2:電話ボックス型カラオケボックス
カラオケは日本が世界に誇る発明品ですが、最近は海外でもカラオケボックスは進化を遂げています。
台湾のカラオケは、スナックのような所か、豪華な設備の「KTV」と呼ばれるカラオケボックスが主流ですが、そこに割って入ってきつつあるのが「電話ボックス型カラオケボックス」。
電話ボックスより少し広いくらいの空間には4~5人が入れる設計。防音効果も抜群です。1万曲以上が収録されており、公用語として主に使われている中国語の歌を中心に台湾語、日本語、英語の歌もあるそう。週末や休日に使用する人の姿も見かけますが、外にはまったく音が漏れません。店員は常駐していませんが、トラブルや操作方法がわからない場合、LINEや電話でコンタクトすると24時間以内に対応してくれるそうです。歌っている姿を見られたくない人は、カーテンを閉めて外から目隠しをすることもできるので安心。1曲30台湾ドル(約110円)というお手軽な価格と、予約も必要ないことが人気の秘密となっているようです。
韓国では台湾で流行する前から、このタイプのカラオケボックスが既に多数あったとの情報もあり、ひょっとしたらこのスタイルのカラオケボックスは韓国から入ってきたのかもしれません。真偽は不明ですが、いずれにしても台湾でこの流行はしばらく続きそうです。
まとめ
2018年の台湾で流行したタピオカミルクティーとカラオケボックスをご紹介しました。日本旅行業協会によると、日本人の海外旅行先に関する人気ランキングで、台湾は昨年に続いて今回の年末年始(2018年12月~19年1月)でも1位を獲得。ヒトが交流すれば、モノも行き交います。19年、台湾から日本にどのようなモノが入ってくるのか楽しみですね。ひょっとしたら電話ボックス型カラオケボックスの逆輸入があるかもしれません。