雑貨・日用品
2019/6/21 19:30

“無香”に“形状記憶”…進化した最新洗濯洗剤の選び方

【形状別】ランドリースペシャリストおすすめの洗剤

洗濯洗剤とひと口に言っても、その形状や形態は粉末や液体、ジェルボールタイプなどいろいろ。ここでは形状別に、おすすめの洗剤を教えてもらいました。

 

汚れ落ちはピカイチの「粉末洗剤」

液体洗剤が主流になり、粉末洗剤のシェアは年々減ってきていますが、一條さんは粉末洗剤の洗浄力を高く評価しています。

「液体洗剤は、洗浄力の高いアルカリ性を保つのが難しく、水に入れると中性になってしまいます。一方、粉末洗剤は洗浄力が高い弱アルカリ性で、皮脂やタンパク汚れなどが落ちやすく、液体洗剤に比べて洗浄力が高くなっています。ただし冬場など水温が下がる時期に溶け残るような商品もありますから、まず溶かしてから洗濯物を入れるなどのひと手間が必要です」

 

・これひとつで完結する漂白剤・柔軟剤入り

花王「アタック 高浸透リセットパワー」
オープン価格
洗浄力の高さもさることながら、蛍光増白剤入りで白物におすすめの粉末洗剤です。「一般的に真っ白い洋服は、蛍光染料を塗布した生地で作られています。洗濯のたびにその蛍光染料が落ちていくので、着ているうちに徐々に黄ばんだりくすんだりしてしまいますが、蛍光増白剤入りの洗剤であれば、洗うたびに白さを取り戻すことができます」

 

・ニオイ落ちがいい漂白剤入り

ライオン「消臭ブルーダイヤ」
260円(参考価格)
体から出るタンパク汚れを酵素が分解し、ニオイやシミが除去できるパワーのある洗剤です。「色落ちする心配のない酸素系漂白剤が入っているので、色物でも安心して使えます。ニオイの落ちがよいので、乾きにくいタオルや室内干しの際にもおすすめです。男性のシャツや子ども服などシミが気になる衣類といった、頑固な汚れものが出るご家庭にぴったりです」

 

 

シェアナンバーワンの「液体洗剤」

冷たい水でも洗剤が溶けやすく、使用量の調節もしやすいなど、使い勝手のいい液体洗剤。

「なかでも最近注目されているのは、超コンパクトタイプと呼ばれる液体洗剤です。従来のものより濃度が高く、今までの1/3程度の量でよいので、1本が500mlのペットボトル飲料くらいのサイズしかなく、買い物や買いだめも便利。また、テクスチャーがとろりとしているので、頑固な汚れには直接塗布することもでき、通常の使い方と部分洗いのどちらにも適応しています」

 

・便利なプッシュタイプで計量いらず

花王「アタックZEROドラム式専用ワンハンドタイプ」
オープン価格
“無香性・微香料のおすすめ商品”で紹介したものの、ドラム式専用タイプです。少ない水量でたたき洗いするドラム式に合わせて開発されたもの。「スプレーボトルという形が新しく、使ってみると手に洗剤がつかず、プッシュで計量するだけでいいので、手間がかかりません。こちらも直接塗布OKで、落ちにくい汚れにもおすすめです」

 

・部分的に塗って使う“塗布放置術”も

ライオン「トップ スーパーNANOX」
260円(参考価格)
ひどい汚れには直接塗布して12時間置いてから洗濯する“塗布放置洗浄”が効果を発揮する、濃度の高い超コンパクト液体洗剤です。「汚れが落ちないからといって何度も洗ってしまうと、それだけ衣類の劣化にもつながります。洗濯機に入れる前に、汚れた部分をピンポイントで部分洗いをしたり、黄ばみなどが気になる部分に洗剤を直接塗布したりといった前処理をしてから洗濯することで、汚れだけしっかり落として衣類をやさしく洗いあげることができます」

 

洗浄力と消臭力の高さがある「ジェルボール」

水に入れると溶ける透明フィルムに洗剤が入ったジェルボールタイプの洗剤です。

「混ぜた状態では洗浄力が落ちてしまうなどの理由から、これまでうまく扱えなかった薬剤も、ジェルボールという形にしたことで使用できるようになったのが、従来の洗剤といちばん大きな違いでしょう。3層立体構造(3D)で、透明フィルム内にいくつかの薬剤が分けて入っており、水に溶かすときにフィルムが破れて薬剤が混ざるのです。洗浄力が高いので、泥汚れや油汚れなどの洗濯物が多いご家庭に向いています」

 

・スポーツや作業着などの頑固な汚れに

P&G「アリエールジェルボール3D プラチナスポーツ(14個入り)」
オープン価格
アリエール史上最強の消臭洗浄(ジェルボール史上、総合的な消臭洗浄力)を誇る“アリエール プラチナスポーツ”シリーズは、ニオイのつきやすいスポーツウエアや作業着などの合成繊維が使われている洗濯ものが出る方におすすめです。「ジェルボール型は、洗濯するときに洗剤を計量する必要がなく、ポンとひとつ摘み入れればいいだけ、という手軽さがあります。また、たった1粒で30〜65Lまでの洗濯ができます」

 

“よそゆき”以外にも使える「おしゃれ着洗い」

続いては通常の衣類ではなく、レースなどでできた下着やニットなど、繊細なものを洗うときに使う洗剤ついて聞きました。

「おしゃれ着洗い用の洗剤は、おしゃれ着しか洗ってはいけないわけではなく、おだやかな洗浄力で汚れが少ない衣類にも適しています。たとえば内勤の方など、ほとんど汗もかかず汚れもつかないけれど一度着た衣類は洗いたい、という場合は、おしゃれ着洗い用の洗剤を使って洗濯すれば、衣類を傷めずに洗うことができます」

 

・ダウンジャケットの手洗いにも

ライオン「アクロン フローラルブーケの香り[写真]/ナチュラルソープの香り(微香タイプ)」
270円(参考価格)
洗濯による縮みや色あせ、型崩れを防ぎ、やさしく洗えるおしゃれ着専用の洗剤です。「ダウンジャケットやマフラーなど、クリーニングに出すほどではないけれどシーズン中に一度洗いたい、というときは、おしゃれ着専用の洗剤で手洗いするのをおすすめします。また、刺繍やレースがついたものなどは、通常の洗濯ものとは分けて洗い、生地が傷まないように扱いましょう」

 

・洗濯で衣類の形を整える

花王「エマール リフレッシュグリーンの香り」
オープン価格
洗うたびに繊維に働きかけ、衣類の形状を整える“カタチコントロール洗浄技術”を採用しているおしゃれ着専用の洗剤。「大切な衣類は、型崩れや劣化を防ごうと、なるべく洗濯の回数を減らそうと思っている方もいるでしょう。このような洗剤を使えば、衣類の美しさを保ったまま、お洗濯ができます」

 

ここまで、最新技術によって洗浄力を発揮する洗剤を紹介してきましたが、一転、オーソドックスな“洗剤”も見直されつつあり、見逃せません。

 

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