文房具
2015/11/13 11:25

琵琶湖をエデンの園に! そんな願いを込めて生まれた「びわこふせん」

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琵琶湖は滋賀県の面積1/6を占める日本最大の湖です。毎年開催される「鳥人間コンテスト」の会場としても有名ですね。

 

今回紹介する「びわこふせん」はその名の通り、琵琶湖をモチーフとしたふせん。単なるご当地アイテムかと思いきや、発売にはある目的があったといいます。

 

琵琶湖の環境改善を目指したプロジェクトReEDEN(リエデン)

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「びわこふせん」は、コクヨ工業滋賀による、琵琶湖を再び“エデン”にすることを目指す「ReEDEN(リエデン)」プロジェクトのひとつ。

 

琵琶湖・淀川水系に生息する植物「ヨシ(葦)」を原料とした紙製品を、「びわこ文具」というシリーズで、2007年から販売しています。ヨシには水質浄化や生態系保全などの効果があり、琵琶湖の環境維持に利用されています。

 

より琵琶湖らしく、使いやすくリニューアル

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今年3月に販売された「びわこふせん」は生成り風のホワイトだったのですが、今回装い新たにリニューアルされ、琵琶湖らしいブルーの紙が採用されています。

 

「びわこ」のほか、琵琶湖を代表する水鳥である「カイツブリの足」、そして琵琶湖に数多く生息する「ナマズのおっぽ」という、琵琶湖にちなんだ可愛らしいラインアップ。

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専用の台紙はコンパクトに折りたたむことができ、持ち運びに便利です。今回から台紙にもヨシ紙を採用しているとのこと。

 

価格は消費税込で378円。売上の一部はヨシ群落の保全活動に役立てられます。

 

外来種による生態系の乱れや水質汚濁が近年大きな問題になっている琵琶湖。こうした活動から、日本の豊かな自然を守っていきたいですね。