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2021/4/15 19:15

今年も豊作! 「ジャパンキャンピングカーショー2021」レポート!!

[キャブコン・バスコン・トレーラー編]

トラックなどをベースにキャビンを架装したのがキャブコン。マイクロバスをベースとしたものがバスコンです。バンコンに比べて車体が大きく、車内で立てる空間を確保するなど居住性が高いのがメリットです。クルマで牽引するキャンピングトレーラーも人気が高まっているジャンル。価格を抑えたモデルから超豪華なものまで選べるのが特徴です。

 

【その10】アウトドア派やペットと一緒に旅したい人に

「VANTECH/CORDE RUNDY」

キャブコンのビルダーとして幅広いモデルを展開しているVANTECH(バンテック)が新たにリリースしたのが「CORDE RUNDY(コルドランディ)」。リビングスペースは1860×1390mmの広大なベッドスペースに展開可能なほか、エントランスの床部分には防水加工を施し、汚れたら水洗いが可能です。アウトドアアクティビティを楽しみたい人や、ペット連れで旅をする人にはありがたい装備。運転席上のロフトベッドは左右に振り分けたツインタイプとなっているのも新しい提案です。価格は765万3000円。

 

【その11】運転のしやすさにも配慮したバスコン

「RVグランモービル/トラッド699」

トヨタのマイクロバス「コースター」をベースに、内装をキャンパー仕様としたモデル。キャビンの奥には2つの常設ベッドを備えるほか、リビングスペースもベッド展開が可能で大人3人が就寝できます。それでいて、9人が乗車可能なように前向きの座席も残しており、窓も塞がずに運転もしやすいように配慮。3世代の家族で出掛けて、若い世代は外でキャンプするような使い方を想定しているとのことです。価格は1188万円。

 

【その12】こんなリビング空間を持ち運べる

「ケイワークス/X-cabin 300」

トレーラーには牽引免許が必要なモデルもありますが、「X-cabin 300」は750kg以下の普通自動車免許で引くことができます。キューブ型のシルエットもユニークですが、内装もシンクやトイレなどの水回り装備を廃してシンプルなリビング空間を実現しています。広いソファはベッド展開も可能で、広がりを感じる作りは牽引免許不要なモデルとは思えない完成度。キューブ型の形状を活かした設計です。価格は473万円〜。

 

【その13】ビジネスシーンにも対応できるハイグレードラウンジ

「ニートRV/ウィネベーゴ ボヤージュ フィフスホイール V3436FL」

全長11.95mというサイズに驚く巨大トレーラー。フロントリビング部分などは引き出すように左右のスペースが拡大可能で、内装も移動可能とは思えないほど豪華な作りです。エアコンや温水シャワーはもちろん、ガス式の温水装置やヒーターなども備え、快適な居住が可能。キングサイズのベッド(オプション。標準はクイーンサイズ)や広いキッチンもあり、完全に“住める”装備で、価格も1232万円〜と家並みとなっています。

 

 

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