日本最大規模の文房具メーカーとしておなじみのコクヨが、恒例の「コクヨハク」を開催。趣旨は、文房具の新しい見せ方により、文房具ファンにとどまらず、広く一般の方にも文房具の魅力をお伝えする……などとやや小難しいものの、新商品をいち早くチェックできたり、人気商品や定番商品のここでしか買えない限定アイテムが買えたりと、魅力たっぷりで文房具ファンをひきつけ、昨年は2万7000人以上が来場したという、スペースの割にマンモスなイベント。今年で7回目を数えるそう。
7回目といえば……GetNaviが主催する「文房具総選挙」も同い年。投票受付中&4/14にイベントあります
https://getnavi.jp/bunbougu-senkyo/
今年はどういったアイテムが並んでいるのか、これから行く人へお伝えしましょう。まず、今回のテーマは「KOKUYO LAND 〜旅する遊園地〜」。メリーゴーランドやスタンドをイメージした什器に、色とりどりの商品が並びます。会場へ入った途端に目に入るのは、特大の「コクヨビッグガチャ」。限定600個で中身はお楽しみ。一部に“当たり”チケットが入っており、「文房具ハッピーBOX」をもらえます。
さて、もっとも気になるのが、限定アイテムでしょう。今回も盛りだくさんです。
1.グミのようなカルカットクリップ
マスキングテープを挟むだけでポータブルのテープカッターとして使え、累計60万個以上を販売したヒット商品、「カルカット(クリップタイプ)」が、グミのようなクリアカラーで登場。おいしそうなレッド、イエロー、ブルー、グリーンの全4色から、好きなカラーを2色選べます。
2.ミックスカラーがオイシイPASTA
大人向けの画材シリーズ「Kokuyo Colors」の固形グラフィックマーカー「PASTA」からは、限定でミックスカラーセットと、テーマに合わせてアソートされた5色セットが限定で登場。とくに注目したいのは、ミックスカラーの「MIX PASTA 5本セット」です。クリアで鮮やかな発色と、なめらかな描き心地を生み出す水性ゲル芯を四角に成形した「PASTA」の特徴はそのままに、2色を混色。
3.書き足して完成するカラーラベル
引き出すたびに台紙から剥がれて取りやすい「カラーラベル」の限定アイテムはなんと、顔つき! 目と鼻があらかじめ描かれており、ここに自分で口や吹き出しを書き足すのも楽しそうです。ブルーのとグリーンのボックスのほうは、動物の顔。耳などを書き足してみて。
4.60周年の測量野帳はアイテム多数
今年で60周年を迎えるロングセラー「測量野帳」は、“ヤチョラー”なるコアなファンが出現するなど、近年にわかに活気づいており、年間100万冊以上を出荷しているベストセラー商品でもあります。今回のテーマをモチーフにしたカラフルなタイプや、カバー、クリヤーホルダー、特大のスケッチブックタイプまで登場しています。
5.“遊園地”パッケージのドットライナーセット
遊園地の定番アトラクション、メリーゴーランドをイメージしたという限定パッケージに入っているのは、テープのり「ドットライナー」シリーズの2商品3アイテム。糊面が星柄の「ドットライナーコンパクト」1個+糊面がハートの「ドットライナープチプラス」2個のセットと、その逆の組み合わせの2種が用意されています。
6.ドーナツを詰め合わせるようにアソート
ほかに、「文具女子博2018」で好評だった、ミスタードーナツとコラボした「ドーナツシールスタンプバイキング」も。
7.文房具だけじゃない!限定フードもチェック
グミのようなカルカットクリップ、パスタ、ドーナツのようなシールスタンプときて小腹が空いたら、本物のフードにもありつけます。
また、このコクヨハク開催当日に発売された新商品も並べられており、いち早く触れて買うことができます。そのなかから注目の2アイテムを紹介しましょう。
滋賀発のおもしろ文具が手に入る!
琵琶湖に自生するヨシをリサイクルしたノートや、交通安全の標識に描かれる男の子“とび太くん”をモチーフにしたグッズを開発・製造するコクヨ工業滋賀から、またも注目のニューアイテムが誕生。
こちらは、SNSでも話題となった、滋賀県にゆかりのある戦国武将の家紋や旗印が描ける「戦国テンプレート」。何の役に立つかは度外視で、無性に欲しくなってしまいますね!
こちらは一転、日常生活で役に立つノート。とはいっても“ちょっと”役に立つことから「小役立ちノート」と名付けられた謙虚なノートです。上司と部下など気持ちが疎遠になりがちな間柄のコミュニケーションツールとして使える「100ヨシノート」、挑戦と成長を記録する「がんばりノート」、毎日のログを記録できる「MONTH YEAR LIFEノート」の3種。
もちろん、コクヨハクでは全国発売の新商品もチェックできます。
最後に、文房具イベントといえば恒例となっているデカ文具のフォトスポット。今回は「測量野帳」をモチーフにした「デカ野帳」が初登場しています。また、いままで何度か登場している「ネオクリッツ チェア」も、リピートしたいですね。
会場内には、関連会社・カウネットの「カウコレプレミアム」のコーナーもあり、こちらも見逃せません。 隅まで注目商品だらけのコクヨハク、お楽しみください。
2018年のコクヨハクの復習はコチラ
https://getnavi.jp/stationery/244723/
【Information】
コクヨハク
日程:2019年3月30日〜4月1日
時間:11:00〜20:00(最終日は19時まで)
会場:KITTE地下1階「東京シティアイ パフォーマンスゾーン」