専用ルーズリーフ用紙は最初から折り畳み済み
ところで、これまでの製品画像に対して「ん?」と思った人は鋭い。よく見ると、バインダーに入っているルーズリーフ用紙が、ちょっと不思議な感じじゃなかっただろうか。
実は「コンパックノート」は、機能に対応した特殊な穴形状+最初から折り畳まれた専用ルーズリーフ用紙が用意されているのだ。
キングジム
コンパックノート用ルーズリーフ(30枚入り)5㎜方眼/6㎜罫
A5用 200円(税別)/B5用 230円(税別)/A4用 330円(税別)
※写真はB5用
具体的には、上下4つずつのリングに入る穴が、ナナメになった楕円形で構成されている。これは、バインダーごと折り畳むと、紙の折れ厚によってリングから穴がズレ動いてしまうので、その移動分を吸収できるようになっているわけだ。
試しに普通のルーズリーフを入れてみると、畳んだ瞬間に穴の周囲がクシャクシャに押し潰されてしまった。展開すればまた元に戻るので、使えないというほどではないが、あまり気持ちのいいものではない。
ただ、バインダー側の注意書きには「リーフを増やす場合はコンパックノート用ルーズリーフをお買い求めください」程度しか書いてないので、あくまでも普通のリーフは非推奨、ぐらいの感じなのかも。
ともあれ現時点では、用紙が足りなくなった際にコンビニや小さな文具店で補充するのはちょっと難しい。そもそもバインダー側の最大収容枚数も25枚と少なめなので、安定運用するつもりであれば、予備の用紙はストックしておく必要がありそうだ。
「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/