【GOD PARTS 1】リアコンビネーションランプ
帰ってきたオマージュデザイン
このリアランプのデザインは、4代目Z32型フェアレディZがモチーフになっているそうです。当時もカッコ良いと話題になりましたが、その後、同じようなデザインのリアランプは登場しませんでした。満を持してまたZで復活したワケです。
【GOD PARTS 2】ヘッドライト
名車のくぼみ形状を現代技術でリデザイン
名車と言われる初代S30型フェアレディZをモチーフとした形状になっています。初代モデルはくぼんだ形状の中に丸いヘッドライトが埋め込まれていましたが、新型ではこのくぼんだ部分の形状を元に、モダンにデザインされました。
【GOD PARTS 3】マフラー
見た目はスポーティだが排気音はジェントル
両側2本出しマフラーがスポーティです。しかしよく見ると、排出口の周囲に小さい穴がたくさん開いています。この穴の影響かどうかわかりませんが、排気音はとても静かで、見た目ほどスポーティではありません。
【GOD PARTS 4】エンブレム
郷愁を誘う筆記体はやはりあの名車から
フェアレディZファンならすぐ気づくと思いますが、新型Zのリアにある車名エンブレムは、初代Zと同じく筆記体になっています。なんだか懐かしくもあり、タイムスリップしたような不思議な感覚に陥ります。
【GOD PARTS 5】Sモードスイッチ
回転数を自動で合わせて気持ち良くシフト変更!
シフトノブ左奥のスイッチを押すと「シンクロレブコントロール」が作動します。これは、シフト操作をした際にクルマが自動でエンジン回転数を合わせてくれるというもので、プロが操作したような感覚を味わいながら変速できます。
【GOD PARTS 6】フロントグリル
空気取り入れ口はシカクデザイン
ココも初代フェアレディZをモチーフとしたデザイン。いまどきのクルマのデザインでグリルがきっちり四角い長方形という例は少ないですが、フロントまわりに違和感なくまとめられていて素晴らしい仕上げですね。
【GOD PARTS 7】6気筒エンジン
現代でも気持ち良さがトップクラスのユニット
初代モデルは軽量スポーツカーのイメージがありますが、実は当時から6気筒エンジンを搭載しています。新型では、現在のスカイライン最強の「400R」に搭載されるV6エンジンを採用。低回転域からトルクフルで気持ち良く加速します。
【GOD PARTS 8】3連メーター
中身はなんでも良し! 存在することに価値がある
初代、2代目など過去モデルで継承されてきた3連メーターが、インパネ中央上部に設置されています。ブースト計、ターボ回転計、電圧計ですが、内容はあまり関係なくて(笑)、ここにメーターが3つ付いていることに価値があります!
【GOD PARTS 9】ラゲッジルーム
開口部は大きいが深さはそれほどなし
Z伝統の前後に長いリアハッチが採用されています。開口部はかなり広くて大きな面積の物を積み込みやすいのですが、収納部に深さがないのであまり厚みのあるものは入れられません。スポーツカーなのでここは期待しないでください(笑)。
【これぞ感動の細部だ!】ルーフライン
栄光のラインは新型でも継承!
Zの歴代モデルでいつの時代も常に継承されてきたのが、この美しいルーフラインです。フロントガラスの上端からキャビンの上を通ってボディ後端までなだらかに弧を描くこのルーフは、世界のスポーツカーと比較してもとてもエレガントです。巨大なガラスを使っているために重量は結構かさむと思いますが、美を追求している「貴婦人」らしい選択だと思います。
撮影/我妻慶一
【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】