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2022/7/2 6:30

360度ドラレコの“あの弱点”を克服! 3カメラ搭載の高解像度ドラレコ「DC4000R」

昨今のライフスタイルに適した生活家電や、トレンドのデジタルガジェット・AV機器など注目のアイテムを、各ジャンルに精通するプロがレコメンド。いま何を買うべきか、迷った際の指針にしてほしい!

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ドラレコは360度+αがオススメ

煽り運転トラブルがメディアで取りざたされて以来、関心が高まっているのがドライブレコーダー(以下、ドラレコ)。カーITジャーナリストの会田さんは、従来の360度タイプの弱点を克服したモデルに注目している。

 

360度ドラレコの弱点を克服し映像収集能力で比肩するものなし

カーメイト

ダクション 360D DC4000R

実売価格5万5550円

全天周360度カメラを含む3カメラを搭載したドライブレコーダー。フロントにはオンセミ製、リアカメラにはソニー製の高性能センサーを採用し、夜間撮影も鮮明だ。別売りのオプションと接続すれば駐車中も最大48時間監視でき、トラブル時も安心。

SPEC●モニターサイズ:2.7インチ●撮影画角(フロント/360/リア):水平96×垂直50度、対角119度/水平360×垂直190度/水平131×垂直75度、対角155度●STARVIS:搭載
(リア)●サイズ/質量:W122×H92×D47mm/206g(メイン)

 

私が激推しします!

カーITジャーナリスト

会田 肇さん

自動車雑誌の編集を経てフリーに。カーナビやドライブレコーダーのほか、自動運転技術などにも詳しい。

「高画質な360度ドラレコとして誕生した同シリーズの、第3世代モデル。従来の360度カメラでは解像度不足がネックでしたが、本機は全天周カメラに加え、画角を狭めたフロントカメラが先行車のナンバー読み取り精度を補強します。360度ドラレコの弱点を徹底的に排除して完成させており、信頼性は抜群。映像データの収集能力では、コレの右に出るものはない、とさえ思えます。画質も素晴らしく、走行中の状況を漏れなく捉えます。もしものときの安心につながる各種機能も充実。GPSの位置情報記録機能を備え、データの信頼性を担保します。後から明るさ調整やぼかし処理が行えるPCビューワーも、正確な状況把握を助けます」(会田さん)

 

↑必要十分な2.7インチの液晶を搭載。操作ボタンを4つに絞り、幅広い年代が直感的に操作できるよう配慮した

 

↑役割の異なる3つのカメラが全域をカバー。車両の前後はナンバープレートまでも高画質で記録し、車内や側面は全天周カメラが切れ目なく録画する