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2018/8/26 17:00

「350円バッグ」でお馴染みデカトロンの「350円マイクロファイバータオル」が使えるので紹介

吸水性が高くて速乾性のあるマイクロファイバー製のバスタオルは、スポーツシーンで活躍します。スポーツ製品ブランドと350円リュックでお馴染みのデカトロン社もマイクロファイバータオルを製造しており、いずれも手ごろな価格で購入できます。それらの実用性はどうなのか? 実際に購入して調べてみました。

 

薄くて驚きの吸水性、見事なまでの速乾タオル

コスパのよさと消費者ニーズに沿った着眼点で、次々とヒットを飛ばすデカトロン。ということで、このマイクロファイバー製タオルも要注目です。サイズは4種類を展開。80cm×130cmのLサイズ、他にSサイズ(42cm×55cm)、Mサイズ(65cm×90cm)、XLサイズ(110cm×175cm)があります。素材は85%がポリエステル、残りはポリアミド。

 

マイクロファイバーと聞くと、掃除用のふきんなどを思い浮かべる方も多いかもしれません。そのイメージはフランスでも同様で、洗剤いらずで掃除でき、使う水も少量に抑えられる「環境にやさしいエコロジーな布」としても知られています。

 

しかし、マイクロファイバーが活躍するのは掃除に限りません。一般的に1gで10km分の長さがあり、「髪の毛の1/10」程度の細さと言われる極細マイクロファイバー繊維は、吸水性も抜群。汗、プールや海で身体を拭く際にその威力を発揮してくれます。

通常のタオルと異なり、デカトロン製のタオルは速乾性に優れているので、1回の運動でも、何度も乾いたタオルの快適さが実感できます。またスポーツ後も、湿ったタオルの臭いがバッグのなかで充満する事態を遠ざけられるのです。

 

正しい使い方をすれば肌も痛めない

従来のタオルと比べて肌触りはどうでしょうか ? 正直そこは好みの問題になってきますが、綿などの質感に慣れていると、最初は「これで本当に身体を拭くの?」と戸惑うこともあるかもしれません。

 

しかし、慣れてくるとスウェードのような独特の質感も、心地よい肌触りに感じてくるから不思議。マイクロファイバー製のタオルは吸水性が優れているものの、乾燥したスポンジみたいに硬くはならず柔らかな質感のまま。洗濯時に柔軟剤を入れないよう、ただし書きがありますが、柔軟剤なしでもなめらかな肌触りを保ってくれます。

 

このタオルを使用する際の注意点は、決してゴシゴシとこすらず軽く叩くように水分を吸収させること。髪の毛もタオルで包み込むように、押さえながら水気を取るように推奨されています。強くこすると、肌や髪を痛めてしまう可能性もあるので注意が必要です。

かさばらないので旅行やキャンプにも最適

マイクロファイバーのタオルは他のメーカーからも出ていますが、デカトロン製品の大きなポイントは薄さと軽さです。全身をすっぽりと包める大きさのLサイズ(80cm×130cm)でも、薄くてコンパクトにたためるうえ、畳んだときの大きさは約17x12cmとなるのでバッグに入れてもかさばりません。

 

さらに、他社製品のLサイズでは300g前後の重さが多いのに対し、このLサイズは189g。従来のタオルなら10リットルのリュックサック(写真)の半分以上を陣取っていた大判タオルでも、本製品なら1/4程度。しかも軽いので旅行やキャンプにも最適です。

 

本製品は日本でも取り扱いがあり、価格はSサイズが350円(本国フランスでは2ユーロ)、Mサイズが650円(4ユーロ)、Lサイズが890円(6ユーロ)、XLサイズが1490円(10ユーロ)とマイクロファイバータオルにしてはお手ごろ。さすがと言ったところでしょう。2年の製品保証も付き、その強度もお墨付き。Lサイズは、写真のようなターコイズに黄色がアクセントになった組み合わせやマリンブルーにパステルグリーンで縁取りされたバージョンなど、ほかにもカラフルな色合いのものが揃っています。