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2018/3/13 20:13

秘密は洗剤の選び方にあり! 食器洗いで手が荒れないようにするには?

気がついたら手の指や甲がガッサガサで、食器洗いがつらい……。手荒れがひどくなってきたから、「手にやさしい」ってキャッチコピーの洗剤に変えたのに、ちっとも治らないの。調理中の洗いものもあって、その都度ゴム手袋をつけるのも手間だし……。そういえば最近知り合った鎌倉さん、生活用洗剤を扱う会社に勤めていたはず。手荒れしない方法を教えてもらえないかしら。

参ったなぁ……と、いつも困っている「参田家(まいたけ)」の面々。きょうはお母さんがなにやら困っているようです。

参田家の人々
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ちょっと気弱なお父さん、元気でしっかり者のお母さん、もうすぐ小学生の娘、甘えん坊の赤ちゃん、家族を見守るオスの柴犬の4人と1匹家族。年中困ったことが発生しては、宅配便で届いた便利グッズや、ご近所の専門家からの回覧板に書かれたハウツー、知り合いの著名なお客さんに頼って解決策を伝授してもらい、日々を乗り切っている。

 

食器洗いで手が荒れるのをなんとかしたい!

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「見てください、この指! 指と爪の間が割れちゃって、洗剤がしみるんです。手荒れしない洗剤を探してみたんだけどダメで……。旦那に食器洗いを担当してもらおうかしら」
「ヒドイ手荒れですね……。そもそもなぜ荒れてしまうかというと、食器用洗剤は、食器についた油を落とすのと同時に、体から出ている皮脂もとってしまうんですよ。皮脂が取れると肌を守ってくれるバリアがなくなり、「タンパク質変性」という手荒れの原因を引き起こすんです。あと冬は食器洗いにお湯を使いますよね? お湯を使うと洗浄力があがるので、さらに荒れやすくなるんです。さらには極端な酸性やアルカリ性の洗剤に触れるだけでも、手荒れの原因になりますね」
comment-mother
「油が落ちれば皮脂も落ちる……。確かにそうですね。「手にやさしい」って評判の洗剤もあるけど、しっかり汚れを落としてくれるのか不安だし、泡立たなくてドバドバ使うから、お財布にもやさしくない気がするんですよね」
「手にやさしいといわれる洗剤は、界面活性剤が皮脂を取り過ぎない配合になっているのが特徴です。油分を溶かして取るのではなく包み込んで取るイメージですね。界面活性剤が多ければ、洗浄力も高いんですよ」
comment-mother
「そもそも界面活性剤って、体にはあまりよくなさそうなイメージで、どんなものなのかはきちんと知らなかった。界面活性剤は絶対に必要なもの?」
「界面活性剤は、水と油など本来は結びつかない物質同士を結合しやすくする働きを持っているんです。水で油分を落とす食器用洗剤には欠かせないものですね。種類は4000以上あるのですが、どのように配合されているかまでは表示されておらず、使っている洗剤がどういう配合なのか見極めるのは難しいですね。でも、肌荒れの原因となるタンパク質変性をどれくらい引き起こすのかは、ご自宅でも簡単に確認できるんですよ」
comment-mother
「え? 肌荒れの原因をそんなに簡単に確認できるなんて意外ですね。ぜひ知りたい!」
「卵の白身だけを透明のコップに入れて、そこに洗剤を数滴入れるだけです。白い濁りが多くなるほどタンパク質変性を起こす=肌荒れしやすい、ということになります」
comment-mother
「うちの洗剤で試したら、白く濁っている! やっぱり手荒れしやすい洗剤だったのね……。洗浄力を界面活性剤の配合率で見極めて、肌荒れの具合は卵の白身で検証すれば自分好みのメーカーを見つけられそうですね。天然由来成分使用などとうたわれている洗剤はどうでしょう? 肌にはやさしそうなイメージなんですけど」
「正直に言うと、天然由来や植物由来という言葉だけでは、判断は難しいですね。天然由来の原料を使っていたとしても、その量やほかの原料次第では、肌にやさしくない場合もあるんですよ」
comment-mother
「やっぱり、実際使ってみないとわからないですよね……。そういえば鎌倉さん、最近洗剤を開発したっていうことでしたね。その洗剤は、従来のものと何か違うんですか?」
「私たちが開発した『Chloris Wash for Dish(クロリスウォッシュ フォー ディッシュ)』は、ドラッグストアなどで買えないものを作りたいという思いから始まりました。主婦の方にヒアリングをしながら、とにかく“皮脂を取らない”でタンパク質変性を起こさない洗剤を目指しました。それから泡立ちをよくする気泡剤や、洗剤の粘度を一定に保つ安定化剤など、洗浄に関係ない成分を極力抑えているのが特徴ですね」
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「なるほど。まさに“主婦のための洗剤”ってことですね。早速お試しサイズから、始めてみます。ありがとうございました!」

 

毎日使うモノにこそこだわりを!

今まで選んでいたエコ系洗剤が、しっかりタンパク質変性を起こしていたのはショックだったわ……。早速教えてもらった「クロリスウォッシュ フォー ディッシュ」を試してみたら、泡立ちも弱いわけではないし、油汚れもしっかり落ちて泡切れ、水切れは抜群。何よりナチュラルな香りがいいわね! 使い始めて1週間弱だけど手荒れも少し良くなってきた気がする。毎日使うものだから、気分良く使えるものを選ぼうっと!

 

教えてくれたのは……

クリヤケミカル 研究室室長・鎌倉 民次さん
大手洗剤メーカーにて、一般消費者向け洗剤開発、業務用洗剤開発を経て、開発部門の最高責任者となるキャリアを持つ洗剤のエキスパート。退職後、クリヤケミカル株式会社にて研究室室長に。高付加価値や特徴のある洗剤の開発を行っている。

 

紹介したグッズは……

写真左:ママの洗剤工房「Chloris Wash for Dish 250ml」626円
写真右:ママの洗剤工房「Chloris Wash for Dish お買い得詰め替え用 1000ml」1566円

クリヤケミカル https://item.rakuten.co.jp/mamano/c/0000000120/