【比較ポイントB】バッテリー
バッテリーもe-Bikeの性能やデザインに影響する重要なポイント。HAYATEは、ペダル部分にバッテリーを搭載するという世界初の設計を採用しています。MATE Xは太いフレームの内部にバッテリーを内蔵。ISSIMOは外付けタイプのバッテリーですが、フレームと一体でデザインされていて、3モデルとも車体デザインへの影響を極力少なくするための配慮が感じられます。
【その1】ROCKA FLAME「HAYATE」
【その2】MATE. BIKE「MATE X」
【その3】FANTIC「ISSIMO」
【比較ポイントC】フレーム形状
今回比較する3モデルで大きく異なるのがフレーム形状です。HAYATEは前述したようにBMX的なシルエット。MATE Xはバッテリーの収まる四角く太いフレームですが、折り畳み可能という点がユニークです。ISSIMOは乗り降りがしやすいステップスルー型のフレーム形状ですが、トラス(ハシゴ)状のデザインで剛性を確保している点が個性となっています。
【その1】ROCKA FLAME「HAYATE」
【その2】MATE. BIKE「MATE X」
【その3】FANTIC「ISSIMO」
【比較ポイントD】ハンドル周り
ハンドル形状やそれに伴うライディングポジションも3車3様で個性的。HAYATEはハンドルもBMX的な形状ですが、やや後ろめに座るのでライディングポジションはクルーザー的です。MATE Xは高さ調整可能なハンドルなので、体格や好みに応じてライディングポジションを変更可能。ISSIMOはかなり幅の広いハンドルが付いていて、跨るとマウンテンバイクのような姿勢かと思えば、大きめなサドルが後方に付いていているので、どれにも似ていない独特のライディングポジションになります。
【その1】ROCKA FLAME「HAYATE」
【その2】MATE. BIKE「MATE X」
【その3】FANTIC「ISSIMO」
【比較ポイントE】変速ギア/ブレーキ
変速ギアは3車ともリアのみですが、HAYATEは外装の7速、MATE Xは外装の8速、そしてISSIMOは内装式の8速ギアを採用しています。内装式は重量が重くなるのですが、停止中でも変速操作ができるのがメリットです。3モデルともブレーキは全てディスクブレーキですが、HAYATEは機械式、ISSIMOは油圧式。MATE Xだけは、機械式と油圧式が用意されていて選べるようになっています。
【その1】ROCKA FLAME「HAYATE」
【その2】MATE. BIKE「MATE X」
【その3】FANTIC「ISSIMO」