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2020/2/4 19:40

子どもの入試も大人の資格試験も強力サポート!クツワの技アリ「鉛筆削り」が侮れない!

超極小!いざというときに助かるミニ鉛筆削り「ベイビーケイ」

もうひとつ紹介しておきたいのが、同じくクツワの鉛筆削り「ベイビーケイ」だ。これの何がいいかって、名前通りベビーサイズ(ケイはたぶんクツワのKだろう)の超ミニ削り器というところである。

クツワ
鉛筆けずり ベイビーケイ
120円(税別)

 

サイズを数値で言えば、幅15×高さ93×奥行き75㎜で、重さは7g。指でつまんでみた印象としては“豆”ないしは“粒”。特に幅15㎜は、削り刃の幅+鉛筆が削れる隙間ギリギリで作ってある感じだ。

 

もちろん、削り器には他社製でも小さなものがいくつかあるが、削りカスを溜めておけるカバー付きでここまでミニサイズというのは、あまり記憶にない。

↑指でつまむと、「小さいなぁ……」と実感する
↑指でつまむと、「小さいなぁ……」と実感する

 

コンパクトな削り器だけに、基本的にはペンケースに入れて常時携帯、という運用になるはず。外出先では気軽に削りカスを捨てられないシーンも多い(試験中だってそうだ)ので、やはりカバー付きがありがたいのだ。

 

あまりまとめて削ると、カスでギュウギュウになって大変そうだが、先端を尖らせるだけなら鉛筆5〜6本分、折れた状態からの復旧で2本分のカスはストックしておける。ひとまず試験中1日分の鉛筆を削るには、充分に対応できる容量と言えるだろう。

↑カバーはうっかり開きにくいスライド式
↑カバーはうっかり開きにくいスライド式

 

もうひとつ、携帯するのに便利なのが、鉛筆を挿し込む穴をふさぐキャップだ。

↑黒鉛の粉末が漏れないキャップ。これがないとペンケースの中が汚れて、地味に困る
↑黒鉛の粉末が漏れないキャップ。これがないとペンケースの中が汚れて、地味に困る

 

ここが剥き出しだと、削れて粉になった黒鉛が漏れ出して、ペンケースの中を黒く汚す原因となる。使わない時はキャップをしておけば、安心なのだ。

↑消しゴムより小さいので、ペンケースの隙間のどこにでも入れておける
↑消しゴムより小さいので、ペンケースの隙間のどこにでも入れておける

 

実際に使ってみた感想としては「小さくても普通に使えるなぁ」といったところ。削りカスを溜めておく容量以外の部分で、サイズによる不都合はほぼ感じられなかった。

 

試験中に用意した鉛筆が、すべてバキバキ折れる可能性もゼロではないわけで、そういういざに備えるなら、小さいペンケースの隙間にも放り込んでおけて邪魔にならない、というのは圧倒的にありがたいのである。価格もかなりお手軽であるし、試験前にひとつ買っておくのをオススメしたい。

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
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