雑貨・日用品
2020/1/1 18:30

話題の「プッシュボトル洗剤」はどっちが使いやすい? 花王「アタックZERO」vsライオン「ナノックス」徹底比較

2019年の洗剤トピックスといえば、花王とライオンから発売されたプッシュ式タイプの液体洗剤です。従来のキャップ計量式とは異なり、片手で簡単に扱え、洗濯物の量に合わせて細かく投入量を調節しなくてもいい点がウケて、ヒット商品になりました。

 

今回は2大ブランドである花王「アタック」とライオン「ナノックス」のプッシュ式容器を、ランドリースペシャリスト一條 徹が使い比べたレビューをお届けします。

↑「アタックZERO」と「トップ スーパーナノックス」のプッシュ式タイプ

 

革新的な要素を多数備えた「アタックZERO」

花王「アタックZERO」は、花王が10年以上かけて開発したという新たな洗浄基材「バイオIOS」を採用した次世代の洗濯用超コンパクト液体洗剤。通常洗濯用のほか、国内初の「ドラム式専用」をラインナップしています。ボトルも一般的なキャップ計量タイプと、ハンドルを握って直接投入できる「ワンハンドプッシュ」タイプを用意。

↑花王「アタックZERO」と「アタックZERO ドラム式専用」

 

このワンハンドプッシュ容器は、大きなハンドルを備え、軽く握ってレバーを押すだけで洗剤を噴出できるのが特徴。洗濯物の量に応じた回数をプッシュするだけでよく、片手でも洗剤を投入できます。子どもや高齢者など、誰でも手軽に使えるユニバーサルデザインを採用しています。

↑つかみやすい大きなハンドルが特徴

 

スリムでカラフルなボトルの「スーパーナノックス」

ライオンは、既存の「トップ スーパーナノックス」「トップ スーパーナノックス ニオイ専用」に、プッシュボトルタイプを追加発売しました。スーパーナノックスは新洗浄成分を配合し、頑固な汚れもしっかり落とす高い洗浄力が特徴。スーパーナノックス ニオイ専用は、4つの消臭メカニズムによる「全部無臭化洗浄」で、衣類のニオイ対策に特化した超コンパクトタイプの液体洗剤です。

↑ライオン「トップ スーパーナノックス」と「トップ スーパーナノックス ニオイ専用」

 

アタックZEROの容器とは異なり、こちらはハンドルのないポンプ容器で、ボトルを直接持ち、上部を押して洗剤を投入します。投入量の調整はプッシュ回数で行います。

↑ボトルを直接持って上部をプッシュする

 

2つのプッシュ式ボトルを徹底比較!

比較その1.「ボトル形状」

アタックZEROとスーパーナノックスのボトル形状を比較すると、まず目につくのはハンドルの有無。アタックZEROはハンドル部を持ってレバーをプッシュする方式で、とても使いやすくデザインされています。片手でも掴みやすいのですが、ハンドル部があることで少し置き場所をとってしまうことも。ハンドルをフックなどにかけておけば、場所をとらずに収納できます。

 

スーパーナノックスは、ボトルを直接握る方式なので、ハンドルタイプと比べるとやや持ちにくい反面、ボトルがスリムなので置き場所で邪魔になりにくいメリットがあります。

 

アタックZEROとスーパーナノックスのボトル形状については、どちらがいいかは好みや洗濯機まわりの環境の違いで分かれそう。個人的には、スーパーナノックスの形状は第一石鹸「ノヴァージュ」などですでに採用されていたのに対し、アタックZEROの形状は見たことがない革新的なものだったので、インパクトとしては大きかったと思います。

↑第一石鹸「ノヴァージュ」

 

比較その2.「残量の見やすさ」

液体洗剤は詰め替えられるものがほとんどなので、あとどれくらいでなくなるか、詰め替え用を買うタイミングを計ることができるのは、地味に重要な要素。この点では、スーパーナノックスは色付きの透明ボトルなので、洗剤の残量が一目瞭然で便利です。

↑スーパーナノックスは残量が一目でわかる透明ボトル

 

一方、アタックZEROの方は、白いボトルがスタイリッシュではありますが、わずかなスリットからしか残量を確認できず、しかも非常に量を把握しにくいデザインになっています。

↑アタックZEROのボトルは残量がわかりにくい

 

残量の確認しやすさというでは、スーパーナノックスのボトルの方が優れているといえるでしょう。

 

比較その3.「投入しやすさ」

続いて、洗濯機への投入しやすさをチェックしてみましょう。アタックZEROの方は、ハンドル式でにぎりやすく、レバーを軽く押すだけでピューっと勢いよく洗剤が噴出されます。勢いが強めなので、狙ったところに出しにくく、洗濯機の洗剤自動投入口の形状によってはやや入れにくいかもしれません。直接洗濯槽のなかに投入する方がオススメです。

 

一方で、スーパーナノックスの方は、ポンプを押すとゆっくりと液が出てくるので、自動投入口に入れやすく、洗剤を衣類に直接塗布するような使い方も行いやすくなっています。投入しやすさという点では、スーパーナノックスの方が扱いやすいと感じました。

 

比較その4.「プッシュ回数」

コストに影響する1回の洗濯あたりの使用量は、どちらも超濃縮タイプなのでそれほど差はありません。しかし、1プッシュで噴出される洗剤量が異なるため、プッシュ回数が変わってきます。

 

例えば、65Lの水量で洗う場合、使う量はどちらも25g前後ですが、アタックZEROが5回のプッシュでOKなのに対し、スーパーナノックスの方は8回プッシュしなければなりません。わずか3回の違いですが、スーパーナノックスを洗濯機に投入していると、「あれ、いま何回プッシュしたっけ?」と忘れてしまうことがありました。

 

その点から考えると、よりプッシュ回数が少なくてすむアタックZEROの方が投入量を間違えにくいかもしれません。

 

比較その5.「誤噴出対策」

プッシュ式ボトルは、押すだけで洗剤が出る仕組み上、誤ってボトルを落としてしまった際や子どものイタズラなどで、誤って洗剤が噴出してしまう危険性があります。

 

どちらのボトルにも誤噴出を防ぐロック機能のようなものはないのですが、アタックZEROは購入時についているストッパーを捨てずに付けておけば、レバーを押せないように固定できるので安心です。片手でサッと扱えるメリットはなくなってしまいますが、小さいお子さんやペットのいる家庭ではチェックしておきたいポイントです。

 

結論「どちらも一長一短あり優劣つけがたい」

以上のように2つのプッシュ式ボトルを使い比べてみましたが、どちらのタイプも一長一短あり、判定は難しいところ。ただ、キャップ計量式と比べると、どちらも手軽に使えて投入量の調整も簡単という点では共通です。個人的には、アタックZEROのボトルの方が斬新で、使っていて楽しさを感じました。

 

今回の比較を参考に、どちらのボトルがご自分の使い方や環境に合っているかチェックしてみて下さい。

 

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