文房具
2015/7/16 11:38

シャア専用自動運搬機が走る!? バンダイホビーセンターで”激レア4大お宝”を発見!

150706_3_07141_01
静岡県静岡市にあるバンダイホビーセンター は、国内に流通するほぼすべてのガンプラを開発・製造する施設。事業所と工場が集約した建物内には、「機動戦士ガンダム」の世界観を取り入れた遊び心とこだわりが満載。ガンプラの開発・製造の拠点、バンダイホビーセンターは、限定的に見学を受け付けています。同施設には展示フロアがあり、そこは歴代ガンプラなどが並んでいてミュージアムさながら!

↑工場見学では、ガンプラが実際に作られる様子を2階通路から窓越しに眺めることができます
↑工場見学では、ガンプラが実際に作られる様子を2階通路から窓越しに眺めることができます
↑スタッフは連邦軍風の制服を着用。夏服(右)と冬服(左)の2バージョンが存在します
↑スタッフは連邦軍風の制服を着用。夏服(右)と冬服(左)の2バージョンが存在します

 

バンダイホビーセンターの”激レア4大お宝”はこれだ!

【激レアNo.01】ザク型の自動搬送機にシャア専用バージョンが!

150706_3_07141_11

自動搬送機
工場内を動き回る自動搬送システムは、ザクの顔をイメージしたデザイン。取材時には偶然、シャア専用バージョンと遭遇! 「通常の3倍のスピード」が出るかは不明。

↑ボディのサイドには通路を遮る人々に対するシャアからの忠告が書かれています
↑ボディのサイドには通路を遮る人々に対するシャアからの忠告が書かれています

 

【激レアNo.02】色分けパーツを作る驚異のマシンが稼働中

150706_3_07141_13

新型・電動式4色射出成形機
1つの金型に4種類のカラープラスチックを流しこむ電動式4色射出成形機は、世界で唯一ここにしかない機械。写真は、今年4月に導入されたパッキングまで行う最新タイプです。

 

【激レアNo.03】初代ガンプラの手描き設計図を発見!

150706_3_07141_14

1/144 RX-78 機動戦士ガンダムの設計図
初代ガンプラの設計者・村松正敏氏による、1/144スケールのガンダム RX-78(1980年発売)の設計図。設計図は、CADが導入されるまですべて手描きで製図されていました。

 

【激レアNo.04】見学者しか買えない限定ガンプラを販売!

150706_3_07141_15

バンダイ
HGUC 1/144 MS-06 ザクⅡ エコプラ
1000円
リサイクル材で作られたエコプラは、ここでしか手に入らない真っ黒なガンプラ。他にも、RX-78ガンダムのエコプラ(写真右)や電動式4色射出成形機のカラー版(写真左 )なども販売されています。初代ガンプラの設計図はここでしかお目にかかれないレアアイテム! 成形工場では、電動式4色射出成形機など自動化された機械が実際にガンプラを製造する工程を見ることができます。さらに、ここでしか買えない限定ガンプラの販売もあるなど、ファンにはたまらないサービスが満載。見学は倍率数十倍の狭き門ですが、ファンなら一度は足を運ぶべき「聖地」といえるでしょう。

 

バンダイホビーセンター

150706_3_07141_04

DATA
バンダイのホビー事業部の事業所と、成型/金型/生産の工場が一体となった製造拠点。建物の高さは初代ガンダムの高さと同じ18m。
●住所:静岡県静岡市葵区長沼500-12
●見学方法:1か月に数回設けられる「見学日」に申し込む必要があります。
申し込みは、同館のwebサイトの見学受付フォームからのみ。定員は約40名で、応募者多数の場合は抽選となります。見学所要時間は約90分。見学は無料。