オトコは、“少しぐらいマザコンぐらいがちょうどいい”と思っているGetNavi webの山田です。[提供:カロッツェリア]
早速ですがみなさん、親孝行していますか? そもそも親と会っていますか? メールや電話をしていますか? かくいう私は、幸いにも母親がそこそこ近くに住んでいるので定期的に会っています。ただし、それも娘の行事だったり、夫婦とも仕事で早く帰れないときにヘルプしてもらったりと、娘基準。母と2人で出かけるということをしていません。
これはいけないと思い、親孝行デートに誘い出したのが本企画。ドライブの相棒にはカロッツェリアのサイバーナビを選びました。というのも、昨年、サイバーナビの企画で
助手席に“オカン”がいるような細かい心遣いがありがたい!
サイバーナビ・AVIC-ZH0999LSはドライバーに対する気遣いの細やかさが段違いです。渋滞や信号待ちで停車している時に、前のクルマが発進したり、信号が青に変わったことに気付かずにいたりすると、実写映像や効果音で通知。まるで、“世話焼きなオカン”を助手席に乗せているような気持ちに。子どものころ、出かける前に「ハンカチ持った? ティッシュ持った? 時間割は揃えた?」と聞いてきましたよね? まさにあのようなイメージ。「信号赤よ! 前のクルマ進んでるわよ!」と、母親のような優しい心遣いに溢れてます。
こういうことを書いたワケです。でも、私も33歳、一児の父で、いい大人。親に心配をかけっぱなしの人生だったけど(これからもそうだと思うけど)、頼れる父親をアピールしておかねばと思ったわけです。
では、さっそくオカンに登場していただき、出発しましょう。
話題の葉山の朝市へ! 「フリーワード音声検索」でリサーチ
デートは母親宅からスタート。まず、企画内容をまったく伝えていない母親に、今日は「親孝行デート」であり、「サイバーナビの取材」であることを伝える。が、おかんが気にするのは……。
ヤ「では、美味しいタルトで有名な葉山の朝市に出発します! で、今回使うサイバーナビはすごいんだよ。1つ目に「スーパールート探索」、2つ目に「セキュリティ機能」、3つ目に「ミュージッククルーズチャンネル」、「駐車場情報」、まだまだほかにもすごいところがあって――」
母「お母さん、機械のことはよくわからん」
ヤ「えっ……(そうしたらこの企画の意味が)」
母「でも、機械に任せておけばいちばんいい道を教えてくれるんでしょ? それなら、ゆうきとゆっくり話せる時間が増えるってことじゃないの?」
ヤ「あ、うん。正解」
母「それだけで素晴らしい機械じゃない?」
ヤ「そうだね。でも、一応、記事タイアップだから『機械』じゃなくて『サイバーナビ』って言ってね」
母「朝市って何時からスタートなのかな?」
ヤ「(人の話聞いてんのかな?)」
ヤ「葉山マリーナ」
母「え、独り言?」
ヤ「いや、これは『フリーワード音声検索』といって、行きたい施設や場所を言うとナビが目的地を検索してくれるんだ。あいまいな言い方や話し言葉で喋っても確実に認識してくれるんだよね」
母「よくCMでやってるやつ?」
ヤ「スマホの音声検索とは違うよ。目的地を探すのに特化していて、クルマ用に最適化されてるの。いちいちタッチパネルで操作しなくても場所を検索できるんだ」
母「運転しているときも使えるの?」
ヤ「使えるよ」
母「便利ね! じゃあ早速、『東京タワー!』」
ヤ「ちょっと、葉山マリーナに行くんだから、変なことしないの! 子どもか! いや、親か」
葉山マリーナへ「スーパールート探索」を使ってGO
ヤ「ここから最寄りの高速入口ってどこだっけ?」
母「首都高の羽田か大師のはず」
ヤ「へー(と言いながら別方向の横浜方面へ)」
母「人の話、聞いてる?」
ヤ「でも、サイバーナビの『スーパールート探索』は、高速道路は「生麦から乗りましょう」って案内してるんだ」
母「すーぱーるーとたんさく?」
ヤ「サイバーナビには『スーパールート探索』という新しい機能が今年の1月から搭載されたんだ」
ヤ「例えば、少しだけ時間かかるけど一般道多めに走って高速料金を安く済ませるっていう現実的なルートを教えてくれたりするよ」
母「朝市は8時半かららしいから、私は間に合えば何でもいいわ」
ヤ「うん。到着予想時刻を見る限り、ちょっと過ぎるぐらいだから問題なさそうだよ」
母「そこまで予測してくれるんだ。寝坊する人がいけなれば最強のカーナビね」
ヤ「……(起きたら集合時間だったことを根に持ってるな)」
母「通信費は? 通信費は?」
ヤ「そういうのは本体込みで使える」
母「なら安心ね。ゆうきが高校生のとき、月のケータイのパケット代が毎月3万円超えたことがあって、いまでも怒りが沸いてくるから」
ヤ「……(15年の前のことをまだ根に持ってるな)。一般道多めに使って節約して、お母さんに美味しいモノをごちそうするよ」
母「じゃあ、お昼は寿司で」
ヤ「げんきんだな……」
葉山の朝市で贅沢な朝食を食べようとしたらサイバーナビのある機能が発動
やってきました、葉山の朝市。ヤマダが集合時間に起床したため、8時半のスタートには間に合わずテレビで紹介されて一躍有名になったタルトは手に入れられず。でも、朝市には美味しいモノがたくさん。そんななかオカンがある行動を取るのだった。
母「タルトのかわりはパンがいいかしらね。でも、海が近いから魚介系もおいしそう。いけない、三浦野菜も忘れずに……」
ヤ「オレ、そんなに食べられないよ」
母「余ったら持って帰ればいいじゃない。野菜はしっかり食べなさいよ、はいこれ。私はおすそ分け用に、ほかにも見ていくからね」
ヤ「うん。じゃあ、ありがたくいただいときます」
そして別行動に。しばらくブラブラして、そろそろクルマに戻っておこうと思ったらケータイに通知が。
ヤマダが知らないうちにクルマに戻っていたオカン。どうやら、「寒いからクルマに戻りたい」、「買ったものを早く食べたい」という理由だったよう。そして、うっかりカギがかかっているドアを強めに開けてしまい、ヤマダのもとに通知がきたというワケだ。
母「そんなに急いで、よく私がクルマにいるってわかったわね」
ヤ「ビックリしたよ、クルマのセキュリティ警告メールが飛んできてさ。そしたらお母さんだったのね」
母「まあ、ご飯でも食べましょうよ。このパエリア500円だったのよ」
ヤ「う、うん。あ、パエリア美味しい!」
懐メロのおもてなしで次の目的地の築地へ
ここからは親孝行デートの本領発揮。こんな機会でしかできないような懐かしい話をしながらドライブしていきましょう。食べたばかりですが、次の目的地は築地。車内ドライブを盛り立てる秘密兵器をヤマダが出します。
ヤ「親子水入らずのドライブなんて初めてぐらいじゃないかな」
母「でも去年箱根に旅行に行ったでしょ?」
ヤ「それは家族みんなで行ったから」
母「あんたが前に買ったオープンカー、恥ずかしかったわよ。内装が赤だったし」
ヤ「オトコにはそういう時期もあるんだって」
母「それにしてもさっきから懐かしい曲がかかってるわね」
ヤ「よくぞ気付いてくれました。これがサイバーナビの『ミュージッククルーズチャンネル』という機能です」
ヤ「僕が子どものころって、お母さんどんな曲聴いていたっけ?」
母「ほとんどがヒット曲よ。CDレンタルで借りてね」
ヤ「テープにダビングして」
母「そうそう」
母「ゆうきが小さいころは、ゆきな(妹)がたまに夜泣きしちゃってね。でも、なぜかプリプリの『DIAMONDS』を聴かせると寝付いてたから、ヘビロテしてたわ」
ヤ「ちなみに、お気に入りの曲を集めたテープとかは?」
母「そういうことはしてない」
ヤ「え、じゃあ“海で聴きたい”みたいなテーマ別のテープとかは?」
母「そういうこともしてない」
ヤ「なら、サイバーナビの『ライブレコメンド』がオススメだよ。海岸線では海チャンネルを提案してくれて、時間が夕方ならその時間帯の海辺に合った曲を流してくれるんだ」
母「お・も・て・な・しってやつね」
ヤ「中途半端に懐かしい返しだね……」
築地でランチのあと休日激混みの日本橋で駐車場を探す
意外にも、人生で一度も築地に行ったことがないというオカンのため、話題の豊洲市場経由で築地場外市場へ。軽く腹ごしらえしたあと、とある事情で日本橋のデパートへ。
ヤ「海鮮丼旨かったー」
母「もう食べれない」
ヤ「ちょっと買わなきゃいけないものがあって、日本橋に寄っていい?」
母「もちろん」
ヤ「で、わたくしは駐車場を探しますと。パーキングウォッチャーの機能を使って……と」
ヤ「さっきの『ミュージッククルーズチャンネル』でカラオケもできるから、ちょっと食後の運動がてら歌ってみたら?」
母「え? カラオケの機能があるの?」
ヤ「そう。楽曲のボーカルだけをカットしてくれるうえ、スマホと連携して歌詞も表示してくれるんだ」
母「これ、いいじゃない! 歌詞も曲に合わせて色塗りされていくから、うろ覚えの曲でも安心して歌えるわ!」
思い出作りに写真を撮って帰る
ヤ「お待たせしました」
母「歌い疲れた……」
ヤ「今朝は早かったんでもう帰りますか。明日からまた仕事だし」
ヤ「たぶん、本当はもっと色々な話すべきことがあるんだけど、なかなか話題が出てこないね」
母「……」
ヤ「やっぱ気恥ずかしいのかな?」
母「……」
ポーン。この信号を右です。
母「……」
ヤ「寝てるの? って、友だちにLINEで今日の楽しかった写真送ってんのかーい」
母「ごめんごめん」
ヤ「ちなみに、いまの『この信号を右です』っていう“この信号を”っていうのは、実はすごい性能だからね。正確な位置情報がないとできない技術なんだから。やっぱりサイバーナビはスゴイんだから」
母「つまり、あんたは運転に集中できると。お母さんはLINEに集中できると」
ヤ「うん。まあそういうことだね(そういうことなんだけど)」
少し早めのサプライズホワイトデーでいい話風に
母「そういえば、せっかくのドライブなのに走っているときの写真をとってなかった」
ヤ「それなら、いまの運転中の写真をサイバーナビで撮ろうか」
母「そんなこともやってくれるの?」
ヤ「画面にフォトボタンがあって、ドライブ中でもドラレコの写真を撮ることができるんだ。スマホと連携させれば、画像をBluetoothで自動転送してくれるよ」
母「このアングル面白いね」
ヤ「遊んでんのかい」
母「『東京タワー』」
ヤ「それは『フリーワード音声検索』だって」
そんなこんなで母宅まで帰ってきました。実はわたくし、日本橋で買い出しと称して、ホワイトデーのプレゼントを買いにいっていました。サプライズ的にスカーフをプレゼント。キマった! これで息子の成長っぷりをアピールできたに違いない。
ヤ「はい、これ。いつも娘の面倒見てもらったりしてるし、感謝の気持ちです」
母「ありがとう。今日は楽しかったよ」
ヤ「クルマのなかも充実してて飽きなかったでしょ。けっこう見直したんじゃない?」
母「結果的にそうだったけど、全部機械のおかげでしょ。サイバーナビだっけ? これがなかったら道に迷ってたかもしれないし、時間通りに着かなかったかもしれないし」
ヤ「なんと、見抜かれてたか! 確かに、サイバーナビがなかったらゆとりある運転ができず、BGMやカラオケでもてなす余裕がなかったかもね」
まとめ/中山秀明 撮影/篠原晃一