立つテンプレとしておすすめです。

【④のまとめ】

紙の手帳と同じく、いろいろな体裁のノート(リフィル)を用意。テンプレートはこの6種類に、無地(縦)と無地(横)を加えた全8種類。用途に合わせて選択できるので、仕事の効率アップにつながります!

 

手放せないワケ⑤「機能的なスケジューラー」

「クアデルノ」の公式サイトでは便利なオリジナルのドキュメント・テンプレートも無料で提供しています。現在公開されている「スケジュール(2019年版)」を「Digital Paper PC App」を使って本体に読み込むと、ホームボタンをクリックして一覧に表示される「スケジュール」の中から2019年のデイリースケジュールがすぐに確認できて便利です。ふだんはバッグに入れて持ち歩いている手帳やスケジュール帳がスリムな「クアデルノ」にまとめられるので、とにかく重い荷物から解放されたいという方はぜひ試してみてください。

 

スケジュールは、マンスリー、ウィークリー、デイリーをシームレスに、ワンタップで行き来することが可能。さらに、デイリーでいろいろメモや日記を書き込んで、誌面がいっぱいになってしまっても、そこはデジタルのノート、存分に紙面を追加することができます。これは、紙の手帳では得られない体験といえるでしょう。

 

 

【⑤のまとめ】

「クアデルノ」は、マンスリー、ウィークリー、デイリーのページをワンタップで自在に移動可能。全部使ってもいいし、自分に必要なものだけ記入するのもいいでしょう。マンスリーはワクが小さいので、ピンチアウトして拡大して記載するのが便利!

 

手放せないワケ⑥「ほぼ一生分のノート」

そう、「クアデルノ」で作成した文書は本体の16GB(使用可能領域は11GB)の内蔵メモリーにPDFファイルとして保存されるわけですが、これ、普通の使い方だと約ノート10万冊(!)分のページを収納できるのです。一部「無限ノート」とか「一生ノート」と「クアデルノ」のことを呼ぶ人もいますが、あながち誇張ではないでしょう。

【⑥のまとめ】

一般的なメモならノート10万冊分、PDF書類なら約1万ファイルを収納可能。たくさん入れ過ぎても、ピンチインで一気に16分割表示させられるので、目当てのファイルにもすぐたどり着きます。

 

最後に一つ、便利な活用法を。「クアデルノ」の手書きファイルだとか、PDFに手書きメモを追記したファイルは、自動でパソコン側(有線、Bluetooth、Wi-FIなどで接続しておく必要あり)にも保存されます。要は、手書きファイルは自分だけの「メモ」として管理するわけではなく、そのファイルはメールなりオンラインストレージなりで、他の人とも共有できるということ。ちょっとしたラフスケッチなどを送るさいは、これまでは「紙に描いて、スキャンして」という作業が必要でしたが、「クアデルノ」なら、「手書き→メール」とシームレスに送れちゃうわけです。漫画家さんが「ネーム(ラフコンテ)をスキャンする手間がなくなった!」と絶賛していたのは、この便利機能おかげです。

 

「クアデルノ」は紙のノートとペンの組み合わせに近いナチュラルな書き心地を実現した「デジタルノート」としても注目されていますが、もうひとつの顔である「デジタルコンテンツリーダー」、そして紙の書類を軽減してくれるストレージとしての活用方法を心得ておくと、手に入れた満足感が倍以上に膨らむはずです。「クアデルノ」はビジネスとプライベートの垣根を越えて、あなたのクリエイティブなライフスタイルを支えてくれる強い味方です。

 

公式サイト http://www.fmworld.net/digital-paper/top.html

WEB MART http://www.fujitsu-webmart.com/pc/webmart/ui3211.jsp

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