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2022/4/2 19:00

1年間の走行距離は6万キロ以上! バイクはもはや体の一部なGARUのハードボイルド・バイクライフ

冒険家・滝行家であり、モデルとしても活躍しているGARU。年間走行距離6万キロ以上、「バイクは体の一部」という彼女のハードボイルド・バイクライフについて聞いてみた。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:背戸馬)

GARU:冒険家であり滝行家。陸/空/海、どんなステージでも活躍する挑戦者。本業のモデル業に加え、船舶1級/潜水士/大型自動二輪/パラグライダー選手など複数資格を持つ、これまでの旅は世界を2周、常に何かを求めて国内外を旅を続けている。現在マットモーターサイクルズで日本中をツーリング中

 

【GARUのMASTIFF250の画像はコチラ】

 

バイクはもはや体の一部

――先ほどの撮影でバイクを見たらけっこう汚れてましたけど、どこかに走りに行かれたんですか?

 

GARU「那須から帰ってきました、今日」

 

――栃木県の那須ですか。今日?

 

GARU「はい。那須高原の別荘をお借りして、お泊り会みたいな」

 

――乗ってきていただいたMUTT MOTORCYCLES(マットモーターサイクルズ)のMASTIFF250は、いかにもタフそうなスタイルですから、冒険家のGARUちゃんに似合いますし、汚れがあるのもサマになってますが

 

GARU「ほんとですか? 実は数日前にきれいにしたんですよ。整備もしてもらって全部きれいにしたんだけど、ちょっと雪で汚れちゃって(笑)」

 

――雪? 那須高原の方はまだ雪があるんですね

 

GARU「すごかったですね。道の真ん中には積もってないですけど路肩にはけっこうあって、溶けて道に出てきてました。行ったのがロッジみたいなところだったので、雪が残る砂利道を通って……」

 

――そういうとこ、普通はスタッドレスタイヤを履いた車で行くんですよ(笑)

 

GARU「途中、ずっと『この先スタッドレス装着車以外通行止め』みたいな案内が出てました」

 

――雪があるところにも果敢にもバイクで行っちゃうと

 

GARU「そうですね。いちおう冒険家って名乗ってるので、どこでも行きます(笑)。『バイク愛がない』っていうとすごく語弊があるんですけど、私はバイクを道具としか思ってないんです。でも、道具っていうとまた語弊があるんですよね……。なんか、もう体の一部というか、一心同体!みたいな。なので、『私が頑張れるなら、お前も頑張れるだろ』というスタイルです(笑)」

 

――GARUちゃんのそういうスタイルについてきてくれるバイクじゃなきゃだめですね

 

GARU「そうですね、あの子(MASTIFF250)はついてきてくれます」

 

――そんなにハードに使って、MASTIFF250にトラブルって?

 

GARU「ないですね。あるとすればチェーンが切れちゃったことくらい」

 

――チェーンが切れちゃう? なかなかないですよ

 

GARU「そうですか?『もう無理だよ』ってバイクが言うと切れちゃうのかな」

 

――オートバイのほうから限界を知らせるシグナルが出るわけですね。MUTT MOTORCYCLES(以下、MUTT)は2019年に日本に上陸したイギリスのカスタムビルダー製のオートバイです。デザイン性が高いのは見ての通りですが、しっかり走れるんですね

 

GARU「そうです。耐久性も高いです」

 

――じゃあ、バイクで気を使うことって?

 

GARU「交通ルールを守るのと、定期的なメンテナンス以外は何も気を使わないです」

 

1年間の走行距離は6万キロ以上

――年間走行距離ってどれくらいなんですか

 

GARU「1年で6万~7万キロくらい乗りますね。去年の夏も6日間で6800キロ走りました」

 

――一体どこを走るとそんなにいくんですか

 

GARU「北海道の友達からツーリングに呼ばれて、『OK行くね!』って感じで北海道に行って、その次に九州の友達から、『阿蘇においでよ』って言われてまた『OK!』ってそのまま九州まで行って。そこでバーっと遊んで、また北海道から呼ばれて……みたいな。私、日本ってぜんぶ近所だと思ってて」

 

――うーむ(絶句)

 

GARU「半径1000キロ圏内はぜんぶ近所だと思ってますから」

 

なお、インタビューに同席してもらったマネージャー氏によると、GARUちゃんの乗るMUTTのバイクは1.5万キロから2万キロで車両を交換しているそうだが、現在のMASTIFF250で8台目。控えめにカウントしても12万キロ以上は走っているそうだ。いわく「フカシだと思うでしょ? 本当です」。

 

――そのスケール感はすごい

 

GARU「でも、走ろうと思って走ってるというよりは、行きたい場所に行ってたらそれだけ走っちゃったという感じなんです」

 

――なんでも、1回乗ると給油以外では止まらないとか

 

GARU「目的地が決まっていれば、基本、そこまでは休憩しないですね。もちろん何も用事がなければ、途中で休憩したりとか、ライダーに話しかけたりとかはします。私、目的地を決めたら、夜走るんですよ。夜11時か12時に出発して、早朝に着くように走ります。昼間はいろんな誘惑があるから……私、誘惑にすぐ負けるので」

 

――なるほど、夜は誘惑が少ないから

 

GARU「はい。サービスエリアも閉まっているところが多いし、走っている人も少ないし、話す人もいない。だから、けっこう距離を走るときはオムツはいて、給油以外では足をつかず走っちゃいます」

 

――へえ(2回目の絶句)

 

GARU「1回降りたら“終わり”なんです、絶対。どんどん寒くなっちゃうし、やれコーヒーとか、もうちょっともうちょっと……と、休憩がどんどん伸びちゃう。だからいつも時間ギリギリに出ます」

 

――バイクって移動が楽しいじゃないですか。どこかに寄ったり美味しいもの食べたり。GARUちゃんの場合は、あくまで目的まで行くための手段なんですね

 

GARU「そうです。私の足だし、ほんとに体の一部だと思ってます」

 

GARU流「バイクの選び方」

――GARUちゃんくらい移動距離が長いと、大型バイクに乗るって選択もあると思うんですが

 

GARU「リッターバイクは撮影では乗りますけど、日本で買おうとは思わない」

 

――それはなぜです?

 

GARU「バイクがかわいそう。スピードを出せないし、渋滞をトコトコ2、3速で走って……バイクがかわいそうだなって」

 

――本来の性能を使い切れないままなのはかわいそうだと

 

GARU「そう。逆に性能を使っちゃうと捕まるし、危険。かといって、私は性能を試すためだけにサーキットに行きたいとは思わない。だから撮影とか、たまにレンタルで楽しむくらいがちょうどいいかなって」

 

――考え方が合理的なんですね。でも、性能は使い切れないとしても、大きいバイクは高速移動が楽じゃないですか

 

GARU「楽ですね。でも、やっぱり私のベースは東京なので、機動性を重要視してるんです。リッターだと、もし人がいきなり飛び出してきたり、なにかあったときに止まれる自信がないし、どこかにぶつけて傷つける自信がある(笑)。250くらいなら最悪そういう事になっても、なんとかできそうな……自信はないですけど、まだリッターに比べたら事故は少ないかなと思います」

 

――リスクも考えて車種選択をしているんですね

 

GARU「あと私、“ゼロ100”なんですよ。アクセル全開かオフかしかないので、MUTTのバイクがちょうどいい。これが100%出したところでスピードも100キロちょっとしか出ないので、安心安全です。それにキャリアをつければ荷物もガッツリ乗りますし。タンデムもできるし、250なので車検はもちろんないですから」

 

――今は女性も大型免許をとってリッターバイクにのる方も多いですが、誰よりアクティブなGARUちゃんが「250がぴったり」と言うのって意外です

 

GARU「大型バイクの免許を取るのはいいんですよ、でも乗るのはね。基本は飾ってて長距離に年に2、3回だけ乗るとかだったらぜんぜんいいんですけど、日常生活で使うとかなら違うのかなって」

 

バイクとの出会い

――質問を変えまして、バイクとの出会いを教えていただけますか

 

GARU「16で免許を取って、最初に乗ったのは家にあった適当なスクーターとかですね」

 

――ご家族もバイクに?

 

GARU「お父さんも乗ってましたし、おばあちゃんも乗ってました」

 

――おばあちゃんもバイクに乗ってたって、それちょっとおしゃれですね。じゃあ生活圏内にオートバイがある生活だったと

 

GARU「富士スピードウェイが近かったんですよ。いろんなチームのピットがあったり、同級生の親御さんもレース関係者だったり、そういう環境で育ったのでバイクは普通って感じでした」

 

――免許とったり、乗ったりというのも自然な行為だったと

 

GARU「ですね。通っていた高校は、16歳になると学校に教習所の車がお迎えにきて、みんな当たり前のように取るみたいな」

 

――珍しいですね。免許を取ることについてご両親の反応はどうでした?

 

GARU「親は海の仕事もしていたので、『16になったら特殊小型船舶操縦士とバイクは取りなさい』と」

 

――『取りなさい』なんですね(笑)

 

GARU「あと、うちの地域ではいつ富士山が噴火してもおかしくないって言われてて、万が一のときは自転車じゃ逃げられないから、バイクででもなんでも逃げなさいみたいな」

 

――バイクは自衛手段でもあると

 

GARU「自衛手段にもなるし、あとは交通ルールを学んだりとか社会勉強にもなるから」

 

――オートバイ乗りたくても乗れなかった世代からすると羨ましい話です。そういう経験が、GARUちゃんのオートバイを足として使うっていう原点になったりしてるんですかね

 

GARU「他の子の話を聞いていると、『何々っていうバイクに乗りたくて免許をとった』っていうのが原点だけど、私は自転車と同じで、バイクは乗り物のひとつみたいな感じ。なので、何か決まった車種に乗りたいとか、バイクで何をしたいとかがあんまりなかったですね」

 

バイク便で稼ぎまくった日々

――歴代のバイクは?っていう質問も用意して来たんですけど、実家にあったのを乗ってたとか、乗りたかったバイクも特になかったと

 

GARU「そう。アメリカ留学したときはホストファミリーのショベル乗ったりとか、友達のバイクにいろいろ乗ってきたけど、何を歴代のバイクっていうのか……よく訊かれるんですけど、わからないんです(笑)」

 

――GARUちゃんとバイクの馴れ初めはちょっと変わってますしね

 

GARU「歴代のバイクとして覚えてるのは、ちょっと前にニンジャ250に乗ってました。ちょっと古いやつ。そのころバイク便の仕事をしてました」

 

――どうしてバイク便をやってたんですか

 

GARU「ずっと海外にいて日本に帰ってきたときに『バイクに乗りたいな』って思ったけど、東京ってただ停めておくだけでもコストがかかるじゃないですか。あと、仕事をしたら乗らないんだろうなって思ったんです。だから、バイク系の楽しい仕事をしようかなって思ったときに、バイク便の話を聞いたんですね。私が入ってた会社はメンテナンスも全部してくれるし、会社にバイクを置かせたりもしてくれる。めっちゃいいじゃんって、それくらいのノリです(笑)」

 

――趣味と実益を兼ねていたわけですか

 

GARU「GW前とかは、多いときで1日10万とか稼いでたんですよ」

 

――1日10万?

 

GARU「はい。長距離便っていうのがあって、栃木とか群馬とかに行って帰ってきただけで3万4万とか。どうしてもGW前に急ぎの荷物を届けたいけど宅配便は混んでて間に合わないって場合があるんですよ。速いし快適だし、都内走るのも長距離走るのも250のニンジャがちょうどよかったんです」

 

――バイク便は何年間くらいやったんですか

 

GARU「海外と行ったり来たりだったんですけど、所属はいちおう5年くらいしてました。稼いでまた海外に行ったりする、そのスタイルがすごい良くて」

 

――それはいいですね。長距離を走るのはバイク便時代から板についてるんですね

 

GARU「はい。長野にも行ってましたけど往復で500キロくらいなのでぜんぜんって感じでした。今も夏になると週3くらいで大阪に日帰りで行くので。プライベートで」

 

――うーむ(3度目の絶句)

 

MUTTとの出会い

――GARUちゃんはMUTT MOTORCYCLESのアンバサダーをされていますが、どういうきっかけで就かれたんですか

 

GARU「MUTTが日本に来るときに、雑誌の撮影で声をかけてもらったんです」

 

――そこからMUTTカフェ巡り旅がスタートするわけですね

 

GARU「そうです。MUTTカフェって北海道から九州まで30か所くらいあるんです。MUTTを買う人って、バイクよりファッションが好きだったり、周りにバイク乗りの友達が多くなかったり、走りに行くにもどこに行けばいいの?って人たちが多いんです。MUTTを購入したときやオイル交換したときにMUTTカフェのコーヒーチケットがもらえるんで、MUTTに乗ってコーヒーを飲みにカフェに行って、そこで交流したり、情報収集ができる。つながりを増やすためのカフェなんです」

 

――なるほど。全国30か所全部に行かれたとのことですけど、どれくらいでやり遂げたんですか

 

GARU「1か月くらいかな。そんなにかかってないですね。ただ、行ったあとが長いんですよ。1か所に何週間も泊まったりとか、半年くらいいたところもあったかな」

 

――どういうことです?

 

GARU「カフェに行っていろんな話してて、『今日どこのホテル泊まるの』『いや、テントなんですけどちょっと庭貸してもらえないですか』って。そこから庭先を借りてテント張ったりしてるうちに、『部屋の中に泊まりなよ』とか『うち来なよ』みたいな感じで仲良くなって、もう居座るみたいな(笑)」

 

――GARUちゃんならそういうことをやりそうなイメージはありますよ。もともと世界を旅されたときもそんな感じで?

 

GARU「そんな感じですね。風呂敷一個でふらふらしてたっていう。もともとの私の旅スタイルです。私、人生において2つ大事にしていることがあるんです。1つ目が環境をかえること。もう1つは人に会うこと。この2つをすごく重視しています」

 

――旅そのものの魅力とも重なりますね

 

GARU「同じところに留まってしまうと、考え方が凝り固まってしまったりする。人に会えば、いろんな情報がいっぱいある。ネット社会って調べればなんでも情報が出るけど、それはあくまで自分の興味のあることしか調べないじゃないですか。でも人に会ったら、自分が全然興味なかったけど、なんか面白そうなつながりができて、そこからどんどん広がるので、それが楽しいんです」

 

波照間島ツーリングの辛い思い出

――ハードな旅をされていますけど、ツーリングでの辛いエピソードなんかは?

 

GARU「日本でですか?」

 

――じゃあ日本にしましょうか

 

GARU「辛いこと……なんだろう、波照間島の話がいいかな」

 

――ぜひ教えてください

 

GARU「バイク乗りって、日本最北端の北海道の宗谷岬から最南端の鹿児島県の佐多岬まで行きたいって夢があるじゃないですか。でも、そこは本当の最南端じゃないんですよ。日本最南端は沖縄本島から500キロ先の波照間島にあるんです。日本最南端の石碑があるんですけど、私はそこにどうしても自分のバイクを持って行きたかった。でも、沖縄本島から波照間島の間はフェリーがない区間があるので、波照間島では自転車とかバイクをレンタルするしかないんです」

 

――フェリーがないのに、どうやって自分のバイクを?

 

GARU「漁船のおじさんに直談判して乗せてもらいました。固定するベルトもなかったので、ずっと海が荒れ狂う中、バイクを自分で押さえながら。MUTTは重量120キロくらいだから2人いれば持ち上げられるんですよ。で、島の中に入って1日くらいふらふらして、『明日漁が終わってから迎えに来るね』って言われてたのに海が荒れちゃって。そのまま1か月」

 

――1か月? 波照間島に?

 

GARU「はい。荒れちゃって船が出せなくて。島にある商店にも物資が入らないので、食べ物がどんどんなくなってきて、2週間くらいで完全に尽きたんです。そのあとはそのへんにいるカニを食べたり、野生のバナナ食べたり、島のおばあちゃんと仲良くなってサーターアンダギーを食べさせてもらったりとかして、町全部を巻き込んでそういう生活をしました。初めて『帰りたい』って弱音吐きましたね(笑)」

 

――だって島から出られないんですよね

 

GARU「帰りたいっていうのは、飽きたからなんですよ。旅先で生活を確立するまでが好きで、確立しちゃったら飽きちゃうんです。ここにいけばおばあちゃんがサーターアンダギーをくれる、ここにいけば野生のバナナが採れる、ここにいけばカニが食べられる……それがわかっちゃったら安定した生活になるじゃないですか。安定する生活までの過程を楽しむのが好きなので。だから飽きちゃってもう帰りたいと(笑)」

 

――じゃあ1か月、波が穏やかになるのを待っていた

 

GARU「ですね。実は自分だけ飛行機で帰ろうと思えば帰れたんです。東京から『バイクおいて帰ってくれば』ともそそのかされたんですけど、私にはバイクだけおいて帰る気はなかった。自分の体の一部なので」

 

MUTTで世界一周のプラン

――そういえば、バイクでも世界1周するなんて話も聞きました

 

GARU「そうなんですよ、本当は去年から実行したかったんですけど、新型コロナで立ち往生してる感じです。もう国土交通省にも問い合わせて、行ける国とルートをある程度確立してます。韓国から中国に渡り、南下してベトナムやカンボジアなど東南アジアを回って、という感じですね。MUTTで行こうとしているんですけど、ディーラーも東南アジアにもあるのでそこにも寄りながら」

 

――それは大冒険だ

 

GARU「イギリスにも1度寄って、イギリスでMUTTを交換して、違うバイクでもう半分回ろうかなと」

 

――日本からイギリスまでバイクで行くだけでもすごいですが、そこで「半分」ですか(笑)

 

GARU「世界1周をやるんだったら記事を書きながらとか映像を撮ったりとか、どこかに爪痕を残しながらやりたいんです」

 

――爪痕ですか。具体的には?

 

GARU「はい、その地域を変えながら回りたいって思ってます。これまで世界を2周してますけど、はがゆい気持ちになることが多かったんです。たとえば“水道がない地域に井戸を掘ろう”って番組があっても、掘った井戸はその後権力者が奪って金儲けをしている。そういうのを何度も見てきて、何もできなかったんですね。

私は、じゃあ井戸を作るにしても動画でその様子を映しながらクラウドファンディングをその場で始めて、ちゃんと人件費を払って管理できるようにして、ずっと継続的なサービスを作ったりすることをやりたいんです。私の発信力だったらメディアで流せば人も集まると思うし、その状況をリアルタイムで見せながらっていうのは面白いし、社会貢献にもなるじゃないですか。ただ世界を回るだけじゃなくて、視聴者を巻き込みながら、言いすぎかもしれないけど国を変えながら回れたらいいなって思います」

 

――壮大な計画ですね

 

GARU「普通に回ったら、赤道距離でもたかだか2万キロしかないので半年もあればいけますけど、やっぱりいろんな国にいって、みなさんと仲良くなりたいので。これを願望で終わらせたくないんですよ」

 

バイクを「自分の足」と言い切る冒険家・GARU。カスタムしたり磨いたりする寵愛のしかたとはまた違った、バイクへのこだわりや愛情をひしひしと感じることができた。3度目の世界1周はバイクで巡り、各国から刺激的なレポートをしてくれることは有言実行のGARUちゃんなら間違いないだろう。