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2019/9/24 19:30

でちゃったね、トヨタ新型「カローラ」「カローラ ツーリング」。スタイリッシュ、ワイドなデザインに驚き!

【その2/インテリア・ユーティリティ】統一した質感と、使い勝手の良さ

内装ではパーツの形状や質感を統一して“感性品質”を高め、インパネを水平基調の薄型として開放感を演出。Aピラーの径を細くして視界を広げています。内装色はブラックのほか、「W×B」と「HYBRID W×B」グレードにはホワイトもオプション設定であります。

シートはW×BとHYBRID W×Bが合成皮革+レザテックを組み合わせた「スポーティシート」、「S」と「HYBRID S」グレードにはシートバックとヘッドレストに一体感を持たせたデザインの「ノーマルシート(上級)」、「G-X」と「HYBRID G-X」グレードにはオーソドックスな「ノーマルシート」が用意されています。

ユーティリティではカローラのW×B、HYBRID W×Bに6:4分割でトランクスルー可能なリアシートを装備。カローラ ツーリングではラゲッジスペースのフロア高を2段階で調節できる「リバーシブルデッキボード」を採用。ボード背面は傷や汚れに強い樹脂パネルとして使い勝手を高めています。

↑カローラのラゲージスペース

 

↑カローラ ツーリングのラゲージスペース。床面の高さを2段階に調節可能です

 

【その3/走り】上質な乗り心地と、低燃費に貢献

プラットフォームと足まわりは従来型から刷新されました。サスペンションは前輪側がストラット、後輪側がダブルウィッシュボーンの4輪独立式になります。新型カローラの走りは、ドライバーの目線の動きにこだわってダンパーに、これまでとは違うアプローチの設計、チューニングを施したといいます。運転中の目線の動き、旋回時の姿勢、ライントレース性などドライバーが感じる動きをデータ上で解析し、サスペンションを最適化することで運転のしやすさを追求しました。なお、カローラ&ツーリングでは、ショックアブソーバーの減衰力を走行状態に応じて変化させるAVSオプションが用意されていません。カローラ スポーツほど、そこまでリニアな走行性を求めるユーザーが少ないといった判断でしょう。

パワートレインは、従来モデルに設定されていた1.5Lエンジンから1.8Lエンジン(7速スポーツシフト付きCTV)に変更。また、ハイブリッド車には、「E-Four(電気式4WDシステム」を設定し、走行安定性と低燃費に貢献しています。JC08モードで35.0km/L(HYBRID S/HYBRID G-Xの場合)の低燃費です。

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