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2022/8/10 10:45

独自開発のハイブリットシステムが驚異的! ルノーの新型SUV「アルカナ」を分析

【GOD PARTS 1】カーボンパネル

スポーティさと質感の高さが同居

スポーティなイメージの強いカーボンパネルがインパネ横一面に採用されていて、走りの雰囲気を高めてくれます。さらに同パネルの上段には赤いラインが、下段には光るラインが引かれていて、質感の高さも強調されています。

 

【GOD PARTS 2】トランスミッション

マニアックな技術は世界最高峰のF1譲り

ルノー独自のフルハイブリッド車には専用システムが必要ということで、F1でも使用される軽量&コンパクトな「ドッグクラッチ」が採用されています。これにより唯一無二のトランスミッションに仕上げられました。

 

【GOD PARTS 3】フロントブレード

フロントのイメージはフォーミュラカー!

40年以上もの長きにわたってF1に参戦してきたメーカーだけに(現在は「アルピーヌ」ブランドで参戦中)、アルカナにもF1のイメージが受け継がれています。下部グリル内のブレード板はまるでF1のフロントウイングです。

 

【GOD PARTS 4】ステアリング

スポーツモデルの証を小さくアピール

日本車だと右側が多いですが、運転支援装置のスイッチ類はステアリング左側にゴソッとまとめられています。下部にある黄色い2つの菱形は、ルノーのスポーティモデルの証で「R.S.(ルノー・スポール)」のロゴマークです。

 

【GOD PARTS 5】シートベルト

気持ちを高めてくれる赤いライン入り

日本仕様はまだワングレードしか設定のないアルカナですが、内装の各所に赤いラインが入っていてスポーティムードは抜群です。シートはもちろん、シートベルトにまで赤いラインが入っているのは珍しく、カッコ良いですね。

 

【GOD PARTS 6】インパネ

運転席を中心に考えられたスポーティな作り

コンパクトカーを主力とするルノーですが、クルマの味付けはスポーティなことが多いです。アルカナのインパネも、全体を引いて見てみるとちょっとだけ右傾化していて、しっかりとドライバー中心の設計がなされています。

 

【GOD PARTS 7】バックドア

開口部が広くて大きな荷物も積みやすい

荷室はトランクではなく、室内スペースと繋がっているハッチバック構造ですが、ルーフ部分が長いため、バックドアもかなり長くなっています。開口部が広いので、大きな荷物を積み込みやすいという利点があります。

 

【GOD PARTS 8】ルーフライン

トレンドを意識しつつ独自性もあり

弧を描くようになだらかなルーフラインはいまやSUVのトレンドですが、アルカナは後端がストンと下へ落ちるデザインになっていてオリジナリティに溢れています。左右に張り出したフェンダーはSUVらしい力強さを感じさせます。

 

【GOD PARTS 9】デジタルメーター

美しくも神秘的なビジュアル

ドライバーの目の前に備え付けられた10.2インチのメーターは、近年のトレンド通りフルデジタル式になっています。走行中の各種情報とともに、中央には地平線に向かって走る自車の美しいグラフィックが表示されています。

 

【これぞ感動の細部だ!】ハイブリッドシステム

まさかの独自設計で優れた燃費と走りを両立!

2030年までに販売車の9割を電動化すると発表済みのルノーによるフルハイブリッドシステム「E-TECH HYBRID」です。日産を傘下に収める同社ですから「e-POWER」を使うのかと思いきや、独自でシステムを開発しました。1.6Lの自然吸気エンジンに2つのモーターが組み合わされ、巧みな動力の使い分けで力強い走りと低燃費を共存させています。

 

撮影/我妻慶一

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

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