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2020/1/12 19:00

駅や電車内であるある「迷惑行為」‐‐あなたが許せないと思う行為は?

〜日本民営鉄道協会「駅と電車内の迷惑行為ランキング」調査から〜

 

長い休みが終わり、仕事が始まったと思ったら、朝夕の着膨れラッシュで疲れ気味に。通勤・通学が面倒だなと思われている方も多いのではないだろうか。

 

2019年の暮れに日本民営鉄道協会から「駅と電車内の迷惑行為ランキング」が発表された。すでに20年にわたり調査が続けられている同調査。じっくり見ると、なかなか興味深い。今回はこの内容を見直すとともに、ランキングに入らなかったものの、気になる行為や、迷惑行為の予防に結びつきそうな鉄道車両の例などを絡めつつ、「車内マナー」を見直してみたい。

 

 

【あるある迷惑行為①】ワースト3は予想通りの……

まずは日本民営鉄道協会が発表した「駅と電車内の迷惑行為ランキング」(2019年度)のワースト10を見ていこう(カッコ内は2018度の順位)。なお回答数は2676人、調査は2019年10月1日から11月30日にかけて行われた。

 

1位:座席の座り方(詰めない・足を伸ばす等) 41.3%(2018年度3位)

2位:乗車時のマナー(扉付近で妨げる等) 33.2%(4位)

3位:荷物の持ち方・置き方 32.0%(1位)

4位:スマートフォン等の使い方(歩きスマホ、混雑時の操作等) 31.1%(6位)

5位:騒々しい会話・はしゃぎまわり 27.6%(2位)

6位:周囲に配慮せず咳やくしゃみをする 20.1%(2019年度が初めての設問)

7位:ヘッドホンからの音もれ 18.6%(5位)

8位:ゴミ・空き缶等の放置 12.5%(9位)

9位:酔っ払った状態での乗車 12.3%(7位)

10位:車内での化粧 11.4%(8位)

 

上記が迷惑行為ワースト10だ。ほとんどが経験したことが、「ある」と思われた方が多いのではないだろうか。

 

2019年度のワースト1位は「座席の座り方」。41.3%と半分近くの人が不快な思いをしていることが分かった。筆者は年末に9位の「酔っぱらった状態での乗車」をやってしまったようです(陳謝です)。

 

↑このように整然と並んで順番に乗車すれば、イヤな思いをせずに済むのだろうが イラスト:いらすとや(以下同)

 

ワースト11位から18位は以下のようになった。

 

11位:優先席のマナー 9.9%
12位:電車の床に座る 8.3%
13位:決められた場所以外での喫煙 7.9%
14位:混雑した車内での飲食 7.4%
15位:電子機器類(携帯ゲーム機・パソコン等)の操作音 5.6%
16位:その他 5.5%
17位:混雑した車内で新聞・雑誌等を読む 5.5%
18位:特にない 0.5%

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