元K-1世界王者・魔裟斗さんのYouTube「魔裟斗チャンネル」。4月25日に配信された動画「魔裟斗の靴がピカピカに! 愛用の3足がほぼ新品に復活しました。」では、履き込んだ革靴やブーツを手入れしてもらうため専門店を訪問しました。愛用の靴はどんな風に蘇ったのでしょうか。
●靴磨き世界一の職人技で履き込んだ靴が新品同様に!?
魔裟斗さんが訪れたのは、青山に店を構える「Brift H」(ブリフトアッシュ)です。靴を磨いてくれるのは、代表の長谷川裕也さん。100円ショップの道具を持って路上で靴磨きを始めたところから、靴磨きコンテスト世界一にまで登りつめた人物です。
魔裟斗さんが持参したのは、「ジョン・ロブ」のダブルモンクシューズとスウェードのブーツ、「クリスチャン・ルブタン」のローファー。まずはブーツから取り掛かります。馬毛のブラシで埃と表面の汚れを丁寧に取り除く長谷川さん。靴磨きではどんな靴もまずブラシで埃を払うところから始めるそう。
専用の洗剤で洗ったら、乾かしている間にジョン・ロブの靴の手入れへ。この靴は、魔裟斗さんが武蔵さんと開設したチャンネル「ムサマサ!」が始まった頃に購入した思い入れのある1足だそう。まずはソールの側面「コバ」の傷をキレイにしていきます。その後ブラシとクリーナーで上側の汚れを落としたら、クリームを指で塗っていく長谷川さん。スキンケアをするときのように指の体温でクリームを塗り込むと、だいぶ革がふっくらとしてきました。
そしていよいよ最後の仕上げ「シューシャイン」に。この工程が1番難しく、職人の腕が問われるそう。ワックスを使ってつま先やかかとなど「芯」が入っている部分を光らせていきます。磨き終わった靴はピカピカ! 魔裟斗さんも「キレイな靴だな」と惚れ直していました。
ルブタンの靴は特殊な加工がされているため、汚れを落としたらスプレーで色を乗せていきます。ベースの色に黒や濃茶を乗せると元の色にかなり近づきました。乾かしていたブーツも最後の仕上げをして、3足のメンテナンスが完了。新品同様に生まれ変わった靴に、魔裟斗さんは大満足の様子でした。
「Brift H」に来店し、目の前で磨いてもらうには予約が必要です。また今回は3足一気にお手入れをしてくれましたが、本来は1人1足のみ。宅配も受け付けているので「世界一の靴磨き」を1度体験してみては?