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2018/6/4 18:30

ついにハワイにユニクロが初登場! ハワイに進出している日本ブランドとホノルルの意外な一面

[小売] ドン・キホーテ

“激安の殿堂”のキャッチコピーで知られる「ドン・キホーテ」は、ハワイにある3店舗のほか、カリフォルニア、シンガポールなどに展開中。おなじみの「ドン、ドン、ドン ドンキ~♪」という曲が店内に流れ、日本の食料品だけでなく生活用品、生鮮食品まで幅広く扱い、地元でも「安いスーパーマーケット」のひとつとして親しまれています。

 

ドン・キホーテは、ハワイやカリフォルニアで展開するスーパーマーケットを買収し、事業をどんどん拡大しています。

 

これらの日本企業は、経営幹部は日本人が担っているものの、一般社員については現地採用を行っている場合が一般的で、地元ハワイの雇用や経済にも貢献しているといえます。ただし、外務省が発表している「海外在留邦人数調査統計」(平成29年要約版)を見てみると、日系企業の数が多いのはアジアの都市で、ハワイの日系企業数については決して多いわけではありませんでした(ホノルルの2016年における日系企業数が205に対して上海は22197、タイは1713)。物価が高いハワイでは、新規店舗開店にかかる建築費用などのコスト面がネックになっていることが一因として考えられます。それでも、年々観光客数が増えているハワイは、一部の日系企業にとって十分に魅力的な市場かもしれません。

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