【平成4年】
【マツダ オートザムAZ-1】
平成ABCトリオのA! 軽カー孤高のガルウイング
ミッドシップ、ガルウイング、ユニークなデザインなど平成ABCトリオのなかでももっとも特徴的。あまりに奇抜で現役当時の販売は伸び悩みましたが、中古車市場ではいまやすごい価格に。
【三菱 ランサーエボリューション】
宿命のライバルエボvsインプの時代が到来
WRC(世界ラリー選手権)への参戦を念頭に、ギャランよりも小柄なランサーに強力なエンジンを搭載。以降、ライバルに勝つためにどんどん派手さを増していきます。
【スバル インプレッサWRX】
ランエボと似たような成り立ちで、レガシィのシャシーをベースに小型化して開発されたインプレッサ。WRC参戦のための高性能モデルには「WRX」の名が冠され、2年後にはさらに強力な「STiバージョン」が追加されました。
【平成5年】
【スズキ ワゴンR】
軽ハイトワゴンの開拓者的存在
それまで車高の低いのが一般的だった軽自動車がいまのような姿になるキッカケがワゴンRでした。登場するや月販目標台数をはるかに越え、競合他社も似たような形の軽自動車の開発を急ぎました。
【トヨタ スープラ】
国産市販車として初の6速MT搭載!
まもなく復活するスープラの前身の2代目は26年前に登場。オーソドックスな雰囲気だった初代とは打って変わった派手派手なスタイリングに多くの人が驚きました。
【平成6年】
【ホンダ オデッセイ】
“ミニバンブーム前夜”に登場した一台
3列シート車というのはほぼワンボックスしかないなかに現れたオデッセイは、使い勝手に優れるうえに軽快で高く評価されました。のちに低床&低全高ミニバンに変化していきます。
【平成7年】
【ホンダ CR-V】
排気量2.0L以下の3ナンバーSUV
本格的なSUVブームが訪れる少し前、前年に登場したトヨタのRAV4とともに人気を博します。それまでRVにはあまり興味のなかった女性も含めて注目されました。
【ホンダ インテグラ・タイプR】
VTECパワー炸裂! タイプRがブームに
高回転まで爽快に吹き上がる高性能なVTECエンジンと、ちょっとピーキーで刺激的なハンドリングに魅せられた走り屋が続出。ほどなくタイプRブームが到来しました。
【平成8年】
【ホンダ ステップワゴン】
ミニバン王国のホンダが放った人気モデル
ホンダは他社に先駆けて箱型ミニバンも出して大ヒット。床が低く広々とした室内や、自分好みにいじれそうなシンプルなデザイン、低価格がウケて人気車に。