【スポット紹介④】
自分の描いたヒコーキが飛ぶ!? 「Sketch Airplane(お絵かきヒコーキ)」
飛行機を描いてドーム内で飛ばせるのが「Sketch Airplane(お絵かきヒコーキ)」。飛ばせるのは塗り絵用紙に好きなデザインで描いた飛行機で、それをドーム入口でスキャンすると専用のタブレット上に描いた飛行機が表示されます。
それをタッチすると入口の滑走路上にその飛行機が現れてドームへと誘導。ドームに入るとプラネタリウムのようにドーム内にその飛行機が映し出され、飛び交うたくさんの花のなかを専用タブレットでの操縦に合わせて飛び回ります。花のなかには“幸せの豚”も混じっており、それを獲得するという隠し要素も用意されています。一連の流れを動画でもご覧ください。
【スポット紹介⑤】
リアルな製造現場を映像で再現! Boeing Factory(ボーイングファクトリー)
ボーイング 787型機の製造工程を映像を使って再現するのが「Boeing Factory(ボーイングファクトリー)」です。再現した製造ラインは全5つで、それぞれ約1分、計約5分のコンテンツとなっています。
リアルな製造現場を再現するため、スタッフが実際に米ワシントン州のエバレット工場まで出掛けて撮影したものも含まれているといいます。そのリアルな映像を見ながら遠くシアトルで作られているボーイング787に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
【スポット紹介⑥】
パーツを集めて飛行機を完成させよう! 「787 Dreamliner Explorer(歩いて集める飛行機図鑑」
また、自身のスマートフォン上でボーイング787を構成するパーツを集めて飛行機を完成させるアプリ「787 Dreamliner Explorer(歩いて集める飛行機図鑑)」も用意されました。展示してあるボーイング787の周囲をくまなく周回することで解説付きの図鑑が完成する仕組みです。スバルはこの2つに協賛しています。
【スポット紹介⑦】
ボーイング787を間近で楽しめる! 「ZA001 Flight Deck(ZA001 コックピット)」&「787 Simulator(787 シミュレーター)」
実際にボーイング787に触れて楽しめるコンテンツも用意されました。1つが「ZA001 Flight Deck(ZA001 コックピット)」。ここでは展示してあるボーイング787飛行初号機である「ZA001」のコックピットを間近で見ることができます。アクリルボード越しであるため、実際に座ることはできませんが、実際に空を飛んで米国からやってきた本物の飛行機を身近に見られるのです。
そして、ボーイング787を実際に操縦した気になれるのが「787 Simulator(787 シミュレーター)」です。これは事前予約と別料金が必要になりますが、コックピットは本物のボーイング787のものを導入。係員のガイドもあるので、大人だけでなく子どもも楽しめるのがうれしいですね。
このほか、世界最大級の航空宇宙をテーマとした博物館「シアトル航空博物館」のSTEM教育プログラムを体験できるワークショップも土日祝を中心に不定期開催されます。
無料エリアも充実! 特にフードコートは圧巻
続いては無料エリアです。1階の入口から左手に進むと無料エリアへ入っていきます。その入口には全米で14店舗展開する「ボーイングストア」が米国外で初登場です。
ここではアメリカから直輸入したボーイング関連のオフィシャルグッズを買うことができ、今後は本物の航空機の部品を用いたオブジェや家具など、航空ファン必見の商品も販売する予定だそうです。
エスカレーターかエレベーターを使って上階へと進むと、2階と3階はボーイング創業の地である米シアトルの街並みをイメージして作られた飲食・物販エリア「SEATTLE TERRACE(シアトル・テラス)」。16店舗が軒を連ね、2階にはイートインができるフードコートも用意されています。
なかでも圧巻なのはこのフードコートで、天井まで吹き抜けた構造のなかにボーイング787の主翼が迫り出しているのです。ここはまさに機体を眺めるというよりも、機体を間近に感じながら食事をするって感じ。こんな場所は世界中どこへ行ってもないのではないでしょうか。
しかも、ここの営業時間は22時まで。FLIGHT PARKで目一杯楽しんだあとは、ボーイング787の余韻に浸りながら食事を取ることができるのです。FLIGHT OF DREAMSはマニアでなくても一度は体験してみたい施設と言えるでしょう。