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2020/4/24 21:00

新型「フィット」はどこが変わった? 3つの進化で読み解く「キャラ変更」の中身

「フィット」と言えばコンパクトカーの代名詞的な存在ともなっている車種。そんなフィットがフルモデルチェンジし、4代目に進化しました。ホンダでも最重要車種に位置付けられる車種ですが、実際に乗ってみると随分キャラクターが変わった印象。その変化を3つの要因から読み解いてみたいと思います。

 

【今回紹介するクルマ】
ホンダ/フィット
※試乗車:HOME
価格 171万8200円~191万6200円

※試乗車: e:HEV NESS
価格 222万7500円~242万5500円

 

【変化①】親近感を増したエクステリア&インテリアデザイン

まず大きくイメージを変えているのが外観のデザイン。フロントフェイスはグリルレスとなり(CROSSTAR以外)、穏やかな印象に。ヘッドライトもやさしい眼差しを思わせるデザインとなっています。近年、メッキ加飾を施したグリルや攻撃的な印象のフェイスデザインが増えている中、新型フィットのデザインはファミリーカーとして親しみが持てる安心感が強いものに生まれ変わっています。

↑HOME

 

新型フィットには5つのタイプが設定されています。従来は装備などの違いで設定されていましたが、今回のモデルチェンジではユーザーのライフスタイルに合わせて選べるように変更。その名の通りシンプルな「BASIC(ベーシック)」から、生活に馴染む「HOME(ホーム)」、アクティブな印象の「NESS(ネス)」、ラグジュアリーな「LUXE(リュクス)」、SUV的なデザインの「CROSSTAR(クロスター)」の5種類です。その中から、今回はHOMEとe:HEV NESSに試乗しました。

↑NESSにはライムグリーンの専用アクセントカラーが設定され、アクティブな印象を強めています

 

↑ボディカラーは2トーンカラーも含めて全25色と多彩に設定されています。フィット HOMEは15インチアルミホイールを装着(タイヤサイズ:185/60R15)

 

内装のデザインもシンプルで親しみやすいものに。車内に乗り込むとコンパクトカーとは思えないような広がりが感じられます。その最大の要因は広々とした視界。フロントピラーを従来の半分以下の細さとしたことの効果とともに、水平基調で主張を抑えたシンプルなインパネが効いているようです。過去のホンダ車では、メーターなどがドライバーを取り囲むコックピット的なデザインが多かったですが、シンプルで広がりのあるリビングのような空間に大きく印象を変えています。

↑着座するとまず感じるのが広がりのある視界。極細のフロントピラーとフラットなインパネがワイドでスッキリした視界を確保しています

 

↑広大な視界の確保に大きな役割を果たしているフロントピラー。細いが必要な剛性を確保しており、三角窓の面積が拡大されている

 

↑バイザーレスとなり、シンプルな構成とされたメーター。表示する情報は選択可能で、よりシンプルな見た目とすることも

 

↑ソファのようなイメージのHOMEのコンビシート。NESSとCROSSTARは撥水ファブリックシート、LUXEは本革シートとなります

 

↑腰の高さに合わせてテールゲート開口最大幅を広くしたことで、積み降ろしがラクに

 

↑ユーティリティー・モード、ロング・モード、トール・モードと荷室のアレンジが可能。長い荷物、背の高い荷物などが自在に積めます
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